Vaccination Is Not Immunization- eBook Japanese

予防
..
接種の本当の意味
-大切な人を守るために
ティム・オシアー著
この本の読み方
時々、この本を読んでから自分の子供に予防接種を受けさせるのをやめる決意をしたとい
う話を聞きます。もちろんそれが危ないというわけではありませんが、この本に載ってい
る情報は、こうした重大な決意をするに必要な、ごく最低限の知識にすぎません。この本
は、現在の予防接種の方針のあり方をしっかりと問いただす、最も確かな情報源を簡単に
要約したものであり、事実上の参考にというよりは、肝心な本題を少し脇から見つめ、よ
り深いものまで導くための広告のようなものとして読むことが正しいと思われます。
マーク・トゥワインによれば、私達は本を買うとき、それを読む時間を買っているような
つもりになるそうですが、通常この本を丸ごと読み終えるのに必要な時間は約 2 時間半ば
かりで、1 晩にテレビに費やす時間よりも少ないものです。大抵の人々は、本を買っても数
分間ざっと目を通した後はほったらかしにしてしまいがちですが、もし皆さんが予防接種
に疑問を感じていて、医者や新聞からは教えてもらえない話があるのでは、と感じている
ならば、この本はほったらかしにせず、しっかり読んでください。そうすることで、何ヶ
月ものリサーチの手間も省け、重要な諸問題点について知ることが出来ます。もちろん、
皆さんが何の疑問も抱いていなかったり、周りに合わせたいと望んだり、予防接種に対し
て無条件に賛成し、この国の大半の子供達と同様に、自分の子供の健康をいかさか問題が
ある手に委ねてしまうつもりなら話は別ですが、例え軽くでもこの問題について知りたい
と思うなら、この本を全部読み終えることは必要最低限のことといえるでしょう。少なく
ともこれ位の情報なしでは、結果として皆さんがこの本を読み始める前に抱えていた疑問
や不安への答えが見つからず、決断を下すことが出来ないままで終わってしまいます。
世界中で起こっている予防接種の実態は、本当はここで書かれているよりも遥かにひどい
状態です。皆さんがそれぞれ興味をもたれた問題点について、もっと深く調べたい場合は、
この本に記載した参考資料を読んで、より詳しい情報を得てください。
予防接種の現状は、年々変わっていきますし、そうしたニュースは一般のメディアでは教
えてくれません。本書でも、号ごとに全体的な手直しを加えています。もし皆さんが、本
書より前の号をお読みになったことがあっても、それだけでは今の時点に対する十分な知
識としては足りませんのでご注意下さい。
それでは、まず静かな部屋で、邪魔のないよう電話のスイッチを切り、テレビも ipod もオ
フにしてから、表紙から裏表紙まで、一気に読み終えてください。そうすれば、このトピ
ックに関する入門的な知識を得ることが出来るでしょう。
はじめに
1980 年から現在にかけて、世間からの要請もないのに、合衆国で子供達に行われるワクチ
ン接種の量が 3 倍にも増えたのは、どうした訳でしょう? そして今や、大人に対しても
ワクチン接種が企画されているのは、なぜなのでしょう?
予防接種の論争に関しては、少なくとも 2 つの相反する見解があります。ひとつは、私た
ちが新聞やテレビ、雑誌などで常に目にする考え方です。もう片方の考え方は、少し掘り
下げてみないと見付からないものですが、それでもれっきとして存在する見解です。この
本を読みながら多少なりともリサーチを始めるうちに、皆さんはある明らかな事実に気付
くでしょう:全ての情報が正しいということはあり得ない=どこかで、誰かが間違った情
報を流している、と。
さらに驚くべきことに、こうした予防接種に反対する見解は、健康志向のグループからく
るのではなく、一般主流の科学と薬学、そして法律といったデータから成り立っているの
です。この本はそうしたデータを基にして書かれました。
血液は、金のたまごと言っても良いかもしれません。何らかの薬や活性剤で血液を攻撃す
ることを、政治的にも経済的にも体制化していくことで、大もうけをしている人々が昔か
ら絶えないからです。一儲けに成功した例としては、砂糖、アルコール、コーヒー、阿片、
大麻、タバコ、コカイン、予防接種、合成エストロゲン、過剰な抗生剤、不必要な薬剤な
どが挙げられます。
子供の一生における免疫機能の良し悪しは、幼年期の血液の状態によって決まります。体
内の全ての細胞は、生まれてから死ぬまで、血液に浸かっているのですから、血液内の酸
素と栄養素の量によって、その人の健康や寿命が左右されますし、化学物質や変形したバ
クテリアやウイルス、毒性の食べ物、不安全な注射など、外部からの何らかの侵入物は、
死亡率へとつながっている-ただ、これだけのことです。
子供はだれでも、危害から守られる権利を持っています。一方で予防接種は危険だと主張
している大きな団体があり、もう片方では安全だと主張する大きな団体がある場合には、
空っぽの宣伝文句を鵜呑みにするのではなく、それぞれの主張が根拠とする証拠事実を見
ていかなければなりません。
血液内に外部から進入するには、皮膚か肺、もしくは消化器官を通しての、3つの方法し
かありませんが、常に変化し、危害のある環境に対応しながら人類が生き延びていくため
に、この 3 つのそれぞれには、独自の防御システムが備えられています。進化の過程にお
いて、造物主は、外部環境から血液を保護するために最善を尽くしてくれています。人の
血液の大切さに、自然そのものが気付いているというのに、私たち自身がそれをおろそか
に扱って良いものでしょうか?
人の内なる価値は、その血で決まる-
それによって強いも、弱いも決まってしまうのだ。
ヒポクラテス
目次:
予防接種とお金 6
予防接種の歴史:エドワード・ジェナー 9
天然痘 9
9/11 以降の天然痘 22
パスツールと病原菌説 30
メサノール防腐剤と自閉症 36
抗原と抗体、抗毒素について 37
自然の免疫 vs.人工的な免疫 45
ワクチン接種は何本必要か 48
成人用の新ワクチン接種導入 53
乳児の突然死 SIDS について 55
ワクチン接種が始まる以前の、病気の減少率 57
ポリオ - 小児麻痺 65
ジフテリア 70
百日咳 71
破傷風 73
はしか 86
おたふくかぜ 89
風疹、三日ばしか 90
髄膜炎 91
インフルエンザのワクチン接種 94
A 型肝炎 98
B 型肝炎 104
水疱瘡 109
ロタウイルス 113
自閉症 120
水銀について 128
子供の死 147
プレブナーワクチン(Prevnar) 148
HPV ワクチン 151
AIDS ワクチン接種の導入予定 161
SARS 175
湾岸戦争症候群 179
ワクチン接種を 受 けな い 医者 185
ワクチン接種の免除に関する法律 189
ペットのワクチン接種 193
旅行時のワクチン接種 193
新種のワクチン接種 196
グリーンなワクチン接種 198
種の選択と、ワクチン接種 199
参考資料 205
終わりに 222
私たちの世界に、恐るべき戦いの日々が訪れようとしています。子供達の血液を襲う新し
い危機から、私たち自身がわが子を守らなければならない時代が遣ってきたのです。予防
接種とは非常に儲かるビジネスであり、政府規定の予防接種のリストに載ろうと、毎年新
種のワクチンが開発され、今日では子供が18 歳に至るまでに受けなくてはならない予防接
種は、なんと 68 回にもなってしまった状況です。現代の子供達の健康状態や死亡率には、
目に余るものがあります。又、アメリカ人が疾患する伝染病や変種の病気は、急速に増え
続けています。
学校の子供達の健康状態は、明らかに悪化しつつあります。リタリンヤプロザック剤, 精神
安定剤や吸入器を使う子供達が、いたるところに見られます。歴史上最も多くの抗生物質
や予防接種を受けているにもかかわらず、今の子供達が以前よりも肥満で、病気がちで、
頭の回転が悪い(Harvard School [4])のはどうしてでしょう?
CDC による喘息の発生率の表によると、1980 年の 670 万件から 2130万件までにも増えて
います。(162,13)
その内の大多数は子供達で、1200 万件以上にもなり、毎年 5000 人以上が喘息の発作で死
亡しています。(Borenstein)[174])驚くことに、学校内の 4 人に 1 人は吸入器を持ち歩
いている、というところも在る位です。しかし毎年14 億ドルもの資金を喘息の治療に費や
しているというのに、大抵のニュースでは喘息をなぞの病気として取り扱うばかりです。
異常を持つ子供達の数は驚くほど多く、アメリカの公立学校の生徒の14%が、何らかの
障害のためのプログラムに加わっています。[34]さらに、なんとアメリカの子供達の6 人に
1 人が、神経発達に異常が見られるという有様です!-(Geier- IOM hearings [59])
予防接種を受けないためには
現在、子供に要求される予防接種の数に異論を唱える医者や、薬学研究者が増えつつあり
ます。[336] 又、他のことはともあれ、せめてわが子の血液だけは政治や金儲けの犠牲に
させたくないと、予防接種に反対し、免除申請書にサインする親達も多数います。彼らは、
人の血液の大切さを尊重し、予防接種に一線を引いたわけです。血液に何かを注入するの
が許されるのは、生死がかかっている緊急事態のみであるし、ましてや実験的であったり、
不確かなものや危険な物質を注入するなど、とんでもないことです。[12,361]
多くの書物が、予防接種は安全で必要なものだと説いていますし、奇跡的なワクチンの開
発によって、いかに現代人が伝染病の魔手から救われたか、といった話を耳にします。又、
子供達を伝染病から守るために、いかに予防接種を受けることが大切か、という話も良く
聞きます。さらに、新種の伝染病に対して効くらしい、新種のワクチンのうわさも耳に入
ってきます。
予防接種に関する 2 つの相反する意見の両方が、どちらも正しいことはありえません。こ
れらは、単なる薬学上の異なる思想ではなく、生きている私達の体の実際問題に関する、2
つの正反対の見解なのです。両方の支持者が時に感情的になったり、ヒステリックになり
がちで、科学的な根拠が欠けることもしばしばですが、両方の意見の間には困惑してしま
う程大きな隔たりがあるのです。
つまり、
私達の健康と安全を保ち続けるには、予防接種は必要不可欠である
もしくは
予防接種は、子供達を害し、弱くさせてしまう毒物である
どちらか 1つだけが正しいことになります。
どちらの側にも、多大な誤報やおろそかなデータが溢れているため、見ている人々はしば
らくすると、一歩下がってこう考えるようになるでしょう。「ちょっと待った、一体こうし
た情報の、どれがはっきり正しいといえるだろう?」
控えめな提案
子供達の血液は文字通り、私達の将来へとつながり流れているのですから、それを守る環
境は、汚さず大事に保たれるべきです。血液に何らかの異物を注入してしまう前に、次の 2
項目が確信できなくてはなりません。
1.それが子供の健康に要求されるものであること。
2.一切の危害の心配が無いこと。
さらに、今日一般に出回っている宣伝的な書物とは違い、この本に載っている全てのデー
タは、情報源を明らかに記載してあります。
新しい展開
予防接種の到来にともない、法律による予防接種の義務制度が実地されました。親が免除
申請書に署名しない限り、子供達は就学以前に予防接種を受けなければなりません。法律
の成立にあたっては議院に外部からの圧力がかかりますし、ワシントンで一番権力のある
圧力団体は製薬産業です。[51]
これだけでも、ひどい状況ですが…さて、企業の儲けと、私達の子供達の健康の保障-こ
の 2 つを天秤にかけると、優先されるのはどっちの方でしょうか?どちらか1つを選ばな
くてはいけないなら、企業はどっちをとると思いますか?
知っておかなければならないこと
この本を読んでいる親の皆さんは、大抵こう思うでしょう。「そんなこと、私が知る必要は
ないし、医者に任せておけばいいんじゃないかしら」。しかし、これには 2 つの問題があり
ます。
1.医者の大多数はこの事実を知らない。
2.この事実を知っている医者は、自分の子供に予防接種を受けさせない。[336]
この章で紹介する見解は、少数派ですが、大きなサポートと十分な参考資料に支えられた
ものであり、自分の子供を予防接種に連れて行く予定の親ならだれでも学ぶ価値のある考
え方です。皆さんが、もし何らかの点に疑問を感じたときは、
1.参考資料を確認してみる
2.お金の流れをたどってみる
以上の 2つを試してみてください。
予防接種という新興宗教
ここで取り上げている、私達の子供達の健康という課題は、とても大切で感情も入りやす
いものですし、政治的にも大いに問題になっているものです。子供にとって何が最良かを
決めるためには、親の側も、例えそれがどこへ行き着くにしても最後までデータをたどっ
て行く気持ちが必要です。
ところがなぜか、予防接種に関する正しい情報に対して、宗教的妄信に似た激しい拒否を
する人がよくいます。Ritalin やエストロゲン、抗生物質に関してはそうでもないのに、予
防接種のことになると、人々は盲目的、ヒステリックなほど感情的になってしまうのです。
親が自分の子供を予防接種から免除するという、法律でも認められた行為を行ったために、
社会福祉関係の組織に子供を取り上げられてしまったケースが、実際に多々起こっていま
す。
なぜ、こんな大げさなことが起きているのでしょう?なぜ、予防接種はそこまで大事に拝
まれているのでしょう?多大な努力をしてまで、情報を隠したままでいるのはなぜなので
しょうか?
資本金億ドル単位の企業が関与している、他の事柄と同様に、予防接種に関する情報も非
常にコントロールされています。おそらく皆さんが予防接種に関する真実を調べ始めると、
いかに意図的に不十分な情報しか得られないようになっているかに驚いたり、逆に、主に
トップの医学文献に、予防接種に反対する論文が大量にあることに目を見張るでしょう。
そのうちに、誰を信じればよいのか分からなくなってしまうほどです。人の体が、自分自
身で免疫をつけていく能力があるのか、あるいはとてつもなく無力で、医学の知恵に助け
てもらわないと生き残れないのか、そのどちらかです。
医学的な用語のはなし
それではまず、ワクチン接種と、(免疫をつける)予防接種、という 2つの用語について考
えていきましょう。私達は、この 2 つを同義語として考えるようになっていますが、実は
意図的に、人々にそう考えさせるために、莫大な費用がかけられているのです。
では、その違いとはなんでしょうか?考えてみてください。免疫とは、体が自力でなんら
かに抵抗力をつけることを指しています。それには、その病気にかかるか、少なくともそ
の病気と接触をもつことが必要条件です。対してワクチン接種とは、単に誰かの腕に針を
差し込んで、いわゆるワクチンと呼ばれる人工物質を注入することであり、両者はまった
く異なる意味を持っているのです。もうこのことを学んだのですから、本当はワクチン接
種のことを言っているときに、それを予防接種と呼ぶようなことはやめましょう。
しかし、医学の世界でも一般の書物でも、やたらに「ワクチン接種」の代わりに「予防接
種」という用語を使い、この 2 つの用語がまるで同じ意味のような振りをしたがります。
当然、現在の医学関係の書物には、「ワクチン接種」という用語は本来正しい用語であるに
もかかわらず、ほとんど使われていません。しかし両者には、大きな違いがありますから、
これからは、気をつけてみてください。
ワクチンとは何か?
「希釈した、あるいは死んだ微生物を体内に保留すること… 病気の予防、及び治療の為に
導入された行為」
-ドーランドの医学辞典、696ページ [200]
「牛からとった」―この言葉の由来は、こういう意味です。そのワクチンが、本当に何かの
予防や治療に役立つものか、調べてみましょう。
ワクチンとお金
ワクチンの話には、どういった類のお金が関係してくるのでしょう?
1994 年、世界中に普及したワクチンは
「...約 3 億ドルもの稼ぎがある企業である...Merck, Paster-Merieux-Connaught,
Biovine-Sclavo, Smith-KlineBeecham、Wyeth-Lederle 社といった、多国籍の大企業が仕
切っている。」というものでした。
―Philip K. Russell, MD [194]
Ft. Detrick 米軍付属 医学研究所長
2 年後には、それが4 億ドルに増え、2003 年には6 億ドルにもなっています。2005 年には、
年間の世界売り上げが8 億ドルにも上りました。[49]
AlphaVax 社という、公的資金をを研究に利用してワクチンを開発している、世界でも有数
のワクチンの研究会社がありますが、その会社のウェブサイトの予測によれば、
「新種のワクチン技術によって、2010 年までに市場は 20億ドルにまで急速に発展するで
あろうとのことです。 [44]
ブッシュ大統領による AIDS ワクチンのための 15 億ドルの資金から考えても、2003 年に
はすでにその予測を超えていたといえます。[81]
もうひとつの見方としては、こんなものもあります。
「意図的なインフレで、子供1人あたりのワクチン購入の費用は、1975 年の$10 から2001
年には$385 まで増大した。」[Davis, 137]
2020 年に 7 種の追加ワクチンが推奨されると、各子供のワクチンへの費用は$1225 になる
と予想されています。-(Am Journal of Pub Health) [ 137 ]しかし、現時点において、こ
の予想額を上回った費用が必要とされています。
CDC によると、2004 年 2 月には、子供1人あたりの出費は$606 までにも上ったとのこと
です。[63]
後ほど記載してありますが、すでに 2002 年以降 28 種類の新種ワクチンが追加されていま
す。さらに 2008年には、成人向けのワクチン接種は 2倍にも増えています。
子供 1 人あたりのワクチンへの出費は以下の通りです。
1975年 $10
2001年 $385
2004年 $606
2009 年 $1225
ワクチンへの世界的な支出総額の予想
そういう訳で、世界的なワクチン用総経費を予想するのは、非常に困難なことになってき
ました。最近の政府の予想では、2007 年以降の様々なデータをもとに、2012 年までに 23
億ドルに達するだろう( [3]GAO Report to Congress) とされています。あるいは Forbes 誌
におけるレーマン兄弟の予想によれば、2011 年までに 30 億ドルに達するだろうとのこと
です。[4]
実はどちらもかなり低めの予想で、R&D基金や第三世界における実験的使用、途上国支援
プログラムや試験的なワクチン使用などを計算に入れてないために、大幅にずれてしまっ
ています。ワクチンの実質の売り上げ高だけでは、ワクチン業社の世界市場における儲け
額はわかりません-この総額は、概算だけでも、およそ毎年 50 億ドルにも上ると予想でき
ます。
本当の儲け
しかし、これだけではありません。World Health Organization の 2006 年の記録によると
次のことが明らかになってきます。
世界中で毎日4300 万のワクチン接種が行われている。
年間の接種回数は 16億になる。 [31]
―www.who.int/mediacentre/factsheets/fs231/en/
これは、ワクチンのみの問題ではありません。ワクチンは「乳児の健康推進」プログラム全
体を支える基金であり、ゆえに小児科関係者の全員の生活費がこれにかかっているのです。
これは、何億ドルものお金の話です。もしある子供1人が予防接種を受けに来なければ、
園児の両親にイヤーチューブや抗生物質、その他の薬や治療を加えて売りつけることも出
来なくなってしまい、大損です。つまり、人々が予防接種を受けずに育ってしまうと、経
済的に大きなダメージが有るというわけです。乳児の健康推進プログラムは、人々を取り
決められた薬に頼って生きるように仕向けていくものなのです。もし子供が医者と薬に頼
らなくても健康に育っていけるとすると、人々は自分の体自身の自然な回復能力を信じ、
自己管理で生きていくようになってしまいますから、今ワクチンで儲けている人達にとっ
て、それは危険な思想といえますね?
私達を間違った方向に誘導したり、不正な制度を作ったり、基本的人権を犯すような行為
が最近始まってきていますが、これに対しては上のような事実を踏まえて、考察してみる
と良いでしょう。
非良心的な企画案
フィラデルフィアで2007年に行なわれたワークショップでは、ポール・オフィット及
びその他の法律関係者とワクチン製造業者が集結し、現在ほとんどの州にある、ワクチン
接種の法律的免除の制度を廃止する方法案を提案しています。その他の提案としては-ワ
クチンを接種していない人に対する公権剥奪、逮捕などの刑罰制度、病院での治療や保健
制度を受けられないようにする、などが挙げられました。
これらの提案はあまりにも残酷で、そんなにすぐに国規模で制度化される可能性は少ない
でしょう。しかし、ワクチン製造業のトップの面々がこうした提案を本気で思案している
という事実を目の当たりにすると、彼らがどれほど真剣にこうした制度を作りたがってい
て、既存の、またはでっちあげの病気に対し自分達がつくり出した実験的な人工物質を私
達の乳児に注射するためには、無理やりな強制手段をもいとわないのだという現実に嫌で
も気付かされます。
伝染病予備軍
伝染業予備軍-これは、製薬企業が思考思案の上考え出した宣伝文句ですが、ワクチン接
種を受けてない人々が伝染病にかかる危険があるので、そのためそうした人々は現代のワ
クチンがもたらす健康上の恩恵を受けそこねたグループであり、そこで伝染病が氾濫する
危険性があるという言い分です。しかし実はその逆で、ワクチン接種を受けた子供達の方
こそが免疫機能を組織的に抑圧されていて、世界史上で最も多くのワクチン接種を受けて
いるにもかかわらず、健康状態は最低ですし、どんどん悪化している-この本では、繰り
返しこのような指摘を掲げています。
歴史 – part 1
天然痘 - ワクチンの誕生
天然痘は、何世紀もの間、非衛生的な場所や貧困層、栄養失調がみられる地域においてみ
られる深刻な伝染病でした。何千人もの人々が命を落とし、何の治療法もありませんでし
た。天然痘の伝染の源は、オーソポックス ヴァリオラという菌です。[ 133 ] 18 世紀の終
わりには、この伝染病も自然の成り行きに従って、次第に消滅していき、最も免疫能力の
弱い人々のみがかかるものとなっていきました。つまり、群れ全体に免疫がついたわけで
す。
天然痘は一般に、何か過ちをおかした人に下る天罰として考えられていました。それが、
人口過密や不衛生、食べ物や飲料水の汚染、栄養不足に関係するものとは、誰も考えなか
ったのです。そこで、牛痘とよばれる軽い病気にかかったことのある乳搾りの娘達は、天
然痘の免疫がついたことになる、といった迷信が生まれました。
エドワード・ジェナー
この人物は、皆さんもご存知かもしれませんが、17 世紀末にそうした古い迷信を利用した
イギリスの「お医者さん」です。彼は当時 9 歳の乳搾り娘-セアラ・ネルメスという、牛痘
に伝染した女の子の肌にできた水痘から、血清を抽出するという実験案を思いつきました。
[ 324, Miller ]その上軽薄なことに、この比較的軽い病気の牛痘を接種することで、より重
い病気である天然痘への免疫をつけることが出来るという説を唱えて、その伝染した膿汁
をまったく健康な人に注射してのけたのです。
ジェナーの説とは、この牛痘という病気が、実は牛にとっての天然痘だという主張でした。
ゆえに、牛痘を人間に注射すると、軽い天然痘にかかると同じだというのです。その上、
この症状は伝染しない、とまで主張しました。
さらにジェナーは、もっとめちゃくちゃなことに、牛痘とは天然痘を予防するものなので
はなく、天然痘そのものなのだ、ときっぱり断言したのです!(Enquiry, 1798 [136])
彼の最初の患者となったジェームス・フィップスという 8 歳の少年に接種した後、ジェナ
ーは自分の注射が生涯を通しての免疫を保障するものである、と主張し続けました。
「...牛痘がごく特殊なのは、それにかかったことのある人は、その先ずっと天然痘に伝
染する心配がない、という性質があるからだ」
- ジェナー、1797 年、H.B.Anderson に記載 [ 193 ]
ちょっと待った!
おそらく文献の99%においては、ジェナーは予防接種を「発見」し、人類を天然痘から救
った人物として描かれていますが、そうした現代文献のお話には載せていないことが幾つ
かあります。
-ワクチンによる免疫というジェナーの主張に、科学的根拠が一切ないこと。
-天然痘ワクチンを作り出す過程が、初めからまったく科学的でないこと。
-不幸にも、ジェナーに説得されて危険も知らずに注射を受け、彼の実験の犠牲となった
初期の患者達のひどい負傷率や、死亡率。
事実を調べてみよう
ジェナーと同じ時代に生きた人達の多くは、科学界がいかにたやすくこの詐欺にだまされ
てしまったかに驚きを見せています。100 年前の著名な外科医、又執筆家、薬学者でもあ
ったウォルター・ハドウェン博士 MD による文を精読すると、そこに書かれているジェ
ナーの姿は、現在の大多数の書物に描かれている磨きのかかったジェナー像ほど、素晴
らしいものではありません。ハドウィンは、ジェナーのややうさんくさい点を幾つか指
摘しています。[178 ]
-まず、ジェナーは外科医ではない。彼はなんの医学のコースも終了していないし、どこ
の医学施設から資格をもらってもいない。現在のイギリス、グローセスターシャイアに
あるジェナー博物館に行って彼の資格証明書を見せてくれるように頼むと、「私達はもっ
ていません」という答えが返ってくるでしょう。
-ジェナーは通ったこともないスコットランドの St.Andrew 大学から、15 ポンドで医学の
資格を買い取った。(Hume, 174 ページ [191], 及び Hadwen [178、179])
-ジェナーは自説をたった一人の患者に「試して」みてから、すぐさまその患者が一生天
然病にかからない免疫をもった、と主張した。彼は又、これが全人類に有効なものであ
るとも主張している。ちゃんとコントロールされた臨終試験もなく、何年もの研究があ
ったわけでもなく、たった1人の患者、それだけを根拠にです!
現代の、都合の悪いところは取り除いたバージョンの話には書いてありませんが、その後
毎年天然痘接種を受けたジェームス・フィップ少年は 20歳で死亡し、繰り返しワクチン接
種を受けたジェナーの実の息子も21 歳で死亡しました。(Baron, vol 2 [ 225 ])
ジェナーは何の証拠もなしに、全医学界をだまして、それ以来ずっと牛痘が天然痘と同じ
だという、まったく科学的にまちがったでたらめを通さざるを得ない状況をつくってしま
ったのです。その上で、自分のワクチンが有効な治療法だというアイデアを売りつけにか
かりました。[179,291]
大もうけのはじまり
「実験成功」した数年後、ジェナーの議会への繰り返しの懇願が、やっと実りました。彼
の天然痘ワクチンを法律で義務化することで、何百という英ポンドが稼げるということに、
英国政府が気付いたのです。英国議会は、ジェナーに30000ポンドという、莫大な奨
励金を与え、この教育のないペテン師は、たちまち名声高い科学者に成り上がりました。
(Wallace [180 ])
まもなく議会は、このワクチンの安全を検査することもなしに、その接種を大英帝国全領
域にわたって義務化する法律を次々と打ち立てました。そして他のヨーロッパ諸国も、す
ぐさまその真似をし始めたのです。
ワクチン接種の義務化が、どれほど経済に影響するかに気付いた後には、それに反対する
声は鎮圧されました。今も昔も、メディアはこうしたどうしようもないワクチンの数々を
売って大もうけしようと企む、議会とワクチン企業によって仕切られています。ハドウィ
ンはそれをこう評しています:
「権力者や政府機関、法律化の影響力は非常に強く、又人々は自分で調べてみようとはせ
ずに、たやすく「大半の人が」決めたことに従いたがるものだ」...
「一旦ある不正が専門家によって組織的に受け入れられ、政府によって制度化されると、
その後にその過ちを取り除くのは非常に困難になってしまう。」[291]
皆さんも、思い当たることがありませんか?科学的な証拠もない上、予防接種による何百,
何千件もの死亡者がでているのにも関わらず、天然痘の予防接種の強制は120年間も続
いたのです!そして2002年、アメリカは再び同じ事を始めました。
2つの異なる病気
では、ちょっと戻って、根本となっている科学面を見てみましょう。だいたいにして、牛
痘と天然痘という、これらの2つの病気は、全く違うものです。ハドウィンが以下で述べ
ているように、この2つの病気の症状は、明らかに全く異なるものなのです。
「牛痘とは、何か?それは、雌牛の乳房に起こる病気である:これは、雌牛が授乳期で乳
が張っているときにしか起きないものであり、さらに体のある1部分にのみにみられる症
状で、当然雌の動物のみがかかる病気である。潰瘍になるが、伝染性のものではない。
一方、天然痘とは、牛痘とは違い、雌、女性のみがかかる病気ではないし、体のある1部
分に限られるものでもない。体には様々な症状が現れ、さらに、とてつもなく伝染性の強
い病気である。天然痘と牛痘では、原因も症状も全く異なるものである。
ゆえに、両者には何の類似点も無い。」[179]
ジェナーの時代にいた、正統派の科学者であったベシャンやハドウィン、ワレスやその他
の人々は、天然痘と牛痘の違いに関する最も基本的な事実が、ただの一度も話題にされな
いことに対して強く批判しています。もし免疫学の原則が正しいとするならば、一体どう
して、ある病気の病原菌が、全く異なる別の病気に対する免疫となることがあり得るでし
ょうか?今も昔も、この疑問に関しては、全く無視の扱いです。
国立保健協会National Institutes of Health)の基本データベース[292]を分類しながら調
べていくと、牛痘はオーソポックス ヴァクシニアというウイルスが原因であり、対して
天然痘はオーソポックス ヴァリオラというウイルスからなることが明らかに指摘されて
います。この2つのウイルスは、大きさも、遺伝子配列も、性質も全く異なっています。
両者は、完全に異なる生物なのです。牛が「天然痘の一種である」牛痘という病気にかか
る、というでっちあげも酷いものですが、さらにその病気にかかった人々が天然痘に対し
て免疫を持つ、などというのは全くの幻想に過ぎません。
次の表を参照してください。
牛痘 天然痘
雌牛のみに発生 人間のみに発生
牛には感染しない 感染性
オーソポックス ヴァクシニア オーソポックス ヴァリオラ
-マイクロソフト Encarta [155]
現代科学が、この明白な矛盾をどのようなこじつけで注釈しているか見てみましょう。The
Columbia Encyclopedia の第6刊 [156]では、次のように書かれています。
牛痘
「…天然痘のウイルスと関連した一種のウイルスにとって引き起こされる牛の感染症。ヴ
ァリオラとも呼ばれ、乳房や乳首に膿んだ出来物がみられることが特徴である。牛痘は接
触によって伝染するもので、感染した雌牛の乳絞りをした人間の手に軽症の感染が見られ
る。そうした人物が天然痘に対して免疫を持っているという事実に促されて、エドワード・
ジェナーは天然痘の傷口から採取したものをワクチン接種する、という危険なやり方の代
わりに、このウイルスを使ってワクチン接種を行うことを試みた。ジェナーの方法は成功
をおさめ、天然痘に対する現在のワクチン接種の基盤となった。」
今までの資料の大多数は、天然痘ワクチンにはれっきとした科学的な裏づけがある、と大
声で主張してきましたし、一般人のそうした誤った考えは、今も続いています。
天然痘?それとも牛痘?
最新のMSN Encarta の資料には以下のようにあります。
「牛痘-牛のウイルス性の感染症で、化膿性の出来物が特徴。牛痘は、直接の接触により
人間にも感染する。牛痘にかかった人間は、それと似ているがより深刻な病気である、天
然痘に対して免疫が出来る。この免疫性は、イギリス人の医者、エドワード・ジェナーが
天然痘の予防注射のために患者に牛痘のウイルスを使用して発見された。」
-牛痘 Cowpox, [155]
危険な迷信
ジェナーの時代以降、天然痘ワクチンが全て、間違ったワクチンから成り立っていたのは
なぜでしょうか?これは、医学が頑固に誤りを続けてきたからです。2002年の天然痘
ワクチン、「デュリヴァックス及びアカンビス」でさえ、いまだにオーソポックス ヴァリ
オラではなく、オーソポックス ヴァクシニアから出来ている状態です。(NEJM、[127]、
[138]、キング[98] )このような「近い親戚」同士のこじつけが試みられたのは、今まで
に天然痘のワクチンのみです。しかしこんな「似たようなものだから」という考えが通用
するのは迷信の世界だけでの話で、免疫において通用するはずがありません。
「認識の扉」(The Doors of Perception )[334]でも分かるように、世間一般の人々の考
え方を裏で操作している人間達は、大抵の人々が経済面で大きな影響を持つ諸課題の裏を
調べて、そこに隠れた非科学的、非論理的な事実を見つけようとはしないという性質を上
手く利用しているのです。彼らは、今のアメリカ人達が、もう本を読んで学ぶことを止め
てしまったと、分かっているからです。
最初のワクチンが、どうやって作られたか。
ウォルター・ハドウェン博士の章によると、天然痘のワクチンが最初に作られた経過はざ
っと次のようになります。[185]
1.3ヶ月の子牛を縛って横たえる。
2.1インチ程度の刺し傷を30~50回子牛の腹部に作る。
3.天然痘の膿みをそれぞれの刺し傷にこすり付ける。
4.子牛が傷口を舐められないように制御具をつけてから、小屋に戻す。
5.1週間待つ。
6.天然痘の膿みが発生する。
7.子牛を再度縛り付ける。
8.それぞれの傷口から乾いた膿みをこそげとって、残った血液や血清、膿みを
傷口から取り除く。
9.取った膿みをるつぼにいれ、グリセリンをつなぎに使って加熱する。
10.それを混ぜて、毛と肉片を取り除くためにこす。
11.それをチューブに入れて、子牛の純粋な血清-天然痘のワクチンとして売
る。
これが、科学的と言えるでしょうか?
1980 年代のデュリヴァックス ワクチンの時代にさえ、この子牛の血清方法は代々使われ
てきました。[342] 9/11の事件以来は、これよりはだいぶ洗練された、人間の堕胎され
たの胎児の細胞に繁殖させるというやり方がとられていますが[148]、いまだにそれにも、
牛痘のワクチン、ヴァクシニアを使用しているありさまです。
忘れられた天然痘ワクチンの実態
天然痘ワクチンは、生まれたときから現在までずっと、危険かつ無意味なものであり続け
てきました。次に挙げるのは、1989 年までにジェナーおよびその一連が天然痘ワクチンだ
と主張して、感染した生き物から摂取して使った例です。
感染した馬のひずめ
人間の天然痘に感染した牛の膿み
ホースグリースや牛痘に意図的に感染させた人間から摂取した膿み
天然痘に感染した人間の膿み
-(Baxby[224], An Enquiry[136],[324])
ホースグリースとは、ひずめの感染症の呼び名でした。ジェナーは、感染したひずめに牛
痘の菌が含まれていると勝手に想像し、それを根拠に感染した馬のひずめから膿みを取っ
て、健康な子供達に注射をしていたのです。[136]これは、冗談ではなく、本当の話です。
ではジェナーが天然痘の膿みを、どこから取っていたか知っていますか?天然痘にかかっ
て死んだ、人間の死体からです![295]
150 年以上もの間、天然痘ワクチンをどうやって作り出すかという方法には、全く一貫性が
見られませんでした。[325]
さらに驚くことに、牛痘はそれ自体、自然な牛の病気ではないことが分かりました。牛痘
とは、牧場の人々が汚れた手で乳絞りをしていたことが原因で生まれた乳房部の病気なの
です。何かに感染した他の動物を洗った直後や、何か牧場の仕事を終えたままの手で行っ
ていたことが大抵の原因です。かの大切な[ワクチン]のもとになった牛痘の化膿部の血清か
らは、梅毒や結核がみられることがよくあったようです。(Arning[183]、SAV[324]、[325])
ジェナー式のやり方で、よく使われたのは「腕から腕へ」方式です。(Rains[182])1898
年に違法になるまで、膿んだ物質を単に死体の腕から取り出して、患者の腕に注射したの
です。ちなみに 1989 年の法律は、人類の間で氾濫していた梅毒と結核の広がりを抑えるた
めに設けられたということです。(Baxby[224])
こうした古い歴史を読んでいくうちに、「ワクチン」の大多数がなんの生産過程もちゃんと
した準備も無しに作られたことが、だんだんと分かってきます。1856 年以前には、初期の
「天然痘ワクチン」の大半が、人と動物の膿みを勝手に健康な子供達の血に注射する、と
いったものだったのです!(SAV[325]、whale.to[319])
「種づけ」方式
天然痘ワクチンを新しくひとつまみずつ作るには、前回に作られたワクチンをそれぞれひ
とつまみずつ使って新しい子牛を感染させます。いわゆる、種づけ作戦です。しかし、徐々
にワクチンが[弱く]なっていったため(人間の皮膚のかぶれが軽くなったので)まずワクチ
ンを何種類かの動物(うさぎ、ロバ、猿、羊)を通してから、子牛に接種することになり
ました。すると人間の皮膚のかぶれが増したので、つまりワクチンが強くなったのだとい
うことにされたのです。(WHO-Henderson[226])その過程の中で、病原菌がいかに人工
的に突然変異をとげたか、懸念する人はだれもいなかったのです。
まったく、免疫学者たちがいつも口々に唱えている、元々のワクチンを伝え続けていく「不
滅の血統」という純粋培養の概念は一体どこに行ってしまったのでしょう。
動物の血液
ここでは、過去 200 年の間、天然痘ワクチンを裏付けていた科学的根拠の実態を見ていき
ましょう。人類と動物の血液や体液を、無造作に混合するという行為は、大昔から続いて
きた多くの文明の伝統にまったく逆らった暴力行為でした。多くの宗教は、この行為を名
指しで禁じています。しかも天然痘は、牛やその他の動物に自然に発生した病気ではあり
ませんから、人工的に感染させなければなりませんでした。こんなに不注意に、異なる生
き物を混合実験して生まれた病気があるでしょうか?母なる自然を愚弄した、なんとも愚
かな行為です。
1875 年には、天然痘は手に負えないほど多数の異なる原料と混合し、合体してしまってい
ましたし、多種類の動物を通して発達してきたため、ワクチンの実態はまったく把握でき
ないありさまでした。与えられた天然痘ワクチンがヤギ痘である場合も、ブタ痘、牛痘、
サル痘、ホース グリース、または人間の天然痘である場合もありましたし、もしくはこ
れらのミックスということもありました。[325]
ワクチンは本当に効果があったか?独裁的なプロシアン ルーレット
1853 年には、議会が、この安全検査もされていないワクチンを大英帝国全域で義務化する
法律をどんどん作り始め、ヨーロッパの他の諸国も、これにならいました。
ハドウェンが、この 1 世紀前の薬学的なリサーチへの、貴重な扉、きれい事の波でながさ
れてしまわなかった扉を開けてくれます。彼の話は、1800 年代においてヨーロッパで最も
多くワクチン接種が行われ、その後もダントツで続けた国、プロシアにおける驚くべき実
態を教えてくれています。ハドウェンは、メディアが危険に気付いて情報入手を制御して
しまう前に、これらの医学データを調べていたのです。データが物語っている事実とは、
次のようなものです。(Hadwen[291],[295])
プロシアは、天然痘ワクチンの義務化法律を、1834 年に採用した。その法律とは、すべて
の乳児がワクチン接種を行い、就学時に再び接種を行うことを義務付けるものであった。
さらに卒業時にもう一度、そして軍隊に入る前にもう一度接種を行わねばならなかった。
健康な男性は、全員が軍隊に入らねばならないことになっていた。ワクチン接種を拒否し
た人は、力づくで抑えられ、強制的に接種され、その結果徹底的に、両腕とも 10 回ずつワ
クチン接種を強いられた。[291]
-このことから、プロシア人の 100%近くが、ジェナーの天然痘ワクチンを受けていたこと
が分かりますね。では、このワクチン法の 35 年後に、プロシアはどんな状態になっていた
でしょうか?国中の国民を35 年間繰り返し強制的にワクチン接種した結果、なんと 100 万
件の天然痘の流行がみられ、124,978 人の死者が出ていたのです!
殺しの免許
では、イギリスはどうでしょうか?
イギリスでは、ジェナー方式の「予防接種」の義務化が 1853 年に始まりました。(McBean
p.13)[205]それ以前のイギリスにおける、天然痘による死亡数は、2 年ごとに約 2000 人で
した。
この「予防接種」が始まった結果は次の通りです:
年代 死亡数
1857-9 14,299 人
1863-5 20,059 人
これに応じて、議会はより厳しいワクチン接種法を定め、国民の 97%が接種を受けました。
その結果は、以下の通りです。
年代 死亡率
1868 44,840 人 - Null,partⅢ、p.23 [220]
全く、なんというワクチンでしょう!
アルフレッド・ラッセル・ワレスは1800 年代のイギリスにおいて、ワクチンの統計がどの
様に裏工作されてたか、又誰がどうしてそんなことをしていたのかについて、十分な証拠
付けを提供してくれています。UKとヨーロッパ大陸における、天然痘による死亡率とそ
のワクチンによる死亡率を表にしてくまなく照合した結果、ワレスは天然痘ワクチンにつ
いて以下のような結論を出しています。
「... 実際には、その病気の疾患率を増やしていた。...どのケースを見ても、同じ結論が
でる。つまり、ワクチン接種とは、全くのでたらめであり、たった 1 人の命も救ったこと
がない上に、数え切れない種の病気の原因であり、無数の死亡者を出し、無実の人々を無
意味に苦しませたものである、ということだ。よってこれは、この無知で偏見に満ちた時
代における、最大の過ち、今世紀における最も醜いしみとして、次世代から見なされるで
あろう。」 - Alfred R.Wallace, Chapter Ⅵ 1898 [180]
フィリピンでの大失敗
第 1 次世界大戦後、未使用の天然痘ワクチンが大量に残っていました。そこで、米国はど
こか他で、コントロールが効く市場を探しました。そうして 1917 年に合衆国がフィリピン
に大規模な天然痘ワクチンの制度を強制化した際には、約 2500 万件もの接種が行われまし
た。ワクチン接種後、163,000 人のフィリピン人が天然痘にかかり、そのうち死者は、ワク
チン接種開始以前の死亡数の3 倍である 75,339 人にも上りました。この数は、ベトナム戦
争で戦死したアメリカ人全員の数をも遙かに超えるものです!アメリカによるこの「予防
接種」プログラムは、フィリピンにおいて幾つかの恐ろしい流行感染を生み出しましたが、
もちろん日常のニュースでは取り上げられませんでした。(Anderson, p 69, W.H.Hay, 及
び James, p 410 [171, 221, 188])
失敗から学ばないアメリカ
あまり知られていない事実ですが、アメリカが天然痘のワクチン接種を開始した 1902 年の
直後には、イギリスはすでに接種を取りやめています。1907 年に、イギリスはやっと止め
なければいけないと理解し、天然痘ワクチンの強制を終了しました。オランダでも、同様
に 1928 年、オーストラリアでも 1925年に止めています。(Anderson, p 10)[193]
では、アメリカでは止めるまでにどれだけかかったかというと、世界で一番遅い、1971 年
にようやく終わっています。
そして、1970 年代には、伝染病は下り坂を迎えました。1950年から1970 年まで、アメリ
カで天然痘にかかったと記録されているケースは、0 件です。1970 年以降には数件の天然
痘感染が見られましたが、それはワクチンを接種した人達のみの中から(!)感染者が出
ています。(Scheibner)[243]
ここで注意しておかなければいけないことは、アメリカでは天然痘の感染者が事実上 0 件
になった後、30 年間も続けられたということです。再度言いますが、その 30年間における
合衆国内での天然痘による全ての死亡者の感染源は、ワクチン接種です。( Mendelsohn,
p232, World Book, 1994)[246, 252]
合衆国では 1902 年に天然痘ワクチン接種が義務として強制されましたが、1929 年には9
州を除く全ての州で、義務化がすでに廃止されていたことは余り知られていません。ひど
い数の死亡者と、病気の複雑化が、その理由です。(H.B. Anderson, p 2)[193]
現在では、天然痘が自然に発生する件は、どこにもみられません。
迷信で大もうけ
結局のところ、ジェナーが実際にしたこととは、乳搾り娘にまつわる古い迷信を上手く利
用して、まったくでたらめの「科学的」視点から自分とイギリス議院の財布をふくらまし
たという訳です。[157]
牛痘?それとも天然痘?
ここで、牛痘から作られたワクチンを接種した人達が、どうして天然痘にかかって死んだ
のかと疑問を持った読者の皆さんに拍手喝采!よく注意深く読まれてきましたね。明らか
な答えとしては、そうした死者の全員が、ワクチンが原因で死亡した、ということです。
つまり、そのワクチンが天然痘ワクチンと呼ばれていたために、犠牲になった人々はその
ワクチンで免疫が出来る、と言われていた病気にかかって死んだのだ、と推測され、天然
痘による死亡者という風に数えられた訳です。天然痘ワクチンによる死亡者の数は、歴史
上のどのワクチンによる死亡者よりも上回っています。
9/11 以降の天然痘事情
9/11 事件の後から1993年の初めにかけて、主流のメディアは偽の科学と上手く編集し
た歴史を組み合わせて、新たなでたらめの話を作り上げました-テロリストが、天然痘を
化学兵器として用いて、人口を一掃しようとしている、という内容です。それを受けて、
科学ではなく、法律の学位を持っている議会のリーダー達が、アメリカ全人口に接種する
に十分な量のワクチンを準備することに決めました。そしてワクチン接種を法律化して強
行するために、拒否した場合には重い刑罰を定めたのです。(Altman,[360])
この新たなワクチン制度への支出は、3億ドルにもなります。しかし、アメリカ国民の健
康と安全に比べたら、お金なんて問題じゃない、と思うかも知れませんね?
ところが、やはりお金の問題だったのです。9/11 以降の政策は、それまでに世界が見たこ
との無いほど大繁盛な市場をつくりあげたのですから。
3 億の値札がついた、天然痘への危機感がつくりあげられ、人々に伝わりました。[85] 2002
年を通して、何も知らない世間一般の人々は、メディアの工作人に踊らされて、狂ったイ
スラム信者達が大都市をターゲットにして天然痘の生化学兵器を撒き散らして、予防接種
をしていない人口の間に山火事のように天然痘の流行が広がっていくだろう、という噂に
始終脅かされてきたのです。覚えていますか?
この、200 年前の政策の不気味な再生版においては、科学的な事実は脇に追いやられ、まる
でこうした出来事が全く起きなかったかのように振舞われました。
-天然痘は世界中で1977 年には絶滅した。
-1970 年以降、天然痘による死亡者は、全員ワクチン接種に起因するものである。
-天然痘のワクチンは、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア及びフィリピンにおいて
何千人もの死者を出した。
-そのワクチンは、全く異なる病気である、牛の病気(ヴァクシニア)に対するものであ
る。
-そのワクチンは、天然痘に対する免疫を付けない。
-歴史上発明されたどのワクチンよりも、天然痘ワクチンが死に追いやった人々の数は上
回っている。
-我が国、そして世界の各国がワクチン接種を止めた理由は、ワクチンが単に無効であっ
ただけではなく、それ自体が天然痘発生の原因でありその他深刻な副作用の原因でもあっ
たためである。
-どの戦争でも、ウイルスやバクテリアを用いた兵器を使用することに成功した例はない。
以上にもかかわらず、FDAやCDC,HHSや国家安全局、その他とつぜんに作られた
多くの「国民防衛」局は、アメリカ人口、280,000,000 人全員を「守る」ために十分な量の
ワクチンを 2,3の製薬社が作るということを決定したのです。[326] そうした製薬会社に
は、フランスのAventis 社、イギリスの Acambis 社、合衆国のWyeth 社が含まれます。
市場と売り上げ
人口の天然痘ワクチン接種は、効果があるはずがなかったのに、2002 年の市場の耳が痛く
なるような声高な宣伝のせいで、私達は次のことを忘れてしまっていたのです。
-天然痘は、現在世界のどこにもみられないこと。
-天然痘ワクチンの企画の全過程が、科学的に検証されていない論、つまりその新しいワ
クチンを1回接種することで、何の病気に対してもずっと免疫が付くという考えに基づい
ていること。
-この「安全保護」策のせいで、多数の人々が死亡、もしくは生涯続く障害を被るであろ
うこと。
真の友情…?
Acambis 社はイギリスにありますし、Aventis 社はフランスにあるのに、その両国とも自
国での集団の天然痘ワクチン接種を行なってはいません。他のどの国も、自国民の天然痘
ワクチン集団接種をしていません。なぜなら、そのワクチンの唯一の市場は、国のメディ
アが作り上げた危機感におびえた合衆国のみだったからです。自国の国民の安全を犠牲に
して、仲良しの旧友であるアメリカ国民に譲ってくれるとは、イギリスとフランスはなん
と無私欲なのでしょうね!いや、なんともうさん臭い友情です。
計算表が狂ってきたか?
Aventis 社が、突然冷凍室に置き忘れていた 7 千万~9 千万回分の天然痘ワクチンを[発見]
した、という2002 年 3 月 27 日の(Washington post [120])馬鹿げた話にも、疑わしい点
が幾つかあります。この会社が、1年間ではとうてい生産しきれない量のワクチンの契約を
400 万ドルで結んだ矢先に、突然自分達の会社の冷凍室で紛失した大量のワクチンをみつけ
るなんて、なんとも奇妙な偶然だと思いませんか?
大抵のアメリカ国民は、天然痘ワクチンを接種できない
この新しいワクチン提供者達に打撃を与えたのは、CDCによる告知を載せた、リュータ
ーの記事です[129]。その告知内容とは、天然痘ワクチンが、
-HIV患者
-免疫反応を制御する薬をとっている人
-湿疹アレルギーのある人
には適していない、というものでした。Journal of Allergy and Clinical Immunology 誌で
の最新研究において、CDCは ワクチン接種による副作用反応には、失明、負傷、そして
死亡が挙げられると述べています。では、アメリカ国民のどれ位が該当するでしょうか?
「湿疹アレルギーを持つ人々の数を考えると、アメリカ人口の半分は、定期的な天然痘ワ
クチンの接種に適さないといえる。」
-Journal of Allergy and Clinical Immunology、 2002 年 9 月[122]
AIDS患者と、免疫反応を制御する類の薬を使用している人の数も、ワクチン接種に適
さない人の枠内で、大きな割合をしめていますが、では、免疫反応を制御する類の薬とは、
どれ位あるかと言いますと-全部の薬が該当するのです!
さらに、メディアが言い忘れていることですが、合衆国では 1971 年まで天然痘ワクチン接
種が行なわれていたため、現在31才以上のアメリカ人のほとんどはすでに接種を行なっ
ています。ですから、もしこのワクチンが本当に効果があるならば、これらの人達は新た
に接種する必要はないわけですよね?
ワシントン州にいる政治家達は、好き勝手に決まりを作ることができますが、それが科学
と医療に関する分野である時には、医者の協力なしではその決定を実現することは出来ま
せん。例えば 2003 年 1 月には、まず 50 万人の医療関係者が最初に新種の天然痘ワクチン
を試用してみるべきだ、というブッシュのまぬけな主張に、最初に選ばれた 80 件の病院が
モルモット役になるのを拒否して反対したために、その案は却下されました。(USA Today
[79] Manning)その 3 つの理由とは、
-医者達は、天然痘が蔓延するという脅しに真実味を感じなかった。
-ワクチン接種による死亡の可能性は、現実の問題として認知している。
-ワクチン接種による障害を被った場合の、サポート制度の欠如。
といったものでした。
激しい反対
天然痘ワクチン接種に対する反対の声は、国中から激しく沸き起こりました。2003 年の 2
月までに、ブッシュが最初にターゲットとして掲げた 50万人の内、ワクチン接種を受けた
人は1%にも満たない数でした。接種を拒否した人々には
-何百もの基幹病院
-看護婦の連盟
-AFL-CIO
-政府の保健局の数々
-警察
-CDC
-トミー・トムソン自身
-Washington Post 2003 年 2 月 24 日 [104]
天然痘による心臓発作
最後のとどめを刺したのは、2003 年 3月に、天然痘ワクチンは心臓疾患者には不適である
と発見されたことです。関連記事の見出しを幾つか紹介します。
「天然痘ワクチンの接種後、死亡した労働者、2人目」
-Mecker, Associated Press, 2003 年 3 月 27 日 [101]
「天然痘ワクチンのプログラム、心臓発作による死亡者 3人で遅廷」
-Washington Post, 2003 年3月 29 日 [102]
では、政策を訂正するように提案したのは誰かというと... 問題の張本人ではありません
か!
「新しい臨時ガイドラインによると、冠状動脈の疾患、心臓のうっ血病、心臓発作や狭心
病を患う人はワクチンを接種しないようにと示されている。この訂正は、Health and
Human Service(保健福祉機構)の秘書、トミー・トムソンによって指令された。」
-(Mecker )[101]
こんな事実を、3億ドルをちゃんと消費した後まで発見しなかったなんて、不自然だと思い
ませんか?
結局、この後ワクチン接種が受けられるとされたのは、大体国民人口の 10%とみて妥当で
しょう。もっとも、これは強制的に定期接種を受けさせられている軍隊を除いての数です
が。( Dr.Nass [37])
消え去ったなぞの危険性の話
天然痘ワクチンの集団接種プログラムは、2003 年 10 月には取りやめになりました。CD
Cのレイ・ストゥリカスによると、
「多数のブーイングを受けたプログラムは、溺れ死にした」とのことです。[79]
その理由とは、上記にあげた事例に加え、心臓関係の支障からです。というわけで、2年
間も強制的なワクチン接種をすると国民を脅迫し、さらに3億ドルも使った後に、彼らは
あっさりと全部を却下してしまいました。では、あの天然痘の生化学兵器テロの危険って、
どうなったんでしょう?どっかに消え去ってしまったのか、なんでその話はきれいさっぱ
り消えてしまったのでしょうか?つまり、あの話はワクチンの宣伝道具としての価値はあ
っても、ワクチンがだめな物と分かった瞬間、テロの危険も一緒に消えちゃった、という
ことでしょうか?私達が治療法を見つけられなかったから、しょうがないな~と自分から
消え去ってくれるなんて、天然痘もお行儀がよいものですね!
成功のあかし
天然痘ワクチンの裏づけとなっている、科学的な流れをみると、参考になるでしょう。研
究者達は、どのように試験中のワクチンの効果を確かめるのか、つまり彼ら風に言うと「取
っていい」予防接種であるかが分かるのか、を見てみましょう。
2002 年 4 月 25 日付けの New England Journal of Medicine,p.1266 に、試験の成功を見
極める方法が載っていました。天然痘のワクチン接種は、注射ではありません。先端にワ
クチンを塗った二股の針で、皮膚を 15回突き刺して、かさぶたのあとに水泡ができたら成
功したとみなされます。つまり、血液検査や、抗体検査も一切なしに、それだけで決めて
しまっているのです。ただの、水泡だけで、です。[134]信じられないことですが、この迷
信じみた考えは、ジェナーの時代からつづいているものです。実際、「取っていい=a take」
とは、ジェナーが考えた呼び方なのです。ただ、この迷信は少し変化を遂げています。「325」
今世紀の初めの頃には、今度はかさぶたが出来たら免疫が付いた、とされて、人々はもう
必要ない(かさぶたが出来た)と判断されるまで、数ヶ月ごとに繰り返し繰り返し接種を
行なわなくてはいけませんでした。
何か矛盾しているな、とお考えでしょう? しかも、これには続きがあります。
専門家の反論
当時、主流となっていた専門家の間でさえ、天然痘ワクチンの集団接種は大きな反対を受
けました。2002 年 10 月 8日の New York Times[135]で、ジョン ホプキンズ大学の小児
科教授であり、アメリカ小児科学会のジュリア・マックミランはこう述べています。
「このワクチンを大勢に集団接種すると、死亡者が出るであろう。さらに、この病気自体
が、1970 年代以降には消えてしまったものであることも、頭に入れておかねばならない。
存在しない病気を予防するために、人々を死なせる、という考えは理解しがたいものであ
る。」
理解しがたい、というか、狂っているといった方が正しいかもしれません。
天然痘の脅威が、いかに有効なマーケティングの道具であったか、安全性の保証もなく、
効果もない上、人口の 90%を汚染したワクチンのために 3 億ドルものお金をワクチン生産
会社に払ったことを正当化するために、広報局が用いた十八番であったかは、たやすく見
て取ることが出来るでしょう。
歴史-パート2
ラッキーな科学者、パスツール
ジェナーの次に、ワクチンで有名なのはパスツールです。ルイ・パスツールは 1800 年代半
ばのフランス人の化学者で、生物の基本的な問題について、最初に考え出したフランス、
ドイツ両国の科学者団体の一員でした。その問題とは、
-生き物を生かすのは、何か?
-病原菌はどこから来るのか?
-病原菌と、病気のどちらが先に来るのか?
-物体はなぜ、腐り、発酵し、解体するのか?
-空気中、または生命体の内部に、こうした作用をもつ何かが存在するのか?
といったものでした。
当時はこうした基本問題に対し、歴史上初めて様々な発見がされていました。色々なアイ
デアが次々と浮かんできましたが、まだ断片的なものでした。世間の、不確かさを感じて
いる心境を上手く利用して、自分こそがそうした問題について最初に考え出した人であり、
全ての課題を理解しているのだと主張したちゃっかり物が、このパスツールです。彼は、
自分が分からない課題については両方の意見の見方をしておき、後で答えが分かった時点
で、以前の自筆から部分的に引用して、常に自分が最初に答えを発見していたと主張をす
ることで知られていました。先に述べたような、まだ実験的な段階のアイデアについて、
それらの難点や問題を研究していたのは科学者達だけで、国の法律関係の人々やマスコミ
は何かが起こっていることは分かっていても、実際に何が起きているかまでは把握してい
ませんでした。それでも今も昔も変わらぬもので、彼らは知った振りで押し通してきまし
たし、また、そうした人々にとってパスツールの様なカメレオン博士は、ちょうど都合の
いい看板男だったわけです。
こうしてパスツールは、どう身を振れば金儲けにつながるかを嗅ぎ付けると、この新しい
教義をもとに、出世をする方法を考え出したのです。
病原菌説について
では、この病原菌説とは、実際どんなものなのでしょうか?これはごく簡単に言えば、病
気はそれぞれ種別ごとに異なるものであり、それぞれの病気が独自の微小生物によって引
き起こされるものだという説です。ゆえに、ここで科学に求められたことは、そうした害
のあるそれぞれのばい菌を、患者には害をあたえずに殺す効果を持つ薬やワクチンを作り
出すことでした。
もちろん、それが出来れば万事 OK なのでしょうが、自然とはそんなに簡単に白黒はっき
りつけられるものではありません。第一に、バクテリアやウイルスは、住み着く環境をえ
り好みする生き物であり、だからこそ風邪を引きやすい人や、そうでない人がいる訳です。
ペストにかかっても生き延びることが出来た人々がいるのも、このせいですし、だからこ
そ、毎日病気にかこまれて働いているにも関わらず、まったく病気にかからない医者や看
護婦がいるのです。
ディーパック・チョプラによると、インフルエンザのウイルスを選別して実験対象者の粘
膜に直接注入した結果、インフルエンザにかかったのはわずか12%であったということ
です。(Quantum Healing [266]
病気とは、体の機能が衰弱し、栄養不足で正常に動くことが出来なくなったときにかかる
ものです。ではその原因になるものとは何かと言うと、体の抵抗力の弱さ、不潔な環境、
有害な食生活、悪い生活習慣、そして免疫力の弱さが挙げられます。このような状況では、
血液に微生物がすみやすい状態になってしまうのです。後にはパスツールさえも、バクテ
リアやウイルスは、それ自体は病気の原因ではなく、病気にかかった細胞組織をゴミ拾い
のようにしてむさぼり食う存在だと、認めています。
この病原菌説が、穴ぼこだらけの頼りない説であることはパスツールも承知していました。
しかし、ちょっと調べれば分かるように、彼は PR においては凄腕の人物だったのです。彼
は機会のあるごとに、頻繁にヨーロッパの控え室で判事や貴族、法律関係者におべっかを
使いにいき、その結果、パスツール自身にも理解できていない科学的諸問題に関する、パ
スツール式現代科学論を、国の有権者達が受け入れていくことになりました。[191]
こうしてパスツールは、ヨーロッパ諸国において、ありとあらゆる称号や名誉を与えられ、
至る所で彼の説が出版され、引用されるようになりました。そして、ついに政府のリーダ
ー達の間で集団ワクチン接種の案が立ち上がり、パスツールの栄光は全盛期を迎えます。
パスツールの本当の姿
1923年に出版された、「ベシャンか、パスツールか?」というユニークな本があります。
この本の筆者はE. ダグラス・ヒュームといいますが、実は女性であり、当時本を出版する
ために男性名を使用した訳です。この本は今も出版されています。
パスツールは、データを偽造したり、他の科学者の説を盗んで、それを自説として発表す
ることで悪名高い人物でした。彼が発見したとされる有名な諸説も実は「借り物」なので
すが、しかしこの人物は「自分が最初に発見した」と主張することにかけては、抜け目の
ないやり手だったのです。[191]
この本の筆者は、他にもパスツールの裏話をいくつか挙げていますので、興味をもたれた
方はさらに詳しく調べてみると良いと思います。
-パスツールはただの化学者であり、医学や生理学において、何の学位も取得していない。
-パスツールは、狂犬病の治療法を見つけた、のではなく狂犬病そのものを作り出した可
能性が高いこと。
-パスツールは動物を使って、おぞましく残酷な実験を何度も行い、それにより解剖実験
という行為の第一人者になったこと。それ以来、現在に至るまで、数え切れない数の実
験用動物が、パスツールの研究所に限らず世界中の医学研究所において「科学のため」
という名のもとに、不必要で、酷い殺され方をしているのです。
-自分の宣伝と、法律で強制された薬やワクチンの売り上げから儲ける、という2つの目
的のために、偽りの実験結果や偽のデータの乱用をしていった点からみて、パスツール
は人類の救世者ではなく、科学者というよりもむしろ商売人だった、といえること。
ばい菌:病気の原因ではなく、病気の兆候
パスツールの病原菌説に関しては、当時の有力科学者達からも多くの反論がありました。
当時のフランスで、おそらく最も優れた科学者であり、バクテリアの発見者であるアント
ワーヌ・べシャンはリール大学の教授でしたが、彼はこう言っています。[205],p.183
「バクテリアは病気の原因となるものではない。ゆえに、血清やワクチンは病気を防ぐこ
とも、治すことも出来ない。」
細胞説の筆者である、ルドルフ・バーチョウ自身も、これに賛成してこう述べています。
「ばい菌は、細胞組織が病気にかかる原因ではなく、病気にかかった細胞組織を見つけて
住み着くものだ」 -Man the Unknown [298]
ばい菌は病気の開拓者ではなく、ごみあさりをしているだけ
当時の、そして現代の多くの科学者と同様に、バーチョウが気付いたこととは、細胞組織
にばい菌がいることで、その細胞組織が病気にかかっている印になるとは言えるが、ばい
菌が原因で細胞組織が病気になったわけではないという事実です。弱ったり、病気になっ
た細胞組織は、微生物にとってかっこうのターゲットであり、そこに住み着いて色々行動
を広げていくには最適な環境です。だからといって、細胞組織が弱まる原因が、ばい菌だ
という考えとは、全く違う話です。
現代の、病原菌説をとなえる医者や筆者達は、根拠になる正しい事実もなしに、宣伝文句
をやたらと唱える信用できない存在です。彼らの唯一の切り札は、1940 年代にサレクサン
ダー・フレミングがペニシリンを発見したことで、「この薬学における偉大な功績をもう一
度」、といった感じですが、これを聞いて一番恥ずかしく思うのは、おそらくフレミング自
身でしょう。彼は、一般人がよく使う「念のために」方針のもとで、抗生物質が迷信的に
乱用されて、その結果スーパーウイルスが発生することを予測していました。[46]
全てのウイルスに効く、万薬とは
健康な人間の生存状態を、「外界から厳重に守られた殺菌カプセルに入り、他の生物が入っ
てきたらすべて侵入者とみなして殺してしまう」といったひどく軍隊的な考え方- これ
は、現代医学の碑とも言えるほど、基本とされている考えですが、実際これは科学的には
非常に無理のある考え方なのです。
健康な人間とは、生物圏に従属しながら生きているものであり、体の内側も外側も、何千
もの微生物にかこまれていて、それらが全て、均衡を保ちながら共存しているのです。内
科の学会において最も地位のあるケーン・シャハニ博士は、通常の人間の大腸は 3 ポンド
の重さにもなり、400 種類もの様々な生物を内包していると述べています。[50] 人間のま
つげの中で一生を過ごす微生物サイズの蜘蛛だっているのです。[350] また、破傷風の項
目の際に述べたように、アレック・バートン博士によると破傷風の菌は、発症には至りま
せんが、ごく一般の健康な人間の肌や、さらには口の中にまでいるものなのです。[339]
ばい菌が繁殖している状態を、れっきとした科学者達は「病気の原因」ではなく「病気の
兆候」として捉えています。まず、病気になって、それからばい菌が繁殖するのです。権
力の影響下にある薬学会では論じられることがないこのごくシンプルな概念こそ、この本
のキーポイントとも言える考え方なのです。
宣伝にのっとって
政治とは、いつの時代も変わらぬものです。地球が太陽の周りを旋回していると発見した
ガリレオをピサの斜塔に閉じ込めたのと同様に、権力者が自分の配下にある者達の思考を
支配しようとする-そうした考え方をもっていたからこそ、好機に乗じて行動するパスツ
ールが、本来ならば身に余る役割である、現代の生物医学会の先駆者という役につくこと
が出来たわけです。
1995 年の「病原菌説- 意図的になされた誤報道」という本で、ハワード・ヘンケは病原
菌説が近代の製薬会社に、次のような機会をあたえたと述べています。
「...西洋の一般人に、体の病気などに筆頭される全ての不自由は外部からの要因で起こ
るものだと教え込み、それらから身を守るには、個人の自己管理や体の機能ではダメなの
だと、自己管理とは関係なく、科学的な治療こそが病気から守ってくれるのだと信じ込ま
せること」[299]
つまり全ては、宣伝にかかっているというわけですね?
E.ダグラス ヒュームはこう書いています。
「ワクチンが大衆向けに売り出されることがなければ、パスツールの病原菌説は忘却の彼
方に消え去って行っただろう。」 [191]
乱暴に手を加えてはいけないもの
まず最初から、どんな理由であれ肌を針で刺すこと自体、懸念されるべき行為ですが、手
を出してはいけない体の環境である、循環機能に新種のたんぱく質や物質を注入するなど、
もってのほかの話です。血液に微生物を注入することについて、私達は余り考えずにきっ
と科学的で安全だろうと思い込みがちですし、主流のメディアや科学誌も、同じ様に根拠
もないまま決め込んでしまっていますが、実は注射という行為は、自然にたいするまった
くの暴力行為に他なりません。自然が造り出した環境とは、どんな物も、消化器官と呼吸
器官という検査室を通らずに血液に混じりこむことがないようにとデザインされたものだ
からです。こんな自然に反した行為は、どんな口実をしてみても、科学的であるというこ
とは出来ません。
注射に反対をしている多数の科学者の内から、幾つか例を挙げてみましょう。
「何らかの生命体を、血液という、もともとそれらが住むべき場所でない環境へ注入する
ことは、ごく深刻な障害を引き起こす可能性がある-ひどく陰鬱で、深刻な状況になって
しまうことが考えられるのだ。」-アントワーヌ・ベシャン[191]
ウォルター・ハドウェン MD は自筆の「戦争と病原菌」という本の中で、1 世紀前のボー
ア戦争時における南アフリカの戦場の様子から、戦争自体が原因で死亡した人々の数は
86,000人であると示していますが、予防接種率が100%のこの国で、さらに96,000人の人々
が病気にかかって死亡しているのです![300]
1915 年には、英国の業界トップの医学誌である Lancet 誌に、また別の医学者が記事を載
せています。[301]モンタイス医師は、パスツール式の注射を受けた患者が破傷風にかかっ
たケースを 21件しらべた結果、全ての患者が、その注射が原因で破傷風にかかったという
結論を出しています。モンタイス医師は、「パスツールは新種の病気をつくり出した」と書
いています。
パスツールは動物を使った酷い実験や、解剖を始めた人物でもありますが、これらの実験
もいまだに有効だという証明はされていません。なぜだか分かりますか?皆さんはペット
の猫に、自分の風邪薬を与えたりしますか?いいえ、そんなことはありません。自然な環
境化においては、動物は人間とは異なる病気にかかるようになっているのです。この点を
取り違えたことで、私達は無意味でバカ高いだけの、誤った道を進む羽目になってしまい
ました。動物達に、本来彼らがかかるはずのなかった病気を罹患させて、その上それが我々
人間がかかる病気と同じだという振りをし、その動物の症状を治療する薬を作ったって、
それでどうやって人間の病気を治すことが出来るというのでしょうか?こうして作り上げ
られた薬を、私達は人間にも同様に効くに違いないと勝手に思い込んでいるわけです!本
当に愚かな事ですが、全ての医学的研究、研究成果公表、そして処方薬として合法と認め
られるプロセス、これら全般における基盤となっているのが、いまだにこの動物試験なの
です。(ハンズ・リューエッシュ)[302]
新しい市場の開拓
ワクチンがどの様に、又なぜ現れたかということについて理解する原点ともいえる、重要
なコンセプトとは、「歴史上はじめて、医者達はもはや病人だけにターゲットを絞らなくて
も良くなった」ということです。ワクチンのお陰で、いまや医者達はまったく健康な人々
までもが、健康維持のために注射が必要だ、と主張しようとしています。
こんな信じられないほど非科学的な主張を通すためには、なにか犬を手なずける餌の様な
ものが必要ですね?そこで医者達は、まるで自分達は科学界の支配者であり、現世代にお
ける健康の秘密のドアをあける鍵でも発見したかの様に振る舞い、ご親切にも一般市民に
ありがたく分けてやるんだ、という芝居がかった振りをしています。ただし料金つきで、
ですが。
ワクチンには、何が入っているのか?
ジェナーとパスツールによる最初のワクチン各種、および最新のワクチン各種でさえもが、
「弱めた」伝染性の物質を含む、病気にかかった動物(牛、鳥、羊、猿、モルモット、人
間、馬)の腐りかけた細胞組織からつくられたものに過ぎません。その他の種類は、毒性
の伝性病物質をメタノール防腐剤とアルミニウムで中和した、毒性物質です。(バーネット
P)[190]
全てのワクチンは、メタノール防腐剤、アルミニウム、水銀、エチレン グリコールとい
った物質を含み、これらの物質はアジュバント(抗原性補強剤)とか、助手物質とか呼ば
れています。(Physicians’ Desk Reference 2007)[16]
水銀は、チメロサールに含まれており、致命的な神経障害や、自己免疫機能の破壊を引き
起こします。メタノール防腐剤(ホルムアルデヒド)は発がん性の防腐剤です。(PDR p1383
[231])アルミニウムは強力な神経性の毒物で、アルツハイマー症よりも遙かに重い神経障
害をもたらすものです。(Sehnert, Widman, Bernard, Blaylock)[199,195,166,262]
ワクチンの活性物質とは、何らかの物質上に作られた病原菌ですが、ここで 2007 年の PDR
誌に挙げられた、現代のワクチンを培養している物質のリストを見てみましょう。[16]
人間の堕胎児の肺細胞 人間の血液
アフリカのみどり猿の腎臓 ジフテリアの培養物
罹患した人間の結合細胞組織 罹患した動物の細胞組織(猿、ブタ、子牛、カナリヤ、
ウサギ、ニワトリ、モルモット)
上に挙げたリストを見て、おぞましくなりませんか?何の科学的根拠もなしに、なぜあん
なにやかましく、ワクチン接種が安全だなど、叫ばれているのでしょうか?ひょっとする
と、これらは我々人間が持つ、原始的、原始民族的な、死んだ動物の体の一部や体液、残
骸などに対する迷信的な興味と関係があるのかも知れません。こうした信仰は人類の始ま
りから続いてきたものですし、キリスト教や、その他殆どの異教徒の文化においても記録
に残っています。これらは、原始的な脳裏に刻み込まれているとも、言えるでしょう。
医学上の考えでは、患者がワクチン接種という[ちゃんとコントロールされた]状況下におい
て病気の「弱性の」タイプにかかった場合には、自分自身の体内でそのワクチンに対する
抗体を生み出して、次からはそうした抗体が敵の顔がどんなだったかを覚えていて、それ
らが現れたら危険を制するようになるだろうとされています。[360]
しかし、それだけでは収まらない事実があるのです。
抗原 / 抗体:単純化された考え方
まず第一に、ワクチンの抗体というものが免疫の全てであるかどうか、という点でさえ、
皆の意見が一致している訳ではありません。Citizens for Health Care and Freedom のディ
レクターであるアラン・フィリップスなど、数々の研究者が[245]
「自然な免疫とは、体の様々な機能や内臓が関係してできる複雑な現象であり、抗体物質
といった、人工的な誘因物で真似できるものではない」
と述べています。そして、これは最近に言われ始めたことではなく、1950 年にもアレック・
バートン博士という英国医学機関(British Medical Council)の研究員が、ジフテリアの罹
患と抗体の数には何の関連もない、ということを発見しています。[203]この研究員は又、
体内の血液に抗体を作り出す機能をもたない子供達が、伝染病にかかっても他の皆と同様
に病気を治していくことが出来る、という事実をも認めています。(Null)[220]
さらに 1972 年にはジェラルド・エーデルマン博士が、「免疫機能とは一般に言われている
抗原-抗体という考えでは説明しきれないものだ」、という発見をしてノーベル賞を受けて
います。エーデルマンは、何世紀もの間に人間として進化を遂げた結果、私達の体には誕
生の時点で何百と言う抗体が存在しているという事実を示したのです。([131]p.17)
自然な免疫機能とは、ワクチンの営業マンが私達に説いている話よりも、遙かに複雑な課
題です。後に挙げる AIDS の章でも分かるように、こうした抗原-抗体といった考えは、
自然を大幅に単純化しすぎた見解なのです。しかし、セールスを目的とした広告は常に、「本
当のことじゃないからといって、よく出来た作り話を捨てることはない」という方針で進
むものです。病原菌の説と同様、この抗原-抗体説もまた、パスツールの時代から人類の
滅亡の日まで、人類の血液に大量のワクチンを注入していく、という商売の必要性を可能
にしてくれる、格好の教義だったわけです。
自然な免疫機能
自然な免疫をつけるには、実際にその病気にかかって治癒するか、或いは少なくとも、そ
の病気があふれている環境にいた、という条件が必要です。例えば Merck Manual とい
う本の 1098 ページには、風疹に関して「...1956 年以前に生まれた人々は、以前に伝染
したことがあるため、免疫があり、風疹にはかからないとされている」と書いてあります。
[280]これはつまり、自然な免疫機能です。実際の伝染病の場合には、その微生物は人の鼻
孔、喉、そして肺の自然な体内防御の機能を通り過ぎなくてはならず、それで初めて運が
よければ血液にまでたどり着くことが出来ます。そうした過程において、血液にたどり着
くまでの間に、その微生物がまだ解明されていない幾つもの生化学反応を体内に引き起こ
し、自然な免疫機能を誘因している可能性は、大いに考えられるのです。
ワクチンを直接血液に注射するという行為は、「血液に突然異生物を混ぜることで人工的に
誘発されて出来た抗体が、免疫の全てである」という、まったく根拠のない仮説をもとに
しています。しかし、この仮説が間違っていることは、ワクチンによっては追加接種しな
ければいけない、という決まりからも分かることでしょう。様々な研究調査により、ワク
チン接種を受けた人々の方が、抗体の数が低くなってしまっているという結果が出されて
います。(Gunn)[303]
母なる自然に嘘をつく
希釈した、という状態はつまり半死状態にされた、ということです。ワクチンに含まれる
伝染病の菌は、非常に薄められていて、99,9%の人々には炎症反応を起こさない程度に弱ま
っています。しかし、自分の体内に薄められたウイルスやバクテリアを注入させるという
行為は、自然が本来ならば私達に決して許すことのない行為です。それは、血液という貴
重な聖域を汚してしまったことなのですから。もし混入した病原菌が薄められていない状
態だったなら、自然の免疫機能は総合的に作動してこうした侵入者を攻撃して追い出して
いくのですが、私達は自然の免疫機能をだまして、すべての異物を排除するというシステ
ムを作動させないようにしてしまったのです。
ハーバード大学の医学科の教授である、Dr.リチャード・モスコウィッツは、ワクチンが生
み出される過程とは、ワクチンをどんどん薄めて免疫機能の反応を引き起こさない程度ま
で弱めることだと説明しています。ここで問題になるのは、こうして姿を変えられた病原
菌は、本来の姿でならば決して自然には入り込めるはずのない程、私達の細胞組織のかな
り奥にまで侵入してきてしまっているという点です。そうした場所に潜んで、これらの病
原菌は潜在したアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)となっていきます。進度
の穏やかなウイルス、といった具合です。そして何かがきっかけでこれらのウイルスが活
性化すると、例え何年も経っていた場合でも、こうして奥にしまわれていた微生物は体内
のどの場所、どの器官にも自由自在に繁殖し、重大な機能障害や混乱を引き起こし、これ
が原因で重度の伝染病にかかったり、死亡することさえあるのです。ただし、かかるのは、
もともとの伝染病ではありません。[192]
だからこそ、誰もワクチンが原因で死亡したと証明することが出来ないわけで、これは非
常に好都合なことです。
ワクチン接種という行為は、人類の進化の道を大きく踏み外した行為です。自然は百万年
もの年月をかけて、こうした侵入異物に炎症反応をおこして戦うという免疫機能を生み出
しました。これは、選別して戦うという、生き残るための機能です。それをこの 1 世紀の
間に、医者達が突然、こうした何世紀もつづいてきた自然の知恵を無視して当たり前、と
いう様に振舞っていて良いものでしょうか?
ウイルスという負担
下記には、ワクチンの製造過程で使われている毒性の原材料に関する諸問題を挙げていま
すが、ここで忘れてはいけないことは、例えそうした毒性の物質をワクチンからすべて取
り除いたとしても、ワクチン自体がある限り、最も重大な危険は消えないということです。
つまり、ウイルスを負担するという危険です。ワクチン接種によって人の血液内に注入さ
れた、すべての異質なウイルスや微生物の合計量が、その人のウイルス負担量になるので
す。
皆さんもご存知かと思いますが、ウイルスは媒体となる細胞の DNAとうまく結合する、と
いう厄介な能力を持っています。私達人類の総合的な DNA は、人間ゲノムと呼ばれていま
す。(Bishop)[214] 我々の子供達の血液に、何年もの間、変形した未知の異物をどんど
ん混ぜていくことは、この人間ゲノムを確実に変形させてしまうでしょう。我々の生物種
におけるこうした長期的な変化に関しては、いまだ研究がされていない未知の領域となり
ます。
現在アメリカの就学児は 68 種のワクチンを受けることになっていますが、これからもワク
チンの数は果てしなく増えていく様子です。何十種ものワクチンを、いとも容易にリスト
に付け加えてしまう計画が、提案されています。それでは、そうしたワクチンを FDA が承
認する際に、この無数の病原菌という負担が発達中の免疫機能に及ぼす大きな危険性とい
うものが考慮されているかと言うと、驚くことに、全く考えられていないのです!CDC も、
FDA も、NIIH でさえ、この危険性についてまったく無関心です。さらに、科学的な面に
も問題があります。子供が予防接種の日に、接種を受けられなかった場合、通常どのよう
な処置が取られるでしょうか?大抵の場合、次の予防接種日まで待ちますが、それでどう
するかというと、前の分と合わせた2 回分のワクチン接種を、1 回で全部受けさせてします
のです!多いときには、なんと 14種のワクチンをいっぺんに受けさせられることもありま
す。こんな無鉄砲で、非科学的な行為が普通に行われていて、それには何の安全性の試験
もされていないという状況です。
安全と負荷
下記には、毎年 16 億回分もの注射が、どの様にしてヒトの血液に刺されているかを示して
みました。ワクチンの営業社は、ウイルスの負担による DNA の長期的な変形の問題につい
ては、まったく無視をしています。PDR で、それぞれのワクチンについて見てみると、本
当にショックなことですが、それぞれのワクチンの発がん性について、何の検査もしてい
ない、と生産者側がはっきりと述べているのです。つまり、各種のワクチンが、癌の原因
になるかどうか、確かには分からない、と作った側の彼らが言い放っているわけです![16]
不死の細胞系列
年月をこえてワクチンの流れを保つためになされている、同じ血液細胞を繰り返しつなげ
ていく、不滅の細胞系列の使用は、ジェナーの時代からずっとワクチン産業の間で続けら
れている行為ですが、これに対しては厳しい非難の声が多数上がっています。
(Thyagarajan[323])不死の細胞系列を作り出すことと、癌の筋腫の発生との関連性の可
能性が、明らかになっているのです。(McReardon[128])
テッド・コレン[173]はワクチンに関する優れた記事をかいていますが、その中でアメリカ
のワクチン接種が 2 倍になった1960 年から 1980 年の間に、子供の癌死亡率が急増したこ
とを指摘しています。
ワクチン接種が始まった 1902 年以降のアメリカにおける癌死亡率の変化は、つぎの表でわ
かります。[195,338]
3 倍の恐怖
ワクチンに対する拒否反応は、3 種類に分けられます。
即時の反応- 接種の 2,3 日以内に、乳児が死亡したり、悪い症状がでるなどの場合。
遅延反応、および潜在的な反応- 例えばワクチンに含まれる毒性物質が脳に住み着き、
神経性の病気の原因となるが、数年後に初めて症状がでるような場合。
ゲノムの破壊- ワクチンが含む異物が我々の DNA を変形させ、それが原因で人が癌にな
ったり、さらに悪いことには、人間ゲノムという我々の種の DNA を一概に弱まらせるとい
った反応。
この 3 種の拒否反応の内、3 番目の反応がダントツに悪性の反応と言えます。ヴィエラはこ
れをコピー機の例を使って表現しています。毎年 16 億回分の注射が子供達の DNA に打た
れている、ということは、コピーしたものを又コピーし、それをさらにコピーしていく様
なものです。つまり、人間ゲノムを薄めているのです。こうした行為は、私達人間という
種に極めて重大な影響を与えます。(Scheibner)[255]
ゴミとネズミの関係
もう 1 つの問題としては、病原菌説自体が間違いであり、そもそもワクチンに含まれてい
るばい菌が、その対象となる病気の原因ではない、ということです。ネズミが原因でゴミ
があるのではなく、ゴミが放置されていた結果としてネズミがわいてきた、という原理と
一緒で(Jensen,[240])病原菌というばい菌が原因で病気になるのではありません。こうし
たばい菌は、ただ住み心地の良い場所を探して集まってくるだけです。(Carrel[298])つま
り、ゴミ屋さんのような存在です。こうした病原菌という微生物は、病気になっている印
ではあっても、病気の原因ではないのです。
この事実は、最後にはパスツールでさえ認めています。彼がそれまで大事に伝えてきた病
原菌説をくつがえして、死の床で唱えた文句は、今までで最も頻繁に引用されているセリ
フの1つです。
「全ては占領地帯の質にかかっている-病原菌など何でもない。」[191]
そうです、お金儲けのために、私達は次のような誤ったことを正当として受け入れようと
しているのです。
1.特定の病原菌が原因で、特定の病気にかかる。
2.そこで病気の原因でもないのにその病原菌の薄めたものを、直接皆さんの血液に注射
して、その病気に対して免疫をつけたことにする。
合衆国においては、あるワクチンの集団接種が認可される前に、長期的に検査を行なうこ
とはほとんどありません。例えば風疹ワクチンはたった 28 日間の検査をしただけで認可さ
れましたし、(Through a Glass [116])水疱瘡ワクチンはたった42 日間のトライアル試験
をしたのみで認可されています。[88] しかも、ワクチンの長期的な効果に関しても、一切
フォローアップをしなくても OK なのです。だからこそ、ワクチンは常に変更されたり新
種のものと取り替えられたりしているわけで、子供達は丁度良い実験用モルモットといっ
た扱いです。
免疫:自然 VS. 人工
ここで頭においておくべき点は、子供が病気にかかると、その子の体で免疫機能システム
が新しく構成されて、起動し始めるということです。数日間、ある程度具合が悪くなるか
もしれませんが、下記にある表でも分かるように、大抵の場合は病気が治ります。強い薬
やワクチンに邪魔をされたり、事を複雑化されることなく、体が独自の力でその病気を退
治する方法を見つけると、将来において一生の間、その子はその特定の病気にはかからな
くなります。その子の体は、その病気に対しての退治の仕方-免疫を身に付けたことにな
るわけです。その様に、薬を使わずに体が独自で退治法を覚えこむと、自然な免疫がつく
ことになります。すると体は、有害な環境から身を守るための、真新しく、永遠に使える
武器を手に入れます。だからこそ、ワクチン接種を受けていない子供達は、一生の間に水
疱瘡に 1 回しかかからないのです。体が自力で武器を増やしていけばいくほど、その分大
人になったときに悪い環境や病気から身を守っていける能力が備わっていることになる訳
です。
自然な免疫は、母親から胎児にも受け継がれます。
自然な免疫こそ、唯一のほんとうの免疫と言えます。そしてこの免疫とは、病気に直接関
わりあった(罹患した)後にのみ、つくものです。
これに対し、人工的な免疫とは、その病気の症状を薬やワクチンを利用して人工的に抑え
たという意味です。咳や鼻水が出るのは、体が侵入者を撃退するお掃除システムですから、
鼻づまりの薬や咳止め、炎症止めの薬を使うと外部からの侵入物を本来ならば行けるはず
のない体の奥底にまで通してしまうことになります。咳や鼻づまりが病気そのものだと偽
って主張する医者たちは、次の点を見過ごしています。
「...こうした抑圧は、体が排泄する必要があるものを外に出せないように邪魔をしてし
まう...」(James, p42)[188]
ワクチンによって、人工的な病原菌ウイルスが血液に注入されます。仮説としては、この
薄められたウイルスに対して体が抗体を生み出し、こうして出来た抗体が、その後一生の
間その病原菌ウイルスが侵入してきた際にはそれを発見して退治してくれる、というもの
です。
しかし、このような免疫とは、人工的であり、つまり実際には不適切だと言えます。なぜ
なら、ワクチンが体に与えている免疫まがいの機能とは、自然に発生する病気に対しての
免疫ではなく、人工的な、科学者が研究所で作り上げた注射用の病気に効くだけのものだ
からです。
ワクチンは、何百回分、何万回分比べてみても、皆同じ中身ですが、人間の免疫機能や、
病気のかかり方は、1 人 1 人違います。この点からも、問題があると言えますね。
さらに、人工的な免疫は、母から胎児へと受け継がれることはありません。
人工的な免疫は、一時的なものです。
人工的な免疫は、後に再度同じ病気にかかるリスクが非常に大きいものです。科学的にも
意味不明な、追加接種(booster shots)が行なわれているのはこの理由からです。
(Murphy[204])
ワクチンによる人工的な免疫は、現代において、成人になってからもともとの病気が異常
な形で発生する、という現象を引き起こしています。これは、成人の風疹や水疱瘡の様に、
遙かに深刻で危険な症状です。
新種の伝染病をつくり出した「集団接種」
こうした異常な形の伝染病が、もともとの伝染病にかかって自然な免疫がついている人々
に与える危険性については、誰も話そうとしていません。集団接種が始まる以前にも、程
度の違いはありますが、人間は全ての伝染病に対して集団で免疫を付けていました。しか
しこれは、200,000年もの時間をかけて、です。少し考えて見ましょう。ベビーブーム時代
に生まれ、子供の時に風疹にかかって、一生の免疫をつけた人が、この人工的な新種の異
常な成人型の風疹にも免疫があるかというと、そうではありません。どうしてでしょうか?
風疹という伝染病は何世紀ものあいだ存在してきた病気ですが、この異常型の風疹が生ま
れてからは、まだ 30 年も経っていないからです。ちょうど、抗生物質の氾濫がスーパーウ
イルスを作り出した様に、ワクチン接種も新しい伝染病を作り出しているのです。これを、
進化と呼べるでしょうか?
ワクチンの追加接種(効果の促進用)
最初のワクチンが免疫を付けてくれる筈なのに、なぜ子供達は 1 年後にもう 1 度同じ接種
をしなければいけないのでしょう?では、1回目は何だったのでしょうか?実をいうと、ど
のワクチンに関しても、ワクチンの効能促進用の追加接種が効果のあるものだ、と証明す
る研究は、いまだかつてされたことがありません。
もう1つの疑問があります。MMR や 3種混合、B 型肝炎、H インフルエンザなどの数回に
わたる摂取は、毎回同じ物を接種します。ワクチンの生産者側は、追加接種のワクチンは 1
年ほどで効果がなくなってしまうと発表していますが、それなら、最後に受けたワクチン
が子供に一生の間続く免疫を付けるという研究成果は、あるのでしょうか?そんなものは、
どこにもありません。大体どうして、最後から 2 番目のワクチン接種は 1 年で効果が消え
て、最後に受けたワクチン接種だけ、特別に一生の間効果が続くなんてことがあるでしょ
うか?ここが重要な点です。生産者は、ワクチンによって一生の間免疫が付くとは、決し
て言っていません。PDR を通した生産者側の主張をみても、ワクチンの効力は限られた時
間で消える、とはっきりしています。一生続く、などとうその宣伝をしているのは、薬を
売る担当の部門-会社側、宣伝担当の方です。
全てが、自分自身に
免疫とは、体の分子の ID を成立させ保っていくための身体能力です(James p105 [188])
-つまり、あなたの細胞は全て、あなたの ID を持っていることになります。それら全てが、
同じ DNA から成り立っているのですから。この、細胞の統一性を促すものは全て、健康を
促すものです。逆に、体が細胞の ID を保つことを邪魔するものは何でも、病気を促すもの
です。このごく簡単な基準が分かれば、ワクチン接種による人工的な免疫が、なぜ長期的
な効果を持つことが出来ないか説明が付くでしょう。
ワクチンを作り出すプロセスの全ては、ある伝染病の菌をどんどん弱めていく、といった
ものであり、人の血液に注入した際に、体がそのワクチンに反応しない程度まで、その菌
は薄められていきます。これはつまり、その菌が非常に弱められているので、体が異物と
して感知することが出来ない位だということです。ですから、皆さんの体の免疫機能は、
いつもどおり異性物のたんぱく質に反応するやり方では、こうしたワクチンに反応をしま
せん。体が、だまされてしまったわけです。
普段の生態系の中では、このような出来事は起こり得ないことであり、これはまったく不
自然な出来事です。[192]
これに対し、自然に発する伝染病は薄められていないので、体の免疫機能システムを順番
に起動させていくのに十分な強さをもっています。
他人に自転車の乗り方をおしえたり、レーザー写真を2D で見たりすることを教えたりは
出来ませんね?もちろん説明することは出来るでしょうが、実際にレーザー写真が見える
ようになったり、動いている自転車のバランスを取るにはどう体を動かせばいいのかを学
ぶのは、1 人 1 人が自分で努力してはじめて身に付くものです。
免疫も、これと同じです。体に、無理やり押し付けることは出来ないのです。体が実際に、
侵入した異物を感知してそれと戦いを挑み、自分の免疫能力をどう組み合わせればそうし
た異物を感知し、取り囲んでやっつけることが出来るかを、自力で学んでいかなければい
けませんし、そうする機会が与えられる必要があります。これには時間も労力も必要です
し、病気にかかる場合の時もあるでしょう。こうした過程は、現代科学の理解をはるかに
超えたものです。しかしこれで得られる免疫とは、一生の間続くものですし、これこそが
唯一、本物の免疫なのです。
子供の時に受けるワクチン接種は何回?
9/11 事件以前には、接種が指定されているワクチンの数はわりと簡単に分かるようになっ
ていて、主に CDCのウェブサイトに載っているワクチン接種の予定表を見ればよいだけで
した。[15]しかし、9/11 事件以降には、新種のワクチンの追加や旧型ワクチンの削除など、
驚くほど多様な変更が数ヶ月ごとに行なわれるようになりました。さらに混乱に拍車をか
けるように、最近では予定表を1つだけではなく、年齢ごとに分けてわかりにくくしてい
ます。以前には、未成年に推奨される予防接種予定表と呼ばれる表があるだけで、誕生か
ら 18 歳までが対象とされていましたが、それが 2008 年には突然、子供向けの予定表、青
年期の予定表、追加接種の予定表、成人向けの予定表やらがまるで 20年前からずっといた
ような顔をしてCDC のサイトに並んでいるのです。これらの表は非常に読みにくく、例外
の特記や重複事項が沢山あります。こうした新しい掲示の仕方は主に、子供に接種指定さ
れているワクチンの数が急激に増え続けているという事実をわかりにくくごまかすために
考え出されたでしょう。そして、成人用も多数追加されていることも、ごまかさなければ
いけませんしね?
次のページには、伝染病防止センターによる、2009年度の予定表を載せていますが、そこ
にはなんと68回ものワクチン接種が、子供時代に受ける接種として推奨されています。
[15]
2009 年度 予防接種予定表
誕生時: B 型肝炎 1(ワクチンの数)
1-2 ヶ月 B 型肝炎 1
2 ヶ月 3 種混合、ポリオ、PCV、Rotateq 7
4 ヶ月 3 種混合、ポリオ、HiB、Rotateq 7
6 ヶ月 3 種混合、HiB,Rotateq 6
6 ヶ月-18 歳 インフルエンザ (毎年) 1
6 ヶ月-18 ヶ月 B型肝炎、ポリオ 2
12 ヶ月-15 ヶ月 MMR HiB, PCV、Varicella 6
12 ヶ月-23 ヶ月 A 型肝炎 (2回) 2
15 ヶ月-18 ヶ月 3 種混合 3
生後 18 ヶ月までにワクチン接種 36 回
4 歳-6 歳 三種混合、MMR、 ポリオ、Varicella 8
11 歳-12 歳 破傷風 ジフテリア 百日咳 HPV(3回分)
MCV4 7
ワクチン接種 計 68回
資料:伝染病防止センター www.cdc.gov [15]
この予定表は、2007 年初めにもっと小刻みなスケジュールになり、さらに9/11 の事件の後
にはより頻繁に、時には2,3ヶ月ごとに何らかの変更が付け加えられています。こうした
追加は 2007 年だけで、3 回も行なわれていて、2008年にも更に追加がされています。
この表を見ると、アメリカの子供達が世界中で 1 番多くのワクチン接種を受けているだけ
でなく、歴史上最もワクチン接種をうけている存在だと言うことがわかります。世界中ど
こにも、アメリカほど激しいワクチン接種のプログラムを組んでいる国はありません。
そして子供がワクチン接種を 1 回逃すと、次の時どうなるかと言うと、そうです、同じ日
に全部のワクチン接種をあわせて受けさせられるのです!時には14種類ものワクチンを
同時に、です。こんな行為が安全だと、どこかに証拠となる研究があるでしょうか?勿論、
ありません!
68 回と、おまけ
そして、地域のクリニックはどこでも、いつでも好きなようにこのリストに実験的にワク
チンを増やすことが出来ます。68 回だけ、ではないのです。このおまけのワクチンのこと
を、両親に伝える場合もあれば、無断で行なわれる場合もあります。たいていの親は、通
常の予定表のことも知らないほどですから。しかし、これだけではありません。2002 年の
1 月には、さらに新しい時代が始まったのです。
営業促進のための、新カテゴリー
この「ハイリスク区分」は 2002 年に現れたものですが、これは新しいワクチンの接種実験
がしやすくなるように仕組まれた「裏道」であり、これによって生産者側は堂々と、将来
ずっとワクチンを増やし続けられるようになってしまいました。生化学兵器のテロに対す
るヒステリックな危機感の扇動に始まり、こうした手口で A 型肝炎やRotateq、HPV の様
にこっそりと新種のワクチン接種がいつのまにか加えられていくのが目に見えるようです。
なぜって、新種のワクチンを追加したければ、ただ2,3 ヶ月前に該当する病気を「ハイリス
ク区分」に設定しておき、その後でまるで当然という顔でささっと予防接種予定表に付け
加えてしまえば良いのですから。とっても簡単ですし、一般向けに何の告知も必要ありま
せんから、便利な方法ですよね?
9/11 事件のたった4ヶ月後に現れたこの新区分も、実はこの国をとりまいている緊急時健
康保護模範法や愛国主義法、国家安全保障法、といった考えが盛り上がれば発足するであ
ろう、様々な命令のお膳立てに過ぎないのです。[140]
この様な法律の命令が出来上がれば、どんなこともテロ扱い出来る絶対服従的な、支配的
な権力が与えられることになり、そうなると我々の一部、あるいは全人口は、彼らが必要
だと判断した行為には全て、実験的なワクチン接種も含め、従わなくてはいけないことに
なります。
それに従わない者は、罰金や罰則、懲役をやむなくされ、あるいは無理やり従わされたり、
財産を焼かれたり没収されたりする仕打ちを受けるでしょう。
いっそのこと、中世風にギロチン台も加えれば良いくらいです。
こんな極端な法律制度が本当に出来るなんて、なかなか信じられないことに感じるでしょ
うが、実際にこの制度の幾つかは、現在の全州の法律に含まれているのです。しかし、こ
んな「我らナチス主義」と「いつでもどこでもテロ恐怖」のどちらかを選べと言うなら、
私は迷わずにテロ恐怖の方を選びます。政府がどれだけ私達を「守ってくれない」か、は
もう十分に分かっていますから。
どこまで受ければ十分なのか?
世界中、そして歴史上でも最も多い、68 回というワクチン接種を我々の子供達に受けさせ
ているのだから、生産者側はもう十分金の卵に満足している、とお思いでしょう?ところ
が、そうではないのです。これら全てのワクチン接種からなる、体に対するウイルスの負
担を研究したり、混合接種の負担や同日に複数接種することからくる負担の研究をするこ
とは、決して援助されず、この様な懸念が話題にあがることは 1 度もありません。いわゆ
る「科学」にとっては、どれだけ多く、どれだけ早く増やせるか、この方が大事なのです。
9/11 事件以降の世間では、どんな条例が発足してもめったに抗議の声が上がらなくなり、
よってワクチンの大洪水の口は、大きく開け放たれています。近年の義務接種のワクチン
の表を見てください。
1980 年 計 20 回
2003 年 計 40 回
2004 年 計 53 回
2005 年 計 58 回
2006 年 計 63 回
2009 年 計 68 回
以上は、子供向けのワクチン接種の状況ですが、これには続きがあります。
新規の成人用ワクチン接種予定表
子供向けの接種予定表よりも、さらに懸念されるべきことが、この新しい予定表です。2008
年初めに、何のメディア告知もなく突然こっそり現れたこの成人用の予定表において、CDC
は 18 歳以上の成人に対し 73 回の追加ワクチン接種を奨励しています。[15]これによって、
アメリカ人のワクチン接種の奨励回数は一気に 2 倍にもなってしまったのです。
でも、そんなニュースはどこでも放送されませんでしたね?
つまり、こういうことです。今まで 1 世紀もの間アメリカの国民にワクチン接種をおこな
ってきたCDC と関係者たちは、今度は子供達だけでは飽き足らずに、もっと市場開発を広
げなければ気がすまなくなってしまった-そして最も豊富な市場である、成人に目をつけ
た、という訳です。
過去 100 年の間において、ワクチンの効果が生涯続く、という主張をした科学者はいませ
んでした。だからこそ、ワクチンの複数回接種の必要性の理由ができたのです。子供達が
なぜ、同じワクチン接種を何度も何度も受けなければいけないか、それは「免疫」が薄れ
てしまうから、でしたね? ですから、成人向けに予防接種を続けることも、それを考え
ればごく自然、当然な成り行きだったわけです。だったら、生涯ずっと接種を続けさせれ
ばいい!何でもっと早く思いつかなかったんだろう? この素晴らしい思いつきで、営業
効果は一気に 2 倍にも膨れ上がったのですから。
2009 年度のアメリカ成人向けに奨励されている接種は、以下の通りです。
破傷風 ジフテリア 百日咳 15 回
ヒトパピローマウイルス 3 回
風疹 おたふく風邪 3 日ばしか 6 回
Varicella 2 回
インフルエンザ 45 回
Prevnar 1 回
Zoster 1 回
こうした成人向けの予防接種予定表とは、まったく前例のないものであり、合衆国以外に
こんな設定をしている国はどこにもありません。国民に 150 回分ものワクチン接種を推奨
する国なんて、他にはないのです。この新しい方針がもたらすであろう影響は、すぐには
明確にわかりませんが、次の点ははっきりしています。この成人向けの人体実験に不注意
にも参加してしまったアメリカ人は、この本で取り上げているワクチンによる様々な副作
用や障害を、今までの2 倍にも負ってしまう羽目になるのです。
乳児は、成人のミニチュア版ではない
もう1つ、決して討論されることのないことは、ワクチンの毒成分と、乳児の体の大きさ
の対比ですが、これについてボイド・ハーレイ博士はこう述べています。
「体重 6 ポンドの新生児に行うワクチン接種の 1 回分は、体重180ポンドの成人に同日
行なう 30 回分のワクチン接種に等しい。」[95]
乳児の身体を、他の顧客層と同じ様に扱い、企業的な「リミット無し」の概念を押し付け
ているのに、誰一人として、次に挙げる、最も初歩的な質問をする人はいません。
乳児は、一体何回分に耐えることが出来るのか?
9/11 事件後には、これからいつどんな生化学兵器のテロが起こるか分からない、とマスコ
ミに挑発され、世間はヒステリックな緊張に満ちていました。そんな2002年1月の
Pediatrics 誌というジャーナルに、近い未来に科学がどんな変化をとげるかという予測の記
事が載っていましたが、これは愕然とする内容でした。その 124 ページには、筆者連が親
達に向けて、我が子が沢山ワクチン接種を受けすぎているのではなどと心配することはな
い、と書いてあります。それというのも、最近の発見で、乳児が10,000 回もの接種に耐え
られることが分かったからだ、というのです!そして、偶然でしょうか、この筆者はCD
Cの宣伝部のメンバーである、ポール・オフィットです。
オフィットは、まったく巧妙な先手を打ったと言えるでしょう - なんと言っても 9/11
事件以降、推奨ワクチン接種の合計数は、3倍にもなっているのですから![119]
持ち札が悪くては、勝負には勝てない
こんなワクチン接種の数々は、本当に効果があるのでしょうか?私達の子供たちは、本当
にそうした伝染病に対しての免疫をつけたのでしょうか?
もしも効果があるものならば、アメリカの子供達は乳児の生存率において世界1であって
よいはずですね?しかし実際には、39 位という結果です。(UNICEF)[36]つまり、他
の 38 国の乳児達の方が、5歳まで生き延びる確立が高い、ということです。さらに、1997
年には私達は 22 位だったのですから、逆効果も良いところです!
アメリカでは毎年、少なくとも10,000 人の乳児が、流行の「突然死-SIDS」という診
断理由で死亡しています。これはつまり、寝る前は健康だったのに、起きたら死んでいた、
そして決まって原因は不明、というものです。この突然死という言葉は、ワクチンの集団
接種以前には存在していませんでした。(Mendelsohn)[246] 実際の死亡児の数は、不明
です。突然死に関するすぐれた専門家であるヴィエラ スケイブナーは、彼女の生涯にわ
たる研究において、ワクチン接種と突然死の疑いの余地のない関連性を明らかにしていま
す。[243]
アメリカの子供達の健康状態は、概してひどいものです。喘息、アレルギー、抗体の病気、
そして皮肉なことに、ワクチン接種を受けたその伝染病そのものにかかっている子供達-
彼らの数は、どんどん増えつつあります。
「最近になって、比較的害の少ない子供の伝染病に対して行なわれたワクチン接種が、集
団接種の開始以降、癌、白血病、リウマチ関節炎、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、
狼そう、ギラン・バレー症などの抗体の病気が急激に増えていることの原因ではないかと
いう疑いの声が強まっている。」 -p232, How To Raise… [246]
メンデルソン博士がこの指摘をしたのは、20 年前ものことですが、こうした病気は、減少
しているでしょうか?抗体の病気、という言葉が一般家庭で良く聞かれるようになってし
まっているのはどうしてでしょう? それに、慢性の疲労症、自閉症、なぞの慢性のアレ
ルギーや関節炎に悩まされている子供達が、ここ数年の間に増え続け、さらにその年齢層
も低くなりつつあるのは、どうしたことでしょうか? 携帯用の吸入器を使いながら校門
を出入りする子供達の数は、果たして減っているのか、それとも増えているのでしょうか?
毎年1.5兆ドルも保健衛生につぎ込んでいるにしては、どうも我々国民の健康に成果が
現れていないようですが。
乳児の特別病室
2002年7月には、ある驚くべき話題がニュースに出ましたが、ほとんど注目はされま
せんでした。政府の機関で、国中の薬学関係の研究の大部分の資金援助を取り締まる国民
健康機関が、乳児の終末医療のために、2.5百万ドルを使うと決定したのです。これが
どういう事を意味するのか、ちょっと考えてみましょう。それは、癌やその他の致命的な
病気で末期症状の患者達と同じ程、沢山の乳児が病気によってゆっくりと苦しみ死んでい
っている、そしてその子達の生命線をほぐしてやるために新しく対策が必要だと、政府が
判断したという意味です。それでは、この乳児の病気による死亡数とは?なんと、毎年
53,000 人もの乳児が、病死しているのです。事故死、ではなく、生まれてからかかった致
命的な病気による死亡数です。ベトナム戦争のアメリカ人死亡者を全部合わせた数と同じ、
又南北戦争のゲティスバーグでの死亡者の統計数と同じ、物凄い数の乳児が病死していま
す。しかも、毎年これだけの、乳児が犠牲になっているのです。[123]末期症状で苦しんで
いく乳児が、です。
助けなど、必要なかったのに
医療統計学者マイケル・アルダーソンは、集団の「予防注射」が始まる前に、いかに伝染
病の数々が人類の間で消え去りつつあったかという事実をくわしく示しています。そのデ
ータを見たなら、大抵の研究者達が、ワクチンが無くても、ほとんどの伝染病が自然に没
滅していっただろうと考えることでしょう。
私達はいつも、ワクチンがいかに伝染病から人類を救ってくれたかという話を耳にします。
あるいは、ワクチン反対のグループからは、前世紀において伝染病がいかにワクチンの助
け無しで自然消滅したか、という話も耳にします。では、両方の側の話には、どれだけの
証拠が挙げられているのでしょうか?
一体、どちらが正しいのでしょう?ワクチン以前に、伝染病が自然に消滅したのか、それ
ともワクチンのお陰で消滅したのか、どちらなのでしょう?この疑問に対する、決定的な
答えは次の通りです。
統計1: 合衆国100,000 人毎に占める死亡者数
ジフテリア Pertussis 風疹 インフルエンザ
1900 年 40.3 12.2 13.3 202.2
1910 年 21.1 11.6 12.4 155.9
1920 年 15.3 12.5 8.8 207.3
1930 年 4.9 4.8 3.2 102.5
1940 年 1.1 2.2 0.5 70.3
1945 年 1.2 1.3 0.2 51.6
1950 年 0.3 0.7 0.3 31.3
1955 年 0.1 0.3 0.2 27.1
1960 年 0 0.1 0.2 37.3
1970 年 0 0 0 30.9
表1の資料: Historical Statistics [195]
この政府参考資料は、どこの図書館でも見つけることが出来ます。
次の表は、5 年ごとに付け加えられているそれぞれの伝染病による死亡率の表です。
表2. 合衆国の死亡者数
年代 ポリオ ジフテリア 百日咳
1901 48,839 33,094
1906 28,225 26,436
1911 20,350 20,285
1916 15,623 21,382
1921 7229 12,267 14,724
1926 6038 7074 13,047
1931 4545 4388 9850
1936 3666 2189 6809
1941 3539 1135 4399
1946 3799 467 1460
1951 3826 125 558
1956 1604 45 206
1961 1076 22 82
1966 928 15 32
1971-75 0 12 122
年代 破傷風 風疹 インフルエンザ
1901 28,065 11,956 15,496
1906- 16,318 10,837 10,109
1911- 11,503 7615 7086
1916- 8596 7926 54,283
1921- 7818 4919 13,673
1926- 6040 3994 17,602
1931- 4709 2957 11,191
1936- 3275 1238 8449
1941- 2384 1013 4366
1946- 1697 469 1736
1951- 1093 268 1178
1956- 788 203 938
1961- 550 162 553
1966- 282 44 633
1971-75 122 17 491
International Mortality Statistics, pp.163-189, 313,
By Michael Alderson [209]
表の下線が引いてある数字の部分は、ワクチン接種が導入されたおおよその年代です。で
すから、この表において伝染病が自然に減っていった経過を見ながら、同時にそれぞれの
ワクチンが一体いつ始められたのかを照らし合わせることが出来ます。
それぞれのワクチンの正確な導入時は以下の通りです。
病名 ワクチン接種
ポリオ 1954
天然痘 1902
ジフテリア 1940 年代半ば
百日咳 1940 年代半ば
破傷風 1940 年代半ば
MMR 1978
B型 血友病 1985
B型肝炎 1991
水疱瘡 1995
PCV 2002
インフルエンザ 2005
さてここで、先程の表1と2を見てみると、それぞれのワクチン接種が導入されるずっと
以前に、それぞれの伝染病が無くなりかけていたことが分かるでしょう。
医学から干渉されない立場の資料からも、この様な意見が出ています。
「...1911 年から 1945 年の間に、1~14 歳の児童のジフテリアと風疹、百日咳による死
亡数の合計は、95%も減少した。これは、アメリカ合衆国で集団予防接種プログラムが
始まる以前のことである。」
-Dublin L, Health and Progress, 1935-1945, p12 [267]
Metropolitan Life Insurance Company
生きた統計:数字を使ってなんでもありのやり方
上記のデータは、多様な資料源から得られる、無数の統計データです。ご自分で掘り出し
てみると分かるでしょうが、このシンプルなデータはそこらに埋まっています。
ワクチンの輝かしい成功を報道している主流のメディアの筆者や刊行者の得意なトリック
は、情報源を明記せずに数字や表をでっちあげる、というやり方です。ゆえに、そのよう
な論は、まったく無効と言えます。どこから、そんな数字を持ってきたのでしょうか?超
能力や心霊術でも使ったのでしょうか?誰の主張論であっても、自分で情報源を確かめる
ことが出来ないものを、信じてはいけません。特に、「最近の研究によると...」というセ
リフで始まるものほど、注意が必要です。これは、にせ科学のきめ台詞なのです。
さらなる詐欺
予防注射の政治的な面から言えば、ワクチン接種による死亡率や副作用反応の報道に関し
ては、初めから避けられている問題でした。当然、ワクチンを売る側としては、商品の欠
点を知らせまわりたくはありません-まあ、ビジネスの基本です。しかし、偽のデータを
作り上げたり、悪性反応が起こったことの情報を隠したりすることは、まったくの偽り、
誤報道としか呼べません。
1 世紀も前に、ジョージ・バーナード・ショーもこの戦術に気付いています。
「世紀末の興味深い時代の節目に、私はロンドンのバローカウンセルの保健委員会の一員
であった。そこで私は、ワクチンの成果を良く見せるために、どの様に統計が工作されて
いるかを目の当たりにした。天然痘ワクチンの再接種を受けなければならない患者の件は
全て、化膿性の湿疹とか、ヴァリオロイドとか、とりあえず天然痘以外の症状だというこ
とにして偽の診断をしているのだ。」[205]p64
つまり、単なる呼び名の言い換え、というごまかし方です。これは、ポリオや天然痘が「絶
滅した」と発表された後、同じ病気を「難性髄膜炎」だとか「猿痘」だとか呼び方を変え
てしまう方法です。(M.Doley [224], [235] )宣伝発表のためには、数字を良く見せる必
要がある、というわけです。
もう1つ、統計学者やライターの間でよく使われるごまかし法に、「データのあり過ぎ」法
があります。これは、もとのデータを性別、年齢、人種などでどんどん細かく分類してい
き、もともとの主旨が分からなくなってしまう様にするやり方です。このやり方で、過去
50 年間の合衆国における癌死亡者の総数の増え方や、ワクチンが登場する以前に伝染病に
よる死亡者が自然に減っていたデータなど、簡単な事実を都合よくもみ消すことが出来る
のです。(Yiamouyiannis, p 78)[210]
医学関係の雑誌や本を読む人の数は限られていますし、大抵の人々はインターネットのニ
ュースや雑誌をざっと読んで、そこで得たわずかな情報から自分なりの意見を作り上げま
す。そこで、一般のメディアに載っている数字は、最も有力な宣伝主である製薬会社に有
利な数字にしてあるのです。
小児科の分野に関して言えば、これはもっと単純で、副作用反応が起きた件数は公表され
ず無視されます。さらに、その様なケースは即座に否認されるような段取りになっていま
す。これは、「健康な赤ちゃん」プログラム-ワクチン接種という小児科の大切な収入源を
守るための、経営方針です。人々がワクチンに対して少しでも疑問を持つようなことがあ
れば、小児科医は生活費が稼げなくなってしまいますし、医療ミス、違法治療の法的責任
を問われることになってしまいますから。ハリス・コウルターとダン・バートンの両氏は、
母親達が自分の子供がワクチン接種後に副作用を起こしたと伝えにいって、即座に否定さ
れた無数の例やケース歴を示しています。これは、気休めでしょうか、それとも日常方針
とでもいうものでしょうか?[227,108]
副作用反応の報告
副作用反応を報告する、といった医療関係者の責務はどうなっていたのでしょうか?アメ
リカにおけるワクチン集団接種は、1902 年に始まっていますが、医者がアメリカ国内で起
きた副作用反応の事例を報告できる記録管理センターといったものは、1991年まで存在し
ませんでした。(p88 [227])1991 年には、VAERS(Vaccine Adverse Effect Reporting
System)が設立しましたが、これは国のワクチン接種による小児障害法が 1986 年に発足
した結果うまれたものです。
1986 年にロナルド レーガン大統領がサインした法律、NCVIAには「全てのワクチン
生産者は、ワクチン関連のいかなる障害や死亡件による損害の責任を法律で問われること
は無いものとする。」とあり、製薬会社はこれによって、子供達がワクチンの副作用で死亡
しても、無罪放免とされました。(Horowitz,p.499 [256])
さらに、副作用が起きたケースを記録しておく研究機関が無かったのですから、1991 年以
前にされたワクチンの安全性に関する発表は、まったく無意味な発表だということが分か
ります。みんなが口をそろえてワクチンは安全だ、安全だ、と唱えていましたが、副作用
についてちゃんと記録をとっている人が誰もいないのに、一体どうして安全だなんて言え
たのでしょうか!子供がワクチン接種の直後、5分もしないうちに死亡したって、199
1年以前にはその記録さえ取られなかったのです。ゆえに、実際の死亡件数は私達には分
かりません。さらに現在においては、医者の大多数がワクチン接種による副作用の件を報
告しない有様です。FDAの予測によれば、ワクチンによる激しい副作用の件数のうち、
医者が報告するのはわずか10%程だということです。(Orient, Null)[177,220,245]
どうして医者が件数の 10%しか報告しないかと言うと、1 番大きな理由は条件反射といっ
てもいいでしょう。先に述べたように、自分がしていることは安全ではない、と認めたが
る人は誰もいません。ほとんどの医者は、実際に副作用がおきた件数を正直に報告したら、
一般人のワクチン接種に対する信頼が台無しになってしまうのでは、と心配してしまうの
です。
この 10%の報告件数は、これをサポートする研究もないのに、CDCやFDAの資料に「報
告された副作用の件数の予測」の参照として、無理やり引用されて頻繁に出てきます。ニ
ューヨークの医師連のNVICの調べによれば、副作用を報告する、と答えた医者の数は、
全体の 2%に過ぎないとのことです。ということはつまり、ワクチンに対する副作用反応の
内、実際にVAERSに報告されるのは全体の1%の件数にしかならない、という可能性が
十分すぎるほどあるわけです。[264]
副作用発症実数
合衆国の予防接種プログラムとして30 種類もの様々なワクチン接種が合計1億回分も打た
れた結果、2004 年にVAERSに報告された副作用の件数は200,000 件です。(Geier,[77])
これが実際の 10%だとすれば、1991 年以降にワクチンによる深刻な副作用が起きた件数の
本当の数は 200 万件になります。さらに、FDAの役員であるケセラーが述べたように、
実は 1%しか報告されていないということなら、1991 年以降にワクチンによる深刻な副作
用が起きた件数の実際の数は、2000 万件にも上るということになります。これには、入院
や、生涯残る重度障害、死亡などが含まれています。こんな恐ろしい被害が現在のアメリ
カで起こっているのに、だれもこの災害については注意を払おうとしていないのです!
時間制限
VAERSは、ワクチンによる激しい副作用を報告するに当たり、非常に厳しい基準を設
けています。その 1 つに、報告を認める強引な有効期限の設定があります。
「損害を被った場合には、最初の症状が現れた 36 ヶ月以内に被害を申告しなければならな
い。」(NVIC[264])
しかし、副作用反応の多くは、もっと時が経ってからしか現れません。毒性の注入物から
起きる、型にはまらない有機的で潜在的な障害、乳児の発達途中の脳細胞に障害を与える
ような反応の症状は、もっと後になって現れるのです。ですがこの基準によると、36ヶ
月以降に現れた症状は申告するに値せず、よっていかなる損害賠償を要求することも不可
能になります。
不正な資金
2007 年までに、VAERS に届いた損害賠償の申告数は、1万件以上に及びます。しかし、厳
しい条件や法的な障害物が多すぎる、副作用反応を証明するための必要書類が多すぎると
いう理由のため、実際に受け入れられるところまで至ったのはその内4400 件にしかなりま
せん。[22]
それでも、1991 年以降ワクチンによる障害にたいする損害賠償に使われた費用は 1 億 4 千
ドル以上にもなります。[114] これらの資金は、ワクチン会社が支払ったのではなく、公
的資金、すなわち納税者がワクチンにかけた税から支払われたのです。現在、5 億ドル以上
がこの公的資金に当てられています。[351]
ここで、重要点をまとめてみましょう。
-この国では、18歳未満の子供達に対して、68回分のワクチン接種が義務化されている。
-1991 年以前には申告機関が無かったため、それ以前に副作用反応で死亡したり障害をお
った被害者の数は未明である。
-基本法によって、製薬会社は一切の法的責任を問われないことになっている。
-申告機関はあるが、実際に悪性反応があった件数のわずか 10%しか申告されていない。
-この申告機関には、実際に申告された件のその後の副作用反応(死亡や一生続く神経障
害などの場合もある)は含まれない。
-ワクチンの副作用反応の被害者への損害賠償は、国民の税金から支払われる。
ずいぶん、ぎょっとする内容だと思いませんか?
要注意のロット-ホットロット
ワクチンはロットと呼ばれる区分けごとに生産されています。1つのロットで作られるワク
チンは、20,000 から 70,000 回分以上です。その中で、あるロット内で作られたワクチンが
異常に高い確率で副作用反応や死亡の原因になることがありますが、そうしたロットは「ホ
ットロット」と呼ばれます。資料によっては、[ホットロット]とは死亡が 2 件か入院が必要
な副作用反応が10 件を含むロット、とされていますが[163]、他の資料には何も数の指定は
ありません。
そして酷いことに、こうしたホットロットが発見されても、それを製造者側が回収する義
務はまったくありません。今も昔も、そうした義務を定めた法律が、全く存在しないので
す!
今度皆さんが、ワクチンがどんなに安全か、という宣伝文句を目にした際には、この紛れ
もない事実を思い出してみると良いかも知れません。
それでは現在、接種が行なわれているワクチンの幾つかを取り上げて、ざっと調べていき
ましょう。これは、情報がありすぎて、おっくうな作業に聞こえるかもしれません。しか
し、もしあなたにお子さんがいて、その子がワクチン接種を受けようという時になって、
手に入る情報はワクチンで生計を立てている生産者側が提供した情報しか無いとしたら、
本当に正しく情報を考慮した判断が出来るでしょうか? ですから今晩は、テレビをお預
けにして、自分のために情報を集めてみましょう。自分の子供が可愛いなら、当然その子
の血液の安全も、大事なことでしょうから。
ポリオ
ポリオとは、未だに未解明の部分が多い、骨髄の悪性感染ですが、ワクチンが発明される
以前にも、本来はそこまで死亡率が多いものではありませんでした。ポリオのウイルスを
媒体している人の 90%は、何の症状も起こしませんでした。(Bernet, p93)[203]
アメリカにおけるポリオ感染の減少が、本当にポリオのワクチン接種のお陰だったかどう
かは、疑わしいものです。表2で示したように、多くの研究者がポリオの減少はそれ以前
から自然に始まっていたと述べています。[209] 前に載せたアルダーソンの統計表におけ
るポリオ感染の報告数の劇的な減少は、ワクチンの効果というよりは、申告方法が大幅に
変わったことから来ているものなのです。このからくりの詳しい説明は、109 頁のネウステ
ダーの The Vaccine Guide[211]を御覧下さい。ここには、政府機関のバイオ統計学者であ
る Dr.バーナード・グリーンバーグの証言が載っています。簡潔にまとめると、つまり 1954
年以前には医者がポリオを実際よりも多く報告していて、それ以降は実際より少なく報告
していた、という、いわば政治的な戦術と言えるものです。ワクチンが効果的である、と
見せるためにわざとこうしたわけです。科学のお陰で暮らしが改善される、1950 年の抗生
物質のブームに続いて、ワクチンのブームを、という訳ですね。
これについて Hygienic Care of Children の著者である ハーバート・シェルトン(博士)は以
下のように述べています。
「ポリオが一見減少したかのように見えるのは、よく出来た裏工作のお陰である。Salk ワ
クチンが取り入れられる前には、ポリオに感染していない何千人もの健康な子供達が、ポ
リオだと診断された。
そして一旦ワクチン接種が開始されると、今度はそういった件をポリオと診断することは
止められた。このせいで自動的に、ポリオの申告件数がほとんど皆無にまで減少したかの
ように見えた訳である。」 [235]
1955 年には、初代 Salk ワクチンのロットの幾つかに、ある問題が発生しました。ワクチ
ン接種を受けた直後に、80 人余りの子供達がポリオに感染し、さらにその子達から少なく
とも他の 120 人の子供達が2次感染したのです。犠牲者の3人の子は死亡し、75%は身
体麻痺の障害を負いました。([256],p 487)
ポリオが無くなったのは事実ですが、ポリオワクチンのお陰でそうなったのではありませ
ん。1977年にはワクチンの発明者である Jonas Salk 自身が、「現在の合衆国で見られ
る数件のポリオ感染は、ポリオという病気のせいではなく、ポリオワクチンを使った結果
起きたものだ」と証言しています。(Science Abstracts 1977年4月4日号) [288]
そして何とCDCでさえも、1979年以降に合衆国で起きたポリオ感染の全件が、病気
そのものではなく、ワクチンのせいであると認めている次第です![206]
皆さん、ちゃんとお読みになっているでしょうか?これまでの35年間に合衆国でおきた
ポリオ感染の全件が、ワクチン自体のせいだと分かっているのに、ではなぜ、私達は未だ
に、しかも4回ものポリオワクチン接種を受けているのでしょうか!?
それでも、ワクチン自体が無害なものだったのなら、まだ幾らかましだったでしょうが、
この上さらに2つの困った点が挙げられるのです。
-ポリオワクチンには防腐剤として水銀やホルムアルデヒドなどの有毒性物質が使われて
いること。
-元になるオリジナルのポリオワクチンには、SV-40 猿ウイルスが含まれていたこと。
最初の1点目については、生産者側も認めているので、議論の余地もありません。
(Physician’s Desk Reference 2004)[251] ご存知のように、水銀は代謝性の有毒物質で、
脳や腎臓、骨髄に障害を与えます。(Widman’s, p.691 及び Bernard)[196,166] 又、防腐
剤として使われるホルムアルデヒドは、前にも示してあるように、発がん性物質として知
られています。
問題の2点目である、ポリオワクチンが SV-40 で汚染されている、という点は、いささか
劇的とも言えるでしょう。
50000匹の猿
これは、60年代にポリオワクチンを作るために殺された猿の数です。(James,p166)[188]
1952年以来、何千匹ものアカゲザルが、その腎臓を使ってポリオワクチンを媒体する
ために殺されてきました。(PDR, 1998 p.2131)[251]しかし大勢の研究者や、ポリオワク
チンを発明した人自身もが、ここ1世紀の間のポリオの統計を見た上で(上記の表2)こ
うした見解を述べているのです-1954 年までには、すでに人類においてポリオという病気
は明らかに威力を失いつつあったので、ポリオワクチンの必要性は無かったであろう、と。
しかしその 25 年程後に、HIVが凄い勢いで荒れている事実を踏まえた上で、Science
Digest 誌の 1963年号の記事で、1950 年代にSV-40 という名の猿ウイルスが「Salkワクチ
ンという形で、何百,何千、あるいは何百万人もの人々に事故的に注入されてしまった」
と書かれているのを読むと、空恐ろしい気持ちになります。(Snider)[218] そして、この
事件がどこで起きたかと言うと、アフリカで、なのです。(Curtis, p.1259)[219]アメリカ
では、1955 年から 1963 年の間に、約 9 千 8 百万回分もの SV が混入したポリオワクチン
を子供達に接種してしまいました。[153]これらの事実は、それから 25年後にAIDSが氾
濫したこととの、関係性を示唆しています。
ホロウィッツは、1964 年以前にポリオ接種を受けた人全員が、SV-40ウイルスに感染
している可能性が高い、と示しています。([256] p.493)
ポリオ接種と、SV-40 及び AIDS との関連性について、こんなに沢山の研究者が指摘して
いるのですから、自分の子供達に「害の無い」ポリオワクチン接種を受けさせる前に、こ
れらの資料を読んで、安全性に疑いを持った方が良いのでは、と私は思うのですが。ポリ
オという病気そのもの以外にも、もっと悪質な病気までもらってしまうかも知れないので
すから。ワクチンの商売で生計を立てている側の人間に、全ての決断を委ねてしまうのは、
賢い行為とは、言えません。
より最近の研究では、SV-40と癌の関連性も発表されています。2002 年 3 月には、テキサ
ス大学とベイラー大学の科学者達両方が、SV-40 と non-Hodgkin’s lymphoma という合衆
国で 5 番目に多い癌との高い関連性(43%)という研究結果を、それぞれ別々に、しか
も同じ数値結果を出しています。(Beli)[141]
最先端の科学者であるミッシェル・カーボン医学博士は、「現在、60もの様々な研究室か
ら、人間の脳腫及び骨腫瘍とSV-40の関連性を確認する内容の報告書が 70 件も届いて
います。」と述べています。[82]
ポリオワクチンが SV-40 を含んでいることにFDAが最初に気付いたのは 1963 年であり、
当時にもそれが発がん性物質ということが分かっていたため、アカゲザルの使用は止めま
したが、既存のワクチンの在庫はどうなったでしょうか?捨てた、と思いますか?何百万
ドルもの価値のあるワクチンを?ご冗談でしょう?そうではなく、FDAの教義委員会は
「すでに出回っている在庫をリコールして、公衆に不安を抱かせるよりはと、そのまま市
場に出ているままに放っておくことを決意した」のです。(Science 誌、 p.1225,1972)[296]
これでも、FDAが自分達の身の安全を気にしてくれてると思えますか?
さらに、ジョナス・サルクの Salkポリオワクチンは、あまりの死亡件数や麻痺障害件数の
多さのため、わずか 17 ヶ月で打ち切りになりました。代わりに使われるようになったのは、
口から入れる Sadin 生ワクチンで、これは現在も使われているものです。そしてそのワク
チンの発明者であるアルバート・サディン医学博士が、30年後に言ったことはこうです。
「正規のデータにより、合衆国で行なわれた大規模なワクチン接種が、免疫をつけるとさ
れていた病気に対してこれといった効果を発揮することが出来ないことが判明した。要す
るに、ワクチンは失敗したのであり、現在も失敗作のままである。」[294]
– International Assn of Scientists & Biologicals 1985 年 12 月 7 日
ワクチンによって感染した病気
そして現在も、ポリオワクチンは危険なままです。2002 年には、カリブ海地域において、
生ワクチンの使用によって21 件のポリオ感染があり、死亡も 2 件ありました。[117,113]
ここでポイントなのは、これらの感染事件は全て、たった 1 人の子供に与えられたワクチ
ン接種から発生した(!)ということです。CDCによれば、つまりこれはワクチンその
ものが新しく病気を作り出してしまったこと、感染者から感染者へと、病気を広げていく
ことが出来るという意味です。(Jones,2002 年 3 月 18 日)[129]CDC所属の科学者、オリ
ン・キューはこの件についてこう述べています。
「...ワクチンから発生した、このウイルスは...何回も遺伝子的な突然変異を繰り返し...
強力な悪性型となって、もともと予防するために作られた、その病気自体を引き起こす結
果となってしまった。」[142]
ウォールストリート ジャーナル誌は、こうです。
「科学者達はもう長い間、このワクチンに含まれるウイルスが、強力な悪性型として、再
発生するのでは、と懸念してきた。しかしこれは、キュー氏がイスパニオラ虫の変化を分
析するまでは、実際に起こったことが確認されていなかった。...この事件で、科学者達は
ウイルスがいかに「突然変異をして還元適合したか」という危険な事実に気付かされた訳
である。」[117]
ワクチンの投げ捨て行為に反対する人々
アメリカ合衆国が実地しているワクチン接種プログラムの実態とは、先進国で不要になっ
たワクチンを第 3 世界をゴミため扱いしてそこに売りつけるためのものだったということ
に、第 3世界の人々も気付き始め、各地で反対の声が高まってきています。2008 年にはパ
キスタンにおいて、UNICEFによる強制的なポリオワクチン接種に反対する運動が勃発し、
こうした強制的なワクチン接種を、大量殺人的な行為だと指摘しています。[9]それもその
はず、50 万人の人口の内2007 年にポリオに感染した人は32 人しかいないのに、その地域
全体にワクチン接種を行なうなんて、正当化するのは無理があるでしょう。特に、そのポ
リオワクチン自体が、致命的な副作用の数々をもたらすという悪名高いものである場合に
は、なおさらです。
ポリオワクチンは明らかに、本来ならば今頃とっくに完滅しているはずの病気を、逆に広
めてしまっているのです。
DPT-最も有毒な、3 種混合接種
さて次は、よく知られた 3 種混合-ジフテリア、百日咳, 破傷風を一辺に注射する 3 種混合
摂取です。まずざっと、それぞれの病気について、別々に見て行きましょう。
ジフテリア
「灰色の皮膜」という意味のジフテリアは、感染すると舌と喉に灰色の皮膜ができて、症
状が進むと患者を窒息死に至らせる病気です。このジフテリアもまた、ポリオや天然痘と
同様に、過去の病気であり、人口過多や下水設備のない不衛生な環境から来るものです。
つまり現在に至っては、危険性の無いものです。メンデルソンに言わせれば、「ジフテリア
で死ぬのは、コブラにかまれて死ぬ確率と同じ位」に低いのです。(How To, p.245)
[246]2002 年の合衆国全域におけるジフテリア感染は、たったの2件でした![76]それなの
に、何百万人もの人々がひっきりなしにこの落ち目の病気のためにワクチン接種をしてい
る訳です。再度、表2を見ると、ジフテリアの感染件数の減少が、栄養や水道施設、下水
施設の改善に伴って起きたもので、1940 年代半ばにワクチンが一般化されるずっと前から
減っていたことが分かるでしょう。
ではジフテリアのワクチンは効果があるのでしょうか?メンデルソンは、16 人の死者が出
た 1969 年のシカゴでのジフテリア流行について指摘していますが、これはある意味大した
事件です-16 人中、なんと 9 人もが予防接種を受けていた人々なのですから!免疫が、聞
いてあきれます。ジフテリアのワクチン接種の一般化が、まだ合衆国の半分までしか進ん
でなかった頃にも、ワクチン接種を受けている州と受けていない州において、感染状況の
違いは何も見られませんでした。さらに、この病気はもう何年も前から erythromycin とい
う一般的な抗生物質で治療できるようになったので、とっくにワクチン接種など必要がな
くなっていたのです。ワクチンは、必要ではなかったのです。[280]
ジフテリアの接種に対する副作用反応の報告は、百日咳ワクチンの様には何千件もと押し
寄せては来ませんでしたが、これに関してはある事実が挙げられます。ジフテリアワクチ
ンの作用については、長期的な調査が今までに何もされていないのです。とりあえずまと
めると、この国でジフテリアのワクチン接種を行なう科学的な根拠は全く存在しないとい
うことです。
ジフテリアワクチン接種が効くか、ロシア人に聞いてみると良いでしょう。何十年もの間、
ロシアではジフテリアの集団接種が実施されてきました。さて、この病気は、1976 年には
消え去っていたのに、1990 年そして 1993 年にも又、ロシアでは大規模なジフテリア流行
が起きているのです。感染件数は各、およそ 1200 件と 6000 件です。そしてこれらの事件
が起きたのは、ジフテリアワクチン接種が全国規模で行なわれた後になります。
(Garrett,p.504)[223]
Pertussis 百日咳
これは、大物です。
Pertussis とは、百日咳の医学用語ですが、この病気は過去何世紀もの間に、大勢の乳児の
命を奪った激しい病気です。感染の機会を見つけては乗り移る、B.pertussis という空気感
染のバクテリアが、呼吸器官の上部に侵入します。激しい咳で肺の空気が全部吐き出され
てしまうので、また息を吸い込もうとするとする際に、ゼイゼイと激しい音がするのです。
病気にかかった乳児は、この様に呼吸をしようとしている際に肋骨がずれてしまったり、
疲労の余り死亡してしまったものです。
百日咳もまた、他の病気と同じく、アメリカやヨーロッパの人口過密で不衛生な都市に発
生しがちでした。1578 年にはパリ、1695 年にはローマ、1850 年代後半にはロンドン、と
いう具合です。百日咳はその後なにか他の病気(大抵は肺炎)にかかり易く、すでに弱り
きった患者はこれでまいってしまいます。(p5 [227])
百日咳は、貧しく、安全な生活水が保障されない、不衛生で人口過密な地域の病気でした。
アメリカやヨーロッパの各都市で、こうした悪条件の環境が改善されるに従い、表3で明
らかに示された様に、伝染病は劇的に減少していきました。百日咳に関しては、そのワク
チンが本当はただの脇役でしかなかったことが、この表から良く分かります。スコットラ
ンドの研究者 Dr.ゴードン・スチュワートの指摘によれば、一切のワクチンが始められる前
に、百日咳は 80%も解消していたということです。(Stewart)[238]さらにアメリカでは、
95%近くも解消していました。[83]
それなのに、なぜ殆どすでに解消している病気のワクチンを、義務化しなければならなか
ったのでしょうか?答えはそうです、いつもこの様に不可解な問題の鍵となるもの-お金
のため、に他なりません。
百日咳のワクチンは、アメリカで最も賛否両論の激しいワクチンです。
この 50 年間に唯一行なわれた、百日咳ワクチンの安全性の確認試験はネズミの増体重テス
トと呼ばれる不明確なテストです。いわゆる「科学者」がネズミの赤ちゃんの腹部にワク
チンを注射し、そのネズミが即座に死なずに体重が増え続ければ、そのワクチンは安全で、
しかも人間にも効果がある、とされます。これは、冗談でもなんでもなく、本当にこれだ
けで判断されているのです!(Coulter,p.11)[227]でも、これはねずみ用のワクチンではあ
りません?人間の、アメリカの子供達に大規模な集団接種を行なうために、作ったもので
す。
アメリカで三種混合ワクチンが合法化されるために課された、唯一の有毒性テストが、60
年前に行なわれたこのネズミの増体重テストだけ、だったのです。その結果、百日咳ワク
チンの成分が、何百人もの子供の命を奪い、何千人もの副作用反応が報告されているのに、
このワクチンの合法化を見直そうと言う声は上がっていません。今現在においても、この
ネズミ増体重テストは、百日咳ワクチンの安全確認テストとしてちゃんと掲載されている
のです。
なぜ、3 種混合なのか?
1942 年にパール・ケンドリックという研究者が、何の安全確認もしないまま、医者の都合
のためだけに、百日咳のワクチンをジフテリアワクチンと破傷風ワクチンに付け加えるこ
とを思いつきました。[352] 一石 3 兆とでも言いましょうか、3 種類のワクチンを、一揆
に打つわけですが...ワクチンを混ぜると、時々あるワクチンが別のワクチンを活性化さ
せ、作用を強めてしまうことがあります。つまり、それだけ危険性も増すわけです。これ
はウイルス干渉(Viral interference)と呼ばれるものです。[290]ですから、当然この 3 種
混合ワクチンも混ぜる際に安全確認をしただろう、とお思いでしょう?
しかし困ったことに、この混合ワクチンは市場に出回る前に 1 度も、安全テストがされて
いないのです!さらにはその後今までの間にも、安全テストは 1 度も行なわれていません
(!)(Wakefield)[290]では、その結果を見てみましょう。
百日咳は1949 年半ばに合法化され、そのまま 3種混合が通常のワクチン接種として行なわ
れるようになりました。この 3 種のワクチンは、乳児への危険が増加するにもかかわらず、
ただ医者の都合のためだけに、一緒に接種することになったのです。この事実は、本来ジ
フテリアと破傷風の 2 種混合ワクチンだけでは起きなかった様々な副作用障害の申告が、
年々詰め寄せてきていることからも明らかです。(Cody)[229]3 種混合の副作用反応の原因
が、この百日咳ワクチン成分だと言う指摘は、何度も繰り返しされてきているのですが...。
破傷風の消えない謎
この病気は一般に、クロストリディアム テナーニという空気を嫌がる微生物が引き起こ
すと言われています。刺し傷には空気が触れないので、こうした嫌気性生物にはもってこ
いの環境です。中毒者は、かかりやすい病気です。この病気でもまた、ばい菌は免疫機能
が最も弱っている人々-薬物中毒者や不衛生な環境に住んでいる人々を好んで狙います。
(Merck Manual .1176)[280]
マークはこの病気にかかった人の死亡率を 50%としていますが、この数字がどこからきた
のかは、誰にも謎のままです。しかし、破傷風で死んでいくのは、楽なものではないこと
は確かです。あごや背中、横隔膜の筋肉が容赦なく痙攣を起こし続け、数日後に患者をし
に至らしめます。
再度、表 2 を参照すると、破傷風のワクチンが出回る以前に、この病気もまた、殆ど消滅
していたことが分かるでしょう。破傷風ワクチンは、1940 年代から集団接種に取り入れら
れてきました。1950 年以降には、子供が18 ヶ月になる前に、4 回の 3種混合接種を受ける
ようになりました。その後には、釘を踏んだり小さな傷が出来たらいつでも、お決まりの
破傷風ブースター(活性用の追加注射)を受けることになります。しかし、これはまったく訳
が分かりません- クロストリディアム菌を含んでいる可能性がほとんどゼロの傷を負っ
た人が、確実にクロストリディアム菌か、その副産物を含んでいる注射をすることで、病
気を克服するなんて、まったく矛盾した考えではないですか?
ワクチンが怪我をする前の時点で免疫機能を与えてくれる、と主張することはさておき、
実際に感染した後にそのワクチンの注射をして免疫機能を付ける、などという考えは基本
の免疫科学の理に完全に反しています。これは、全く迷信じみた行為です。製薬社のほう
でさえ、ワクチンに「病気を治す効果がある」なんて主張をしたことは 1 度もありません。
ワクチンは、病気を予防するものだったはずですよね?それでこその予防接種、なのです
から。
さらに破傷風ブースターについても、メンデルソンは40 年ごとよりも短い期間で接種する
必要はないのではないか、と疑問を唱えています。(How To, p195)[246]
1995 年に書かれた、Dr.アレック・バートンによる素晴らしい記事がありますが、[339]こ
こでバートンは情報源とした参考資料をすべて掲示した上で、破傷風にまつわる謎の裏事
情を、1つ1つ解明しています:
破傷風の菌は、周りにうようよいるものであり、健康な人の口の中にも、消化管や皮膚下
にも、服にも、ほこりにも混じっているものです。それでも、破傷風に感染することは、
滅多にありません。戦争で負傷した傷の 20%に、その菌が確認されましたが、破傷風の感
染はしていませんでしたし、逆に、実際に破傷風に感染した事例の 50%では、菌そのもの
が体内に見られなかった、とのことです。クロストリディアム菌は、自然な状況において
は無害な存在であることが、これでわかりました。そして、破傷風のワクチンが破傷風を
予防するという証拠になるような結果は、現在にも過去にも一切無いのです。その上、こ
のワクチンはひどい副作用をもたらし、時には死に至ることもある(!)が分かっていま
す。[349]
さらに最近は、Hyper-Tet などの新種の破傷風ワクチンによって、危険がさらに強まってい
ます。このワクチンは、クロストリディアム菌を接種した人の精子から作られています-
菌を再活性化する方法、より「強力な」ワクチンを摘出するために人体や動物の体内を通
して強める、という、危険で全く非科学的なジェナー方式のやり方です。([251] PDR 2007
p3248)
決め手となるのが、クロストリディアム菌に感染した後に破傷風ワクチンを体に足してみ
ることで、破傷風が発生することを防げると証明できる正当な科学など、どこにも存在し
ないという事実です。考えても見てください-もうすでにあなたの体内で感染のプロセス
が始まっているところに、その病原菌や、病原菌から作られた菌を血液に注射して増やし
てみて、何の助けになるでしょうか?これはSFまがいの、でたらめとしか言えません。
こんなでたらめをしたり顔で言えるのは、実際にこのワクチン接種を実施しているお医者
さん達だけでしょう。営業のために、こんなでたらめまで使ってしまうのです。
こうしてみると、効果がはっきりしないワクチンを子供達にやたら打ってしまうよりは、
明確な証拠が十分にあり、必要性が確信された時にのみ血液に手を加えるだけに限った方
が懸命な行いのように感じられます。特に、この空気感染性の伝染病の典型的な感染ルー
トである、突き刺し傷という方法で行なわれるワクチン接種に関しては、なおさらのこと
です!
「この微生物はワクチンに含まれていなくても、どの傷でも機会を見つけて侵入してくる
ものである。ゆえに、ワクチン接種の後に破傷風に感染する危険性は、大いに懸念される。」
(S.Thomas)[353]
考えてもみてください。野外で汚いさび付いた、野生動物の痕跡によってクロストリディ
アム菌がはびこっていそうな釘を刺して傷を負った後に、破傷風の注射をするという従来
の考えが、どこをどうやって、家の中でごく清潔なかすり傷程度の傷のために破傷風注射
が必要だなどという考えに取って代わってしまったのでしょうか?
掛かりつけの医者に、最後に破傷風の患者を診断したのはいつだったか、しかも、家で起
きた刺し傷から感染した患者が本当にいたか、聞いてみると良いでしょう。すると、その
医者が本当はどれだけ破傷風について知っている(知らない)かが、お分かりになるでし
ょう。
DPT三種混合が含む有害物質
まず、三種混合ワクチンの保存料に、2004 年までの 60 年もの間チメロサールという水銀
物質が使われていたことを忘れてはいけません-そして今でも、ホルムアルデヒドという
発がん性の防腐剤液が使われていることも。(PDR)[16] 水銀は、神経障害を起こす物
質ですし、ホルムアルデヒドは癌を引き起こします。次に挙げる様々なDPTの副作用反
応と、これが関係しているかどうかは明らかですね?
副作用反応
では、百日咳ワクチンのみに対する副作用を見てみましょう。1981年にUCLA大学が、
このDPT三種混合に対する副作用反応と、DT二種混合に対する副作用反応を比較する
という調査を行なっていますが、この結果は決定的です。Pediatrics の 6 ページ目、1981
年 11 月 5 日の箇所には、次の様な割合表が載っています。[229]
反応 DPT DT
痛み 50.9% 9.9%
発熱 46.5% 9.3%
眠気 31.5% 14.9%
食欲不振 20.9% 7%
つまり、この「P」の部分=百日咳が、問題の様ですがいかがでしょうか?
DPTに対する副作用反応には、この他以下の症状があります。[229]
死亡 嘔吐
筋肉痙攣 発作、ひきつけ
甲高い叫び声 アナフィラキシー ショック
脳炎(脳の発熱)
終身の神経障害
-Cody[209]
接種の直後に、甲高く叫びだした赤ちゃんが周りにいませんでしたか?三種混合の接種後
と、この典型的な「甲高い叫び声」という症状を関連付ける資料は、何十年もの間頻繁に
見られています。UCLA大学の調査の筆者の 1人は、「予防接種」でみられる一貫した態
度を非常によく表現しているコメントを残しています。
「三種混合の予防接種後に起きる異常な甲高い叫び声の症状例は、以前より何件も報告さ
れていて、筆者の何人かは、この症状を大きな副作用反応の区分に含むべきだと感じてい
る。しかし、この反応の深刻度合いについては、不明である。」 Pediatrics [229]
不明、ですって?では、地上に生まれてまもない小さな命が、未発達な中枢神経機能に毒
を入れられて激しい苦痛に襲われ、生き残れるか不安で死ぬほどおびえているという...
そんな説はどうでしょうか?勿論、これは「極端」な説で「きちんと監修された科学的調
査」の根拠無しには通じない、と言われるでしょうが。それまでは、叫び声など無視して、
無防備な子供達を痛め続けよう、ということです。
甲高く叫ぶ、という症状に、謎などありません。コールター(p32)[227]は、神経機関
の苦痛と、泣いたり、叫び声を上げるという症状の関連性を示す記事を、1961 年まで遡る
医学調査の参考資料を示して載せています。これは、現在の自閉症と水銀の関連性の調査
と、完全に比例しているのです。 (Geier)[59]
こんなこと、そんなに勉強しなくても分かると思いませんか?
三種混合による神経機能の障害
三種混合接種による副作用の多くは、上記のコディー氏が挙げたような、神経機能の一時
的、もしくは生涯的な負傷によって起きるものです。百日咳 のバクテリアを凝縮したもの
は最も有毒な要素の1つを含んでいるので、そのワクチンの製造過程で熱とホルムアルデ
ヒドにより殺菌し、大幅に希釈した状態にして使う必要があることを見れば、これは至極
当然なことです。その結果生まれたものは毒素というカテゴリーに入るワクチンで、これ
は単に「コントロールされた」毒という意味です。さらに、前にも挙げましたが、この後
三種混合ワクチンとなった際には保存剤として水銀が使用されます-水銀中毒が神経細胞
を科学攻撃して脳に障害を与えることは、何十年もの間知られていることなのに、です。
(Widman ,Bernard ,Cave)[196,166,172]
そこで、生後 2 ヶ月の乳児の発達中の脳や神経機関のことを考えてみて下さい。脊髄の神
経構成は誕生時からはじまるものですので、まだ乳児の神経は、つながりながら発達して
いる途中です。赤ちゃんの発達度には個人差があり、歩き出したり話始めるのが早い子も
遅い子もいます。神経機能についても、同じことが言えますし、さらに生後 2 ヶ月の乳児
の神経機能が、ホルムアルデヒドと水銀を含んだ環境に対応出来る、と証明するような検
査は、未だ行なわれたことがありません。そんな検査は、乳児の発育の個人差を考えれば、
無理だと言えるでしょう。この理由から、ヨーロッパの殆どではせめて免疫機能がある程
度まで発達するようにと、ワクチン接種を 2 歳からにしているのです。([227]p13)比べ
てアメリカの子供達は、2歳までに 36回もワクチン接種を受けていることになります!
以前に示した、申告をわざと控える制度があるにも関わらず、1933 年以降(Madsen)[237]
の調査では、三種混合を受け、神経障害を負った乳児の数が目を見張るほど多いことが分
かっています。関連性がはっきりしているのに、それでも私達はワクチン接種を続けてい
ます。そして我が合衆国では現在、世界で唯一、最多で 5 回も、三種混合を接種すること
になっているのです。
DPT三種混合、それとも DTaP?
これまでに非常に多くの副作用被害が、百日咳の成分のせいだ、と申告されてきたため、
さすがに製薬の営業部門もそろそろ新種の改良版を出さなければと考え始めました。そし
て 1996 年に発表されたのが、百日咳バクテリアの単細胞を使った新種です。この単細胞ワ
クチンは百日咳のバクテリアをまるごと使用していないので安全、それでいて、あの魔法
の抗体反応を引き起こすには十分なバクテリアの成分が含まれていて、しかも古いDPT
三種混合の時のひどい副作用や死亡などの反応は起こさない、と宣伝しています。この新
種ワクチンの発表にあたって、長期的なテストが何か行なわれたでしょうか?新しい三種
混合ワクチンに含まれるチメロサールの量は減ったでしょうか?いいえ。後に自閉症の項
で示していますが、この DTaP 三種混合を 1 回接種すると、EPAが定める 1 日の水銀の
許容値の、30 倍もを乳児に接種することになるのです!
細胞か非細胞か、なんていうごまかしに引っかからないように注意してください。新生児
の血液への全体的な毒性という意味では、こんな区別など、意味が無いものなのです。
さて、DTaP ワクチンが出てきた時に在庫に残っていた何百万回分という DPT ワクチンの
方は、どうなったと思いますか?答はなんと-そのまま残っているのです。DPT ワクチン
の危険性が原因で、新しく DTaP ワクチンを作ることになったにも関わらず、この旧型の
水銀漬けDPTワクチンは、未だに許可されている製品であるため、使いたい医者は好きな
だけ使っていいことになっているのです。[163]
余った分は、第三世界の国々に輸出すればいいですし、ね?
突然死(SIDS) と DPT 三種混合
オーストラリアの研究者、ヴィエラ・スケイブナー博士が、乳児の突然死と三種混合接種
の関連性に気付いたのは、偶然の出来事からです。彼女の夫が、突然死を防ぐための試み
として、乳児の呼吸モニターを作ったことがきっかけでした。
まもなくスケイブナー夫妻は、何百人もの乳児を観察していくうちに、苦痛が起きる明確
なパターンがあることに気付きました。DPT三種混合を接種した後、16 日間苦痛が続く
-このパターンは、間違いなくはっきりしていました。それから夫妻は、自分達の発見を、
テネシーでの 200 件の突然死の研究を含め、沢山の関連する研究に照らし合わせた結果、
これと同じパターンが見られることに気付いたのです。
大抵の国では、このスケイブナーの業績をやっきになってもみ消そうとしていますが、彼
女は負けずに努力をつづけ、とうとうオーストラリアではDPT三種混合接種の義務化は
廃止になりました。[243]
1983 年には Los Angels Country Coroner’s Office においても、DPT三種混合とSIDS
(乳児の突然死)の関連性を示す研究がされています。CDCが最近、DPT接種後の 24
時間以内に死亡しているテネシー州の乳児 200 人に関する調査を実施したのですが、それ
に研究員達が興味をもち、関連性があるか調べてみようと思い立ったのです。そこで、L
Aの研究者グループは最近突然死で亡くなった 145 人の乳児の両親に会って話を聞いてみ
ました。その結果分かったことは、次の通りです。
突然死をつげた 145 人の乳児のうち、53人が少し前にDPT接種をしたばかりである。
内訳:
DPT三種混合接種の後、4週間以内に死亡した件 51%
1週間以内に死亡した件 32%
1日以内に死亡した件 11%
研究員達は、このデータを「注目すべき数である」(Baraff)[230]と述べていますが、私に
言わせればこれはずいぶん控えめな表現です。
日本における、良き短き時代
スケイブナーは自著の本の最初の部分で、1975年から1985年の間、日本がこの短
期間だけ正気を取り戻したと述べています。この10年間だけ、日本ではDPT三種混合
接種を「2歳児から」に延期しましたが、その間 SIDS 突然死が皆無になったのです。そ
して政治的な理由から1985年に接種を「生後3ヶ月から」に戻しましたが、その結果、
突然死もまた起こり始めたのです。[232]誰もこれに 気付かなかった、なんてことはありま
せんよね。
世界中のDPT 三種混合
DPT 三種混合と SIDS 突然死の関連性については、他にも正式な研究が沢山されていて、
コールターの著本に紹介されています。[227] 何度も言いますが、百日咳は、そのワクチン
が出回る以前に、すでにほとんど消え去っていた病気です。DPT 三種混合には非常に沢山
の問題点があるため、現在これを義務化している国は、ごくわずかです。スウェーデンな
ど、1979 年に中止しています。(Trollfors)[231] 当時、百日咳にかかった件数は一時増
えましたが、症状は以前よりもはるかに軽いもので、その後スウェーデンに百日咳で死亡
した乳児は1人もいません。しかも、この様に病気にかかった人には、本物の自然な免疫
がつきます。我が国での DPT 接種プログラムなど、ここから学ぶことが多々ありそうです
が。
さらに、日本や西ドイツ、イギリス、その他ヨーロッパ諸国においても同様のことが起こ
りました。ワクチン接種を止めると、病気は一旦増えましたが、以前よりも軽い症状であ
り、それによって死亡する乳児はいなくなった、というものです。ここで重要なのはワク
チン接種を中止した後、再開している国はどこにも見当たらないという点です(誤り:日
本は再開している。又、トニー・ブレア首相時代に、英国も再開)。西ヨーロッパで百日咳
のワクチン接種をいまだに義務化している国は、アイスランドだけです。([227] p95)
その他の副作用反応
百日咳ワクチンに対するその他の副作用反応は、以下の通りです。
アナフィラキシー ショック 脳症
死亡 腕神経炎
発作けいれん ギラン バレー症
じんましん 肌のただれ
関節の痛み 低血圧
呼吸困難 口の腫れ
乳幼児のひきつけ 乳児の泉門(頭のてっぺん)の腫れあがり
-PDR, 2002 年 p.1854 [251]
以上の症状全ては、水銀による中毒反応と全く同じです。DPT には 2005 年まで、チメロ
サールという水銀物質が含まれていたのです。(Bernard,2000) [166]
接種は、1 度で駄目ならもう 2 度としないこと
JAMA 誌の 1949 年号における Toomey 著の記事以来、DPT による副作用を取り扱った医
学関係の記事はみな、次の点で意見一致しています。「1 度でも副作用反応があった子供に
は、将来 2度と接種をしてはいけない」。家族代々に神経性の病気や「その他どんな病気」
にかかった人がいる子供についても、同様です。これは学界のどの研究誌においても共通
して言われていることですし、1975年からはWHOの正式基準にもなっています。イギリ
ス、スウェーデン、オランダにおいては、この基準が厳格に守られています。(p129 [227])
CDC の病気疾患報告書(MMWR vol.36)においてさえ、「家系に発作けいれんを起こした
ことがある人がいる場合、その人が DPT 接種を受けた後に発作を起こす確率は、通常の9
倍になる。」と示されているくらいです。[234]
それでも専門家を無視するアメリカ
実際のアメリカでは、以上のような基準をクリアしているかどうかの考慮が全くされてい
ないのが現実です。生産者が「リスクが高い」と言っている対象の子供達をきちんと診断
して接種を行なわないようにするという制度が、全然ないのです。そんなことをしても、
政治的には何の得にもならないので、小児科医のほうもいちいちその子の家系に DPT 三種
混合へ副作用反応を示した人がいるか聞いたり、あるいはその子が集中神経機関に障害が
あったり、以前ワクチン接種で副作用反応をおこしたことがあるか、などの理由で接種を
断るなんてことはしません。そんなことをしたら、その医者は「すぐ事を荒立てたがる」
問題児として、仲間はずれにされてしまいますから。
アメリカの医者達が、世界で実施されている医学規定を無視して接種を行なっているとい
うこの傲慢な態度をみると、いかにこの国のワクチン接種が政治色に染まっているかが分
かりますか?全米小児科医連合(APA)は、「家系に痙攣発作や神経性の病歴があることは、
接種の禁忌事項には当たらない」という声明まで発表している次第です。(APA Red
Book)[253] いくら何でも、ひどい態度だと思いませんか?
どれか1つだけ、というなら DPT を外す
ワクチン接種の中で、これだけは絶対やめた方がいい、というのを 1 つ選べといわれたら、
答えはDPT 三種混合接種です。1991 年以降、VAERS がワクチン接種による障害に対し支
払った総額 15 億ドルの内、DPT 三種混合による副作用反応の対象額はなんと75%にも
なっています。(Goodwin, Dodd [163,351])
DPT 三種混合接種は、本当に効き目があるのか?
全米の DPT 接種率は 85%にもなりますが、未だに百日咳の発症件は毎年 5000~7000 件み
られます。さらに、この発症件数は、1980 年以降、確実に上昇しているのです。(CDC[83])
その理由は、「免疫」が数年で効果が切れることです。こうして免疫が切れた人は、成人に
なってから病気に異常な形で感染する危険が出てきてしまいますし、そこから、この異常
形態の病気にまったく抵抗力のない乳児にも感染する可能性が高まります。
もう 1 つ問題があります。ワクチン接種を受けていない乳児の数は現在増えつつあります
が、こうした乳児達がこの様な新種の異常形態の百日咳に感染する危険にさらされている
のです。人類がこの新しい異常形態の病気に対して免疫を育むには、まだあと何世紀もの
時間がかかるでしょう。
さらにNEJM誌の 1994 年版の記事をみると、百日咳にかかった 5歳未満児の 80%は、ワ
クチン接種を全部受け終えた子供達だったということです。研究員達の間でも、百日咳ワ
クチンの免疫性が不完全である、という結論に達しています。[331]
ここ 5 年間に、コロラド州やオレゴン州など、様々な地域において数百件の百日咳の疾患
が報告されていますが、それをみても、DPT 三種混合接種の効果は宣伝で云われているほ
どの効果がないことは明らかです。全米では 2005年以来、児童に 5 回の接種を指定してい
ます。[3]そして接種後に万が一発病した場合、地域の福祉施設の一般的な対応としては、
更にもう 1 度接種を付け足すというもの-この最も有毒なワクチンを、すでに許容範囲を
超えている乳児の身体に 6 回目として追加する、という内容なのです!そうした地域の疾
患児の 90%は、すでに数回にわたる三種混合接種を受けているのに、こうした事実は全く
お構い無しなのです。
つまり、こういうことです。子供達は、ワクチンによる副作用の危険に脅かされるだけで
はなく、もともと約束されていたはずのワクチンの効果=免疫自体、実は手に入れること
が出来ない訳です。そんなワクチンを何度も何度も追加して接種したって、それでは何の
効果もありません。それなのに、始めには 3 回で十分といわれていた接種回数が、4 回、5
回、ついには 6 回にも増えてしまっています。そして更に、成人期には加えて 5 回の接種
が定められているのです。本物の免疫とは、一生涯に渡って続くものであるし、実験シリ
ンダーの中で作り出せるようなものではありません。医学が、免疫の本来の意味を曲げて
宣伝してしまっているだけなのです。
ささやかな疑問
では、実際に私達はどんな危険をおかしているのでしょうか?短期性で数ヶ月しかもたず、
再度接種しなくてはならない、しかも効果のうかがわしい「免疫」を付けるために、生後 2
ヶ月の乳児を、先に挙げたような様々な副作用の危険にさらす価値が本当にあるのでしょ
うか?百日咳じたい、本来なら自然消滅していた病気のはずなのに、こんなリスクを負う
のは何のためなのでしょうか?
ここで述べたのは、百日咳ワクチンの問題のうち、氷山の一角にすぎません。百日咳ワク
チンの問題データは非常に大量にあり、しかも大多数は主流の情報誌に掲載されているも
ので、実際はここで示したものより、はるかに酷い現状です。興味をもたれた読者の皆さ
んには、本書に掲載している情報源の資料をご自身で調べて、より深いレベルで考察され
ることをお薦めします。
ステルス ウイルス:巧妙なごまかし
USC 免疫学者のジョン・マーティンも、真実を偽装するためにもみ消された人物の 1 人で
す。マーティンが発見したのは、何の抗体反応も起こさずに体内に忍び込むことの出来る
ごく悪性の小さなウイルスであり、彼はそのウイルスについてとても詳しく、徹底した研
究資料を発表しました。このウイルスはこっそり忍び込める、という特質から、ステルス
(ひそかな)ウイルスと名付けられました。このウイルスが侵入して、発病する場合もす
ぐに、何年も経ってから発病する場合もあります。そう聞くとなんとなく、前に述べたワ
クチン内の薄められたウイルス成分(99%の人々には免疫機能が反応しないように薄められ
ている)を思い出すかもしれません。しかし、このステルスウイルス、別名バーンの大き
く異なる点は、意図的に注入されたものではないことです。これらは、ワクチンをこっそ
り汚染する成分で、ちょうどヒッチハイクをするように、ワクチンに便乗してやってくる
のです。
これらは抗原のように免疫反応を引き起こすことはなく、そのため人体の免疫機能システ
ムに気付かれることのないまま体内に侵入することが可能なのです。しかし、炎症反応を
引き起こすことこそありませんが、このステルスウイルスは人体の様々な細胞膜を攻撃し
て破壊することが出来ます。[58]
例えば、SV-40 もその 1 例ですが、これは前に述べたようにポリオワクチンに密航者のよ
うに潜んでいる猿ウイルスです。もう1つには、猿サイタメガロウイルス-SCMV が挙げ
られますが、これも猿からのウイルスで1972 年に初めてワクチンに潜んでいることが発見
されました。これらはワクチン製造の過程で猿の体を利用していたせいで起きた現象です。
マーティンはステルスウイルスの研究を 10年間も続けていました。それなのに、彼のこと
が全然知られていないのは、どういう訳でしょうか?実は、彼の研究が何を示唆するのか
が分かると、そのとたん大学側が彼の研究室を閉鎖し、資金援助を取りやめた上、教職を
追い出したのです。SV-40 や SCMV のワクチン汚染はいまも続いている状況で、マーティ
ンはこの研究を続けさせてくれるように CDC や FDA に繰り返し要請しているのですが、
いまだに政府側は無視を続け、誰もこの研究を続けることが出来ないようになっています
マーティンの研究から、ステルスウイルスが自閉症や関節炎、脳炎、発作、狼そうや MS
症をはじめとする様々な神経性の病気の原因になることが分かっていますが、これらの病
気はMerck においては、原因不明として記述されているものです。
90 年代半ば以来、マーティンはかつてのウェークフィールドと同様に、個人的な資金援助
に頼って細々と研究を続けてきました。彼らはいわば、研究会の鼻つまみ的な存在です。
この 2 人が痛い思いをして共通に悟ったことは、ワクチンの汚染について、いかに研究が
法律で禁止されていて、外部に漏れないようになっているかという事実です。ワクチンは、
特許品、専売商品ですから、その詳細は極秘に、という項目で手堅く防備されているので
す。
でもこの法律は、子供達のことはまったく防備してくれていないようですが…。
乳児の振動死
1990 年代には、メディアや地域の有力者により、新たな病気の流行が報道されました。そ
の報道によると、親達が自分の赤ちゃんを激しく揺さぶって死に至らしめるという事件が
突然に多発しているということでした。真実味を加えるために、これには Shaken Baby
Syndrome(乳児振動死症候群)という呼び名まで付けられました。
Cedars Sinai の MD 学士であるジョン・メンクスを始め、多くの専門家は、この Shaken
Baby Syndromeに関して、地域の役人が新聞に載って有名になるために仕組んだ騒動劇で
あり、実際には DPT 三種混合ワクチンによる致命的な副作用の事件をごまかすためにメデ
ィアがわざと誤報したものだという見解を示しています。(Goodwin)[163]
サンディエゴの役人であるトニー・ブレークは全米のこの振動死でも 1 番手の法律専門家
ですが[349]、現在彼女はこの乳児振動死 400 件もの担当代理人として活動しています。
SBSdefence.com 掲載の彼女のウェブサイトには、びっくりするような数字が並んでいます。
-毎年 1500 件もの乳児振動死が起きているとの報告
-刑務所に入れられた親たちの内、今までに出所できた人数は5%にも満たない。
乳児振動死とされた乳児の神経科診断内容は、DPT 三種混合ワクチンによる副作用反応と
まったく一致しています。症状の兆候は、脳内出血や鬱血です。脳内のごく小さな鬱血を
致死行為の証拠だとして、いままでに大勢の親たちが起訴されています。しかし、最近
Radiology 誌[23]の記事で、正常出産の乳児のうち26%は何らかの脳内出血を持って生まれ、
その症状はMRI 検査では発見できるものの、目に見える症状は一切起こさないという事実
が発表されました。これで、起訴するのが多少は難しくなると思います。役人にとっては
残念なことに、こうした小さな脳内負傷は、ワクチンによる副作用である可能性があるこ
とと、さらには通常の出産でも起こりえるものだということが、世間に発表されてしまっ
たからです。
これによって、乳児振動死防止委員会がずっと前から知っていた事実-振動死で起訴され
た件のうち少なくとも 75%は、起訴以前にすでに軽度の脳内鬱血と診断されたことがある
という事実が、明らかになったのです。[349]
はしか (麻疹)
はしかとは、子供時代にかかる弱いウイルス性の、軽い病気です。症状としては、口や肌
に赤い湿疹が出来る、発熱、疲労といったもので、通常は 1週間以内に治ってしまいます。
これといって、大した病気ではありません。ベビーブーム時代に産まれ、1950 年代を子供
として過ごした人の大半は、はしかにかかったことがあるでしょうし、その結果、一生の
間続く免疫が身に付いたわけです。これは、自然な免疫機能です。(Merck, p1098)[280]
上記の表2に示されているように、この病気は 1960年代後半に集団ワクチン接種が普及す
る以前に、自然消滅する寸前だったことが分かります。
ここで、セールス側は、はしかワクチンを売り出すための宣伝文句として脳炎に着目しま
した。当時、このワクチンが認定される折には、ワクチン支持者側は「1000 分の 1」とい
う決まり文句をよく口にしたものです。つまり、ワクチンを接種しないと、1000 人に 1 人
の赤ちゃんが脳炎にかかる、という主張がされたわけですが、根拠となるような資料は、
全く挙げられていません。メンデルソンや、国際的な生物統計学者のマイケル・アルダー
ソンは、この数字にも反論をとなえています。1965 年から 1970 年の 5 年間にはしかで死
亡した人が 44 人であるならば(Melderson)、たった10 万分の1にしかならないのですか
ら。そして、他の病気とおなじく、はしかによる死亡者は大抵、人口過密で不衛生的な環
境に住んでいた人達であり、つまりどんな病気にもかかりやすく、死亡する危険も大きい
地域から出ているのです。
1970 年代前半、麻疹ワクチンは MMR(はしか、おたふく風邪、風疹)ワクチンを一緒に
接種するという形で実地されていました。これもただ、ワクチンの効き目がないだけなら
ば良かったのですが、このMMR ワクチンには様々な副作用があるのです。
筋肉の制御機能の破壊 髄膜炎
知能発達の障害 らい病
脳性まひ 痙攣
多発性硬化症 アナフィラキシー ショック
ギラン バレー症 下痢
血液の凝固 脳炎
– Mendelsohn,p237 [246]
ちょっと待ってください!脳炎にかからないために受けるはずのワクチン接種なのに、当
の副作用リストには、脳炎がのっているじゃありませんか?こんな副作用は、はしかにか
かっただけでは起きないものばかりです。さらに、細胞膜に何年も潜んでいて、その人が
成長してから後に発症する「スローウイルス」の存在は、普通の小児科医でさえ知ってい
ることです。だからこそ、ロサンジェルスでは多くの医者が自分の子供達には MMR ワク
チンを接種することを拒否したのですから。(Mendelsohn,p238) [246]
1996 年には、以下のような記述がされています。
「…は体の免疫機能を抑圧し、その結果他の病気に感染する危険を大きくしてしまう」
– ClinicalImmunologyandPathology, May 1996
つまり、こういうことです。麻疹ワクチンは、麻疹を予防する効き目がないどころか、他
の感染病にもかかりやすくしてしまう、というのです。麻疹にかかるより、麻疹ワクチン
接種を受けるほうが危険はずっと大きいようですが…?
それなのに、「脳炎にかかるかもしれない」という証拠もない口実をつけて、麻疹ワクチン
の接種は義務化されてしまいました。
これはマーケティング部門の戦略勝ちとしか、言いようがありません。
はしかに関しては特に、ワクチンを接種しても体内の抗体が作り出されないという事実が
何十年も前から知られています。
「ゆえに、はしかへの免疫機能の確立、及び治癒に際して抗体を作り出すという行為には
意味がない」
– Nobel Laureate, Sir Macfarlane Burnet, 1971 [190]
では、ワクチンの麻疹予防効果について見てみると、1978 年には、麻疹に感染した子供の
半数が、ワクチン接種を受けた子供達であるという状態になっていました。さらに、WHO
の統計報告によれば、ワクチン接種を受けた子供達は、受けていない子供達の 15 倍も、は
しかにかかる危険が大きいということです!([246],p238)
1983 年から1989年にかけては、麻疹の感染件数が 10 倍にも増えています。さらに次の年
には、なんとその 2 倍になっている有様です!そして1990年には、合衆国におけるはしか
感染者は27000 人にも昇り、そのうち 100 人の死亡が報告されています。(p.511)[223]
また、CDC 自体も、人口の100%がワクチン接種済みの地域において(!)麻疹が流行
ったという報告をしています。これに対する CDC の説明は、次の通りです。「…麻疹が、
予防接種を受けた人口の間で流行る感染症となったことは、不可解な事態である」
(MMWR,Oct1984) [309]
では、子供時代に麻疹にかかって、自然に免疫をつけることの大切さはというと、ヴィエ
ラ・スケイブナーは次のように述べています。
「子供達の成長の一環として、はしかにかかることは大切な経験である。子供の成長を阻
んだり、その免疫機能の確立を邪魔したいと思う人はいない筈だ。」 [255]
しかし、麻疹ワクチンの本当の怖さにやっと一般の人々が目を向けるようになったのは、
2000 年 4 月 6 日にダン・バートンが召集した「自閉症に関する代表者連の事情聴取会」の
後からです。英国とアイルランドにおける研究の結果報告から、近年において多発してい
る自閉症の原因として、考えられる最も大きな可能性の2つの内、その1つに麻疹ワクチ
ンであることが明らかになったのです。詳しくは、後に出てくる Wakefield の記述に示さ
れています。
おたふくかぜ
この病気もまた、子供時代にかかる弱いウイルス性の軽い病気で、唾腺の腫れ、発熱、頭
痛を伴うものです。ほとんどの場合、こじれることもなく、1週間以内に治ってしまいます。
そして自然な免疫が付き、一生の間つづきます。つまり簡単にいえば、「おたふく風邪に薬
はいらない」のです。(Mendelsohn,p234)[246]これもまた、ベビーブーム時代のほとんど
の人が子供の時に経験した病気です。
さて、おたふく風邪ワクチンのセールスポイントとしてはどんな宣伝が使われたかという
と、大人になってからおたふく風邪にかかると、もっと症状が重く、睾丸が腫れる恐れが
ある、というのです。生殖機能がなくなる程度ではないが、まれに一時的に睾丸が腫れる
ことがある、という言い分です。では、まず最初の疑問ですが…なぜ、女の子もワクチン
接種を受けなければいけないのでしょうか?次に、子供時代にかかれば症状も軽く、一生
の免疫が付く病気なのに、なぜワクチン接種が必要なのでしょう?子供時代にかからない
ようにするため?ついでに大人になってからも、より重症の成人バージョンのおたふく風
邪にかからないように?でも、このワクチンが成人バージョンのおたふく風邪まで予防し
てくれるなんていう証拠は、まったくありません。そんな研究もされていなければ、勿論
そんな証明なんて、1 回もされたことがないのです!
メンデルソンはワクチンの必要性について、どうしてもと言うなら子供時代におたふく風
邪にかからなかったため、自然な免疫を付けられなかった男子にのみ、思春期にさしかか
った時に接種するだけにしておくべきだと述べています。
しかしワクチン接種においては、理性はほとんど通じませんから、とりあえず「さあ、み
んな並んで~!」という具合です。女の子も、男の子も。
三日はしか
この病気はほとんどの場合、前の2つよりもさらに軽度の病気で、症状としては発熱、湿
疹、そして喉の痛みがあります。
三日はしかをMMR(Rは三日はしか=Rubbela の頭文字)3 種ワクチンに加えるために使
われた宣伝文句は、妊娠 4 ヶ月以内の期間に母親がこの病気にかかると、わずかながら胎
児に影響する恐れがある、というものでした。しかし、このワクチン接種を受けるのは子
供達ですし、子供は妊娠なんてしませんよね?それにどんな「免疫」も、この子達が大人
になるよりずっと前に、効果が消えてしまうはずです。生産者側もこれは認めざるを得ま
せんが、「しかし母親に移さないように、まず子供達が感染しないようにするべきだ」とい
う訳です。まあ、そう出来たら良いのでしょうが、しかしこのワクチンの副作用には酷い
ものがあります。
関節炎
多発神経炎
しびれ
さらに、母親達にとって一番酷いのは、自分が幼児時代にワクチン接種を受けたせいで自
然な免疫を付けることが出来ず、その結果胎児が母体から自然な免疫を受け継ぐことが出
来なくなってしまったという事実です。
つまり、こういう流れです。ワクチンなどなかった時代には、三日はしかは子供のかかる
ごく軽い、心配のない病気で、子供達はこの病気にかかることで一生ものの免疫をつける
ことが出来ました。大人になって妊娠しても、自分も胎児も安心です。
それが 1960年代、当時の人口の85%が自然な免疫をつけていたとされる時代に三日はし
かワクチンが導入されました。([222] p 240)しかしこのワクチンは子供時代の感染を避ける
ことが出来ても、成人時代の感染は予防できず、ゆえに女性にとってはより心配な病気に
なってしまいました。ワクチンのせいで、妊娠中の女性が三日はしかにかかる危険性が以
前よりも大きくなってしまったのです。
モスコウィッツは、三日はしかや水疱瘡、麻疹といった子供時代の軽い病気が、ワクチン
の導入のせいでそれぞれ新型の、より重症な成人期の病気に変化してしまったと指摘して
います。[192]こうした成人型の病気は、症状が複雑化したり、死亡する危険がずっと大き
いものです。
髄膜炎 (HiB)=ヒブワクチン
現代では、この髄膜炎ワクチン(HiB)は生後 2 ヶ月、4 ヶ月、6 ヶ月、そして 12 ヶ月と
定期的に乳児に接種されています。
病名(Hemophilis Influenzae Type B Meningitis)にはインフルエンザという言葉が含ま
れていますが、インフルエンザや風邪のワクチン接種とはまったく無関係のワクチンです。
しかし、この名前のせいでインフルエンザとこの HiB ワクチンを取り間違えてしまう人は
非常に多く、小児科医でもよくある話です。ためしにお医者さんにクイズで出してみると、
面白いかも知れません。
最初の 2 語、Hemophilis Influennzae のバクテリアはもともと、インフルエンザに感染し
た人の体内にあると考えられていたため、このような病名が付けられたのですが、その後
の研究で、普通の人の粘液膜にあることが発見され、それでも名前だけは変わらないで残
ったのです。
Hemophilis Influenzae とは、子供の鼻や喉の軽い感染症の数々に伴って起きるものです。
(Neustadter, p161)[211] しかしごく稀に、その一種である Hemophilis Influenzae の B 型
ウイルスが、髄膜炎にかかった人(通常は子供)の体内に見られることがあります。実は
こうした件が 1960 年代以降増え続けていて、多くの研究者が子供達のワクチン接種の実施
が増えたことに原因があると主張しています。では、そうした患者にどんな対処をしてい
るかというと、なんともう 1 度ワクチン接種を受けさせているのです!
Hib ワクチンに関する初期的な研究は、フィンランドで行なわれました。10 万件の実験の
結果、HiB は 18 ヶ月未満の幼児には全く効果がないことが判明しています。(Peltola
Pediatricsvol.60,1977)[248] しかしアメリカの子供達は、生後 18 ヶ月に至るまでにすでに
3 回もこのワクチンを接種しなくてはいけないのです!ちなみに生後 24 ヶ月未満の子供に
関しては、効果は「不明」となっています。
1986 年、NewEnglandJournalofMedicine誌が、HiB 病の患者 55 件の研究を発表しま
した。該当する患者は、全員が HiB ワクチンを接種した人です。この内、39 人は髄膜炎に
罹患し、3 人が死亡しています。その他 6人は聴覚機能を失いました。(Granoff)[249]
1988 年にはノルウェイで 17万 1 千件の大規模な研究調査が行なわれ、その結果「ワクチ
ンの効果は、その接種プログラムを一般市民に対して制度化するには不適当である」とさ
れています。(Bjune)[308]その後 HiB髄膜炎の罹患者は、1988年度の 300 人から 1991 年
度には 200 人にまで減少しました。ワクチン接種の義務化など無しに、ひとりでに減って
いったのです。
Hib ワクチンの初版は PRP というワクチンでしたが、その効果は思わしくなく、いつもの
ように生身の一般市民に実験接種を行なってみたところ、すでに 1988年には病気の予防ど
ころか、病気の原因になってしまっている件のほうが多いということが判明しています。
(Osterholm)[318]つまり、通常なら自然に治ってしまうはずの軽いH.Ifluenzaeウイルスに
喉や鼻が感染した子供達が、以前ワクチン接種を受けたせいで体の免疫機能が抑制されて
いるために、そのウイルスが神経機能のより奥の部分にまで侵入するのを防げず、こうし
て侵入したウイルスが髄膜(骨髄の線状部)で繁殖するのです。この PRP ワクチンは、何
千人もの子供達に実験的接種を行なった後、やがて廃止に至りました。
そして 1990 年には接合型の HiB ワクチンが登場します。これは、ワクチンが蛋白性物質
に結合している状態のものですが、この接合型ワクチンは発熱や泣き出し、発作など様々
な副作用をもたらしました。さらにこの接合型ワクチンでは「免疫反応があまり活性化さ
せられず、長期間の効果は望めない」ということです。(Ward)[250]ワクチンを何かに接
合すると、それに対する免疫反応はまるで全く違う病気のワクチンと言えるほどに異なる
ものになってしまうのです。
こうした短期性のワクチンは、ワクチン業者の売れ筋1番の定番商品ですが、人工的な免
疫であるゆえに効果は一時的で、それゆえに再接種を必要とし、深刻な副作用反応を伴う
ものです。しかし、FDAの許可をもらうためには「この3つが必要条件になっているのか」
と思うくらい、次々と認可されています。
HiB ワクチンの副作用反応の中でも、乳児の糖尿病は様々な研究で立証されている副作用
です。以下に、3つの例を挙げてみました。太字になっている年号は、HiB ワクチン接種
が始まった年です。
場所 年 乳児の糖尿病(10万件単位)
フィンランド 1966-75 12
1981 16
1984 19
1988 26
1991 29
資料: InfDisinClinPractvol 6 1997 p.449
ピッツバーグ 1975-84 6
1985-94 13
資料: DiabetesCarevol 21 1998 p.1278 [313]
イギリス 1992-93 14
1994 22
資料: BigMedJ1997 p.713 [312]
ここで挙げている糖尿病患者とは、驚くことに4歳未満の赤ちゃん達です。赤ちゃんの糖
尿病なんて、1960年代以前には聞いたこともない現象でしたが…。1960年代から1980
年代の間には、ワクチン接種は2倍にも増えています。
HiB ワクチンには又、アルミニアムや水銀といった毒性物質が含まれていました。これら
の害については、前に述べたとおりです。
H.Influenzae も他のワクチンと同様、実験モルモットとして使われるのはいつも決まって
-私達の子供達です。2006 年からの予防接種表において、何の理由もなしに接種が 4 回か
ら 3 回に減ったり、2007 年に又 4 回に増えているのには誰も気付かなかったようですが、
これも科学的な理由などではなく、政治の都合によって変わっただけのことです。
インフルエンザ予防接種
これは先ほどのH.Influenzaeワクチンとは全く無関係の、インフルエンザワクチンのこと
ですが、これは比較的新しく開発されたもので、儲けもかなり大きなワクチンです。
インフルエンザワクチンに関する誤った情報や政治的な裏工作がいかに世間に溢れている
かは、ほんの少し調べてみればすぐに分かることでしょう。
インフルエンザとは、たった 1 つの季節の間に感染者の間で常にバージョン UP し続ける
ことが出来るウイルスです。ワクチンのほうには、病気の原因となるウイルスの何バージ
ョン目かを薄めたものが含まれているとのことですが、インフルエンザにおいてはあるバ
ージョンのウイルスを取り分けて、ワクチンの製造作業を終え、民衆の手に渡る段階に至
る頃には、もうすでにそのワクチンでは全然対応出来ない型にバージョン UP してしまって
いるのです!インフルエンザワクチンの製造業者であるAventis 社の MD、マイケル・デッ
カーさえも「ある型をつきとめる頃には、すでにそれに対して何の対処も不可能になって
しまっている」と認めています。[75] 鋭い洞察力ですね。
ウイルスに感染した人の症状が重いほど、あるいは感染者数が多いほど、それだけウイル
スの繁殖速度は速くなります。このような現象を、科学者は遺伝子増幅と呼んでいます。
(Garret,pp578,580,614) [223]
さらに、インフルエンザウイルスは、感染者の 1 人 1 人によっても、地域によってもそれ
ぞれ変化します。それなのにワクチンの方は、みんな一緒にたった 1 種類の同じワクチン
を接種するのです。とすれば…自然につけた免疫は、一生続くものですが、このワクチン
だって本当に効果のあるものなら、来年また接種をする必要は無いはずですね?
インフルエンザ接種が効かない理由
皆さんは、インフルエンザ接種をいつも受けている人達に限って、毎回インフルエンザに
感染しているということに気付いたことはありませんか?これはおそらく、ひっきりなし
に接種を続けているせいで体が息をつく暇もなく、自分の体内で免疫機能を定着させる余
裕もないのでしょう。
インフルエンザワクチンの第一の問題点は、製造過程でいまだに水銀が使われていること
です。(PDR,2007 p.1451)[240]また、ホルムアルデヒドやエチレン グリコール(暖房機
に使われる液体)も含まれています。[240]また、2007 年まではアルミ二ウムも入っていま
したし、前も述べたように、こうした在庫は捨てられることなくちゃんと残っているので
す。
こんなに有毒物質が入っているのですから、このワクチンがインフルエンザを予防するこ
とが出来ないのも無理がありません。CDC さえも、インフルエンザ接種の「成功率」をわ
ずか44%としているくらいです。[1]もちろん実際には、この成功率はもっと低くなりま
す。CDC がこの成功率の裏づけとしている「研究」がどんなものか詳しくみていくと、そ
れが何の医学的な試験も、効果やリスク面の実験もされていないことが明らかになります。
唯一行なわれる「実験」は、これぞと思われるワクチンを選んで、それを実際に一般の人々
に接種し、その上で証拠もない、年齢別、性別、人種別などに細かく分類してつかみどこ
ろのないデータを編集し結論をでっち上げているのです。
こうした状況に落胆するのは私達だけではありません。イギリスの医学誌のトップである
BritishMedicalJournal誌は、インフルエンザワクチンについて次のように報道していま
す。[64]
「…徹底した調査結果の数々から、このインフルエンザワクチンの効果がごくわずか、あ
るいは皆無であることが分かっている… このワクチンに関する研究には、きちんとした
専門的な内容が欠けており、製造側の圧力の影響も大きい。これらのワクチンの安全性に
関しての調査結果は、信用できるものがほとんど無い。」
このような科学的な方針の退廃もひどいですが、インフルエンザワクチンの開発、製造に
おいての様々な汚職、腐敗も目に余ります。例えば、世界有数のインフルエンザワクチン
製造社の1つ、ベルギーの Solvay Pharmaceuticals 社は 2008 年 10 月、GA州マリエッタ
に新しく予定していたインフルエンザワクチン工場の建設を中止しましたが、当社はすで
にアメリカ政府から工場建設の人件費の 60%を援助され、更には予定の 2 年も前なのにイ
ンフルエンザワクチンの開発費として 300 百万ドルを受け取った後だったのです![2]開発
中止の理由として Solvay 社は、インフルエンザワクチンの市場が「不安定で減少ぎみであ
る」としています。つまりこれは、インフルエンザ接種を受けた人が次々とインフルエン
ザに感染しているのを目の当たりにして、人々が次第にインフルエンザワクチンの効果に
疑問を持ちはじめてきたという事実を反映しているのでしょう。
売れ残ったインフルエンザワクチンの数は、以下の通りです。
2006 年 121,000,000 回分の内、18,000,000 回分
2007 年 140,000,000 回分の内、27,000,000 回分
こんな売上表を見ては、会社もやる気をなくしてしまったのでしょう。Solvay 社は、ビジ
ネス会社であり、アメリカ国民の健康や幸せなんて関係なく、儲けのためだけに動いてい
るのですから。インフルエンザワクチンを製造している会社は世界に 5 社しかなく、さら
に Solvay 社は、インフルエンザワクチンのみを製造する会社です。ワクチンを接種する側
を危険にさらしても気はとがめないけれど、自社を危険にさらすのはやはり嫌だったので
しょう。
WHOとは何か?
WHOという機関の運営方針には、製薬業界が常に関与しています。2006 年に WHO
は、世界各国が毎年自国の人口 75%に配給できる分を目標としてインフルエンザワクチン
を在庫するべきだという、馬鹿げた推奨宣言をしています。[2]幸い、生産社側も売り上げ
が確かだと分かっている分しかつくらないので、実際にはこれは無理な推奨なのですが…。
成人用のワクチン接種と、その宣伝策
ワクチン業者のこうした売り上げの伸び悩みを受けてか、2008 年に成人用のワクチン接種
予定表が突然あらわれました。それによると、18 歳以上の成人はなんと計 45回ものインフ
ルエンザワクチン接種を受けることになっているのです![15]宣伝部門は特にお年寄りに
目をつけ、その結果、現在のインフルエンザワクチン接種率の 72%は、年配の人々です。
[2]
この分だと、あの 2005 年のでっちあげ「カルフォルニア州ワクチン在庫不足」といった見
え見えで失敗に終わった売り上げ策が、また流行りそうです。
もう1つ、ワクチン業界で十八番になりつつセールス策は、「感染大流行」説です。この説
は、本来はエヴィアン インフルエンザという架空の感染病だけのためにとっておくはず
でしたが、この病気は一昔前に恐怖の伝染病として騒がれた後、忘れられつつあるため、
ワクチンセールス部門では、もっと一般のインフルエンザにもこの手を使おう、というこ
とになったのです。
ということは、そろそろ副産物として、映画でもこうした「感染病もの」が流行るでしょ
うか?
インフルエンザ接種とアルツハイマー病
皆さんもお気づきかも知れませんが、アルツハイマー病は近頃どんどん身近な病気になり
つつあります。免疫遺伝学の先端者である MD.ヒューフーデンバーグは、2000 年に
850 ページに渡る研究発表を出していますが、それを一読すれば、この病気がこんなに流行
っている原因が伺えます。
「1970 年から 1980 年の間に、続けて 5 回インフルエンザワクチンを接種した人がアルツ
ハイマー病にかかる確率は、インフルエンザ接種を受けていない人の 10 倍にもなる」[327]
ひょっとして、アルミニアムがからんでいるのかも…?
ちなみに新しい成人向けの接種予定表では、65 歳になるまで毎年のインフルエンザ接種を
推奨しています。
インフルエンザワクチンの勝利
インフルエンザワクチンは、20 年間もの検討の結果、2002 年 1月にやっと義務制の接種予
定表に仲間入りすることが出来ました。そして 2005 年 2 月 7 日には、いままでのハイリス
ク区分からこっそりと定番の接種予定表に移り込んでしまいました。その結果、現在では
まず生後6ヶ月に最初の接種、それからは18歳になるまで毎年の接種が指定されています。
これで、アメリカの子供達の接種指定回数は、40 回から 58 回にも急激に増えてしまいまし
た。
もちろん、これをニュースに取り上げたメディアなどありませんでしたが。
A 型肝炎
2002 年 1 月、GlaxoSmithKline 社の長年の裏工作がようやく実を結び、同社の新種の A
型ワクチンが接種指定の予定表に組み込まれました。これについても、公表されることは
ありませんでした。[304]このワクチンの名は Havrix といって、2007 年版 PDR の 1456
ページ目に掲載されています。[251]
A 型肝炎とは何か?
この病気は、急性のウイルス性肝臓病です。A 型肝炎ウイルス(HAV)は、すでに隔離された
ことになっています。[284]
では、この病気はどれ程深刻なものなのでしょうか?
A 型肝炎というのは、軽度の、症状も穏やかな感染症で、治療しなくても 4~8 週間で自然
に治ってしまいます。大抵の場合、感染しても症状が出ないため、感染に気付かないまま
終わってしまうものです。(Merckp.377)
大抵の場合、A 型肝炎には何の治療も必要ありません。国立健康機関の NIH でさえ、「A
型肝炎にかかった人の殆どが 2,3 週間以内に自然に回復する」と述べています。
[168] NIHManual
また A 型肝炎の感染の殆どは、アメリカ国内ではなく、第三世界で起こっています。それ
なのに、なぜアメリカだけが集団接種を大規模に推奨し、自国の子供達に 4 回もの接種を
強いているのでしょうか?
このワクチンが毎年何億ドルも儲かる商売だからだ、と思うのは私だけでしょうか?
A 型肝炎の症状
Merck のマニュアルによれば、A型肝炎の主な症状は次の通りです。
食欲不振
NVD
じんましん
関節の痛み
濃い色の尿
これをみれば、まず命に問題の無いものだということはすぐ分かるでしょう。黄疸が出る
場合もありますが、通常これは病気が回復に向っているという兆候で、これらの症状が出
る頃には、病気自体はすでに感染能力を失っているのです。
B 型肝炎とは違い、A 型肝炎は急性発病のあと、完全に治癒するもので、慢性の肝臓病や肝
硬炎につながることはありません。そして一回感染して治ってしまえば、その人は一生続
く免疫を手に入れることになります。これが、本物の免疫です。
A 型肝炎もまた、生活、衛生環境が悪い、人口過度の貧困地域におこる感染病であり、つま
り第三世界特有の病気と言えます。薬物中毒者でさえ、ちゃんと食べてある程度の生活を
していれば、ハイリスクの区分に当てはまらないほどです。彼らはむしろ、B型肝炎の方が
心配です。
もう一度まとめますが、A型肝炎はアメリカ合衆国では稀な病気なのです。
その他の原因
驚いたことに、B 型肝炎ワクチンと C 型肝炎ワクチンの両方が、A 型肝炎を引き起こす原
因となっています(!)この事実は、GlaxoSmithKlein 社の製品、Harvix の注釈に「これ
ら2つの肝炎ワクチンが原因で起きた A 型肝炎に関しては治療効果がない」とちゃんと書
かれているのです。では、Harvix という A 型肝炎ワクチン自体も、肝炎の原因になるので
しょうか?実は、その通りで、この生産社自身が 2007 年度の PDR の 1458 ページに記載
していることには、「Harvix の副作用の1つは、肝炎である」となっているのです![251]
では、このワクチンは一体誰のためなのか?
2,3 週間で自然に治ってしまい、しかもごく稀にしか起きない病気のために、すでに学校の
子供達に接種指定されているワクチンに加えて、もう一種類ワクチンを加える必要は本当
にあったのでしょうか?
Harvix ワクチンを接種指定表に追加する際、この新ワクチンの安全性の検査は行なわれた
でしょうか?いいえ、全くされていません。このように新たにワクチンのウイルス接種を
追加することによる身体への負担については、前に述べたとおりです。
次に、どのワクチンに関しても、その必要性を検討する際には「病気の実例」と「深刻さ
の程度」の2つの条件を考慮する必要があります。
実際の発病例
これも例によって、一癖ありの調査結果です。Harvix 社は 2002 年度の Physicians Desk
Reference に 13 年間に渡る調査結果を掲載していますが、それによると死亡率は 0.6%とい
うことになっています。(p1545)[251]つまりこれは、A 型肝炎に感染した人1000 人のうち、
6 人がこの病気が原因で死亡しているという意味です。
これを見ると死亡率がかなり高いように感じるでしょうが、実はこれはアメリカ国内の確
率ではなく、世界全体での確率です。A 型肝炎の感染例の大部分は第三世界においてのもの
ですから、つまりこの死亡率も主に第三世界の人口が対象になっている訳です。こうした
地域の感染者は、貧困、不衛生、栄養失調を抱えていて、常にこうした環境に悩まされて
いる人々ですので、これはアメリカ合衆国の大部分とは全く異なる状態です。こうした手
口は製薬会社の十八番で、「ある病気がいかに深刻で、アメリカ国内においてもワクチン接
種が必要である」と政府を説得するために良く使われる方法です。
では、アメリカ国内における実際の発病例はと言うと、これは非常に調査が難しいもので
す。政府の調査表は、いつも決まってごく抽象的な統計表ですが、例えば 2000 年度版の
137 ページ目にはこの様に記載されています。
1980―――29.1 / 100,000 件
1998―――23.2 / 100,000 件 [169]
これを見ると、この 20 年間で A 型肝炎の感染例は減っていることがわかります。これはワ
クチンのお陰なんかではありません。なぜなら、ワクチンはごく最近出たばかりですから。
しかしそれにしてもやけに感染率が高いと思いませんか>?そこでこの調査票を良く見て
みると…虫眼鏡でしか見れない程小さな文字でこう書いてあるではありませんか!
「合衆国以外における感染例を含む」
あれ?国外における感染例を含む、ですって?それじゃあ意味が無いではありませんか。A
型肝炎が貧困、不衛生、栄養不良から来る病気であり、大抵は国外での病気であるという
ことくらい、みんな知っているんですから!ここでも又、国内でのワクチン接種の必要性
を説くために、世界全体の感染例を取り入れてごまかしているのです。
ワクチンの実態
これはちょっと面白いですが、A 型肝炎のワクチンは「感染した人間の結合組織の細胞」
から作られています。冗談ではなく、本当の話で、しかも 1人の人間ではなく 1000 人もの
感染した提供者の細胞をまとめて、そこからワクチンを作り出しているのです。
(Pediatrics)[284]これは、物凄い細胞パーティーですね?A 型肝炎に感染すると必ず、細
胞は A 型肝炎ウイルスに汚染されるということになっていますから、汚染された細胞がこ
こぞと集まってくるのです。
そしてこれをフィルターし、アルミニウムやホルムアルデヒド、フェノクセサノール(エ
チレン グリコールの科学名称)という凍結防止剤などで調整します。(PDR,p1456)[251]
アルミ二ウムとホルムアルデヒドについて
ラッセル・ブレイロック博士やセオ・コルボーンが解説していますが、アルミ二ウムが人
体にもたらす害は、決してアルツハイマー病だけではありません。アルミ二ウムは、あら
ゆる神経組織の細胞の結合や成長を妨害し、しかもその攻撃態勢は自由自在で予想が不可
能です。(Excitotoxins,OurStolenFuture)[262,212]つまり、被害状況は未知の領域なので
す。
またホルムアルデヒドに関して言えば、発ガン性であるということ自体、新生児の純粋な
血液に加えるにしてはあまりにも危険なものです。癌は、最初はたった1つの細胞から始
まります。では、残留したホルムアルデヒドや凍結防止剤が、ある細胞が変化して癌を引
き起こす原因にならない、ということを証明する研究調査がどこにあるでしょうか?どこ
にも、そんなものはありません。[16]
未調査のウイルス媒体をばらまく、という行為
要するに、キーポイントとなる疑問は、こうです。「アメリカ国内では殆ど見られず、しか
も消滅しつつある病気を予防できる、という仮説を真に受けて、国内のすべての子供達に
この感染性ウイルスを注入することは、本当に必要な行為だったのだろうか?」「しかもこ
の病気は軽い病気で、慢性の肝臓病を引き起こすこともなく、さらに万が一かかった場合
には、その後一生続く免疫を手に入れることが出来るというのに、一体なんでこんなこと
をしているんだろう?」
宣伝 VS. 情報
国立保健協会(NIH)は 2000年にあるパンフレットを配布しましたが、それは 2002 年度
の接種予定表にA 型肝炎を追加することを、国民が受け入れやすくするためのものでした。
「A 型肝炎について知らなきゃいけないこと」といった、何とも幼稚なタイトルがついたパ
ンフレットでしたが、このタイトルからも NIHが国民の知能レベルをどれだけ低く見てい
るかが判るでしょう...残念ながら、本当に低くなってしまっているのかも知れませんが。
パンフレットの中身もこの調子で、小学生に手取り足取りするような押し付けがましい感
じで書かれています。
その中の一文を挙げてみます。
「ワクチンは、あなたが健康な時にとると病気にかからないようにしてくれるお薬です。」
え、本当ですか?まず、ワクチンはお薬ではありませんし、人々が「とる」ものでもあり
ません。次は、病気にかからないように、という点に関してです。ワクチンのせいで自分
の子供達が致命的な障害を受け、一生身体が治らなくなってしまったという、何千人もの
親に、実際にワクチンがどれだけ病気を防いでくれるのか、聞いてみると良いでしょう。
こんな文もあります。
「ワクチンはあなたの身体に、A 型肝炎ウイルスのような特定のウイルスと戦うことを教え
てくれます。」
この間違った信仰は、1797 年にジェナーが宣言してからというものずっと信じられてきた
ものですが、もしこれが真実であったなら、過去 35 年間の天然痘、及びポリオ疾患者の全
員がワクチン接種を受けた者である(Salk,Sabin)[288,294]、といったことなど起きなかった
はずです。これは、言い訳の仕様の無い事実ですから。
ワクチンよりは、病気のほうが安心
病気そのものが軽症ですぐ治り、その上かかることによって一生の免疫が付くというなら、
罹患率で示されている確率に該当したごく一部の人々だって、病気にかかる方が良いだろ
うし、発がん性物質や神経中毒性の物質を一般の皆さんの血液にばらまくよりはよっぽど
マシではないでしょうか?
まとめ
最後にもう一度、A型肝炎ワクチンの問題点をまとめて見ます。
アルミニアム
ホルムアルデヒド
エチレン グリコール
多様な副作用反応 (肝炎も含む)
摂取量は推測で決められている
A 型肝炎の疾患者のほとんどはアメリカ合衆国外であるのに、
アメリカだけが唯一このワクチンを集団接種していること
子供達に感染性物質を集団接種という形で大規模にばらまいていること
すでに史上で最も多くワクチン接種を受けている子供達の身体に、さらにウイルスによる
負担を負い被せること
以上の点で問題が無いというなら、やっても構いませんが。
B 型肝炎
B 型肝炎とは肝臓が炎症を起こすもので、おもに薬物中毒者にみられる病気です。大抵の罹
患者は慢性の肝臓病にもならず、数ヶ月で自然に治癒します。肝炎のワクチンは最近開発
されたばかりで、副作用に関する長期的な調査は一切されていません。それなのに 1991 年
には、CDC 及び AAP 機関が B 型肝炎ワクチンを全ての乳児向けに組みこんでしまいまし
た。( p172 [211]) これは、一体どうしてでしょうか?
1991 年以前には、B 型肝炎ワクチンの対象はいわゆるハイリスク区分の人々-医療機関の
関係者、薬物使用者、多数のセックスパートナーがいる人、及び B 型肝炎にかかったこと
のある人に限られていました。この病気が母親から胎児に感染することはありますが、母
親が陰性の場合には、その人の赤ちゃんに多数のセックスパートナーがいたりその子が薬
物中毒だったりなんてことはまずないでしょうから、ワクチンは必要ないですね?特に、
生まれたての時期に接種するなんて、なおさらの話です。
しかし、お金儲けがからんでくると、こうした常識はどこかへ吹っ飛んでしまいます。
実際の儲け額はと言うと、溯って1993 年には、この新しい商品は1年に 200 万ドルもの売
り上げをみせています。(Ganiats)[287]現在では、売り上げは1 億ドルにも跳ね上がって
います(!)[310]なんとなく、わかる気がしてきましたか?
では効能はどうかというと、このワクチンの長期的な研究調査は一切おこなされないまま、
一般の人々にこのワクチン接種が義務付けられてしまったのです。 (Neustaedter,
p125)[211] 導入側でさえ、このワクチンのモニターが行なわれたのは市場に出回るたった
5 日前だったと述べている位ですから!(Dunbar)[175] 多くの研究者は、このワクチンの
「免疫」効果は年月と共に弱まるとされ、ゆえに数回にわたる追加接種が組み込まれるだ
ろうと見ています。(Hall[254]) 大人の薬物中毒者がかかる病気の予防として、乳児にワク
チン接種するなんて、そんな考えがどうして出来るのか本当に不思議なものです。
Merck 社は 1970 年前半から B 型肝炎ワクチンの製造を手がけていますが、実験の対象と
なっているのは生きている猿と、そして今生きている人間、私達です。(p.244)[256]一般的
に「抑制剤」としてワクチンによく使われるホルムアルデヒドは、接種した人が肝炎にか
からないように B 型肝炎ウイルスを薄めるという目的で使われています。少なくとも、目
的はそういうことになっています。
この抑制剤の副作用が、発ガン性であることはすでに述べました。
けれど本当に怖いのは、この水銀たっぷりの B 型肝炎ワクチンが、生まれたての命に与え
られることになるかも知れないという事実です。EPA で「安全」とされている水銀の摂取
量は 1 日1kgにつき千万分の1gですが、2004 年度の B 型肝炎ワクチンを 1 回接種する
と、その30 倍もの摂取量になってしまうのです!
– FDA Hepatitis Control Report, vol.4, no.21. [293]
信じられない、と思った人は、大変結構です。参考資料をご自分で調べて見て下さい。
さて、副作用ですが、これも恐ろしいものです。Neustaedter は、1991 年以前にワクチン
を接種し、副作用反応がでた 8万人の人々のケースについて、CDC が何も記述していない
と指摘しています(p 175)[211] が、同時に B 型肝炎ワクチンの副作用を証拠付ける研
究のいくつかも挙げています。その副作用は、以下の通りです。
ギラン バレー症 関節炎
脱髄性疾患 アナフィラキシー ショック
自己免疫反応 黄疸
脾臓の膨張
このワクチンが無害であったならそんなにひどくもないのでしょうが、でもこうした症状
のパターンは、前に挙げたその他もろもろのワクチンの神経ダメージや自己免疫反応とそ
っくりの内容です。
さらに、1999 年 7 月 8 日にはびっくりするニュースがありました。アメリカ医師連合が、
危険な副作用があるという理由で、就学児の B 型肝炎ワクチンの義務接種を即時に停止す
るように呼びかけたのです。連合の取締役であるジェーン オリエント MD による議会へ
の掲示文には、B 型肝炎ワクチンによる副作用反応及び死亡率について、
「…ワクチンの安全性に関する正式な長期の実験調査は未完であるため、報告されている
危険性は、実際の危険性よりも大幅に下回る」[177]
「…大抵の子供にとって、ワクチンによる深刻な副作用反応のリスクは、B 型肝炎による
リスクの 100 倍にもなる」 と、述べています。
ここで、悪いお知らせです。1999 年には、B 型肝炎ワクチンによる深刻な副作用反応の報
告件数が、実際に B型肝炎を発症した件数を上回ってしまったのです!(Townsend Letter,
Sep 2000, p 148)[170]この事実をじっくり考える際に、大抵の見解としてはワクチンの副作
用反応の報告件数は実際に報告された件数が 10%、未報告の件数が 90%であるという点も
忘れないで下さい。
フランスでは 1 万 5 千人の市民が政府を起訴した結果、B 型肝炎ワクチンは 1998 年 10 月
に学校の義務接種プログラムから姿を消しました。その際の理由は、B型肝炎ワクチン接種
後に見られる「未報告の」神経障害及び自己免疫反応による障害とされています。
(Belkin)[263]
B 型肝炎ワクチンの応援団
2008 年度のNew York Times 誌には少なくとも 6回、決まって青少年保健関係のライター
がお決まりにこうしめくくる記事が載せられていました-ワクチンを受けていない子供達
は、病気を地域に広めてしまうので危険だ、と。
ポップメディア学校の広報誌のお気に入りである E.L.Bernay の宣伝必勝法をそっくり真
似して、お決まりで最新のワクチン「研究結果」に触れてから証拠もまったくない憶測を
結論として出すことで、メディアによる提言を作り上げてしまっているのです。
例えば良い例として、2008 年 10 月 1 日のNYT 誌には「研究により、
B 型肝炎とすい臓癌の関連性が発見される」という題で記事が書かれています。[5]
そもそも、この表題自体が誤報です。実際には何の研究もされておらず、記事のほうも何
かの関連性を確証したりはしていないのですから。ただ、歴代のがん患者の比較データを
なんともお粗末、大雑把に見ていく上で、がん患者のある1グループにおいて通常よりも B
型肝炎疾患者が多いことを見つけたというだけです。記事の筆者達も、この2つの病気が
関連しているとは断言せず、ただ「注目するべきこと」として取り上げています。[6]つま
り、B 型肝炎がすい臓癌の原因となるかどうかの証拠は何も無く、これでは歯磨きをしない
とすい臓癌になるぞ、と言ったって同じことです。この様な付け焼刃の、大雑把なデータ
比較は、ちゃんとした研究と呼べるものではありませんし、単なる研究アイデアの1つに
過ぎません。
こうして誤った情報を広めるテクニックは、現在では NYT 誌をはじめその他諸々で使われ
ていますが、これは 4段階から成り立っています。
1.証拠の裏づけ無しに、ある事柄が何々と関連している、と提言する
2.それとは全く無関係のデータを使って、関連性の根拠とする
3.明らかに、まったくでたらめな間違いを言う
4.結局何の裏づけもなしに、結論を述べる
2008 年 10 月 1日に出された、この困乱だらけの記事は、次のような結論を述べています。
「慢性の B型肝炎は…、世界中ですい臓癌の主な原因となっている」
「…ワクチンの投与で感染を防ぐことが出来るし、癌も予防できる。しかし、ワクチンを
接種していない人が肝炎に感染し慢性になった場合には、治療は不可能。ただし抗ウイル
ス性の薬で抑えることが出来るケースもある。」
まず、B 型肝炎が慢性になることは、全体のたった5%です。[Merck p382]さらにここで
すい臓癌と関連付けされているのは慢性の B型肝炎であって、通常 B 型肝炎の 90%をしめ
る、あの軽症ですぐ治るタイプの病気は問題になっていません。([7] Jay Marks, MD)
次に、前に明らかにしたように、B型肝炎ワクチンにはどんな感染症を予防する効力も証明
されていません。癌を予防してくれる、と言っていますが、そんなワクチンはどこにも存
在しません。もっと言えば、感染症を予防できるワクチン自体、存在しないのです!B型肝
炎ワクチンの製造社さえ、ワクチンが癌予防になるとは決して言わないでしょう-これは、
不可能なのですから。それなのにどうして、大手の報道誌の記者が、抜け抜けとこんな出
鱈目な主張をするのでしょうか?
最後に、ワクチンを受けていない人がどんな病気に感染しても、その人が治る可能性は決
して誰にも引けを取りません。ワクチンを受けないことが、その人の免疫機能を弱めるこ
となどありえませんし、実はその逆で、ワクチンを受けた人の方こそ、感染症と闘う力が
弱くなってしまっているのです。乳児の場合は、特にそうです。これは、実験的に薄めら
れたウイルスの性質が、免疫機能の活動を抑えてしまうことと、有毒性の添加物が原因で
す。そして忘れてはいけないのは、一旦かかってしまった感染症の治療にワクチンを投与
するなど、全くの間違いだと言うことです。こんな馬鹿げた主張をする科学者は、今にも
昔にもさすがにいませんし、こんな恥ずかしい主張を報道しておいて何ともないのは、「保
健部門」の記者くらいなものです。
NYT 誌には、倫理や責任のある報道をするつもりなど全くないので、ここ数年間ではあま
り信憑性のないお騒がせな記事ばかりになってきていると世間でも言われていますし、何
よりも製薬会社の宣伝誌に成り果ててしまっています。どの刊をとっても、製薬会社と仲
良しなのが見え見えな広告記事が光っています。何かの中傷や当てつけといったこのビジ
ネスにおいては、信憑性や事実チェックなどはすぐにゴミ箱行きですし、売り上げの物凄
いプレッシャーを受けているため、編集者側もいかに諸々のワクチンを非現実的にきらび
やかな物として売り出すかに頭をしぼり、科学的な根拠などはそっちのけです。
こんな背景の中ですから、NYT 誌の 2008 年版のどのワクチン関連の記事をみても同じ様
に駄目なものばかりです。読者側の思考力が次第に衰えているので、記者側もそれに応え
ているだけとも言えますが、どうせ出先でざっと拾い読みするくらいなのだから、そこで
さっと目を惹いて印象に残る記事を作れば良いだけで、いちいち主張を裏付けたり、信頼
できる内容にする必要はないだろうと考えているのです。
水疱瘡
水痘(みずぼうそう)とはもともと、子供の時にかかって免疫をつける類の、軽症ですぐ
治る病気でした。このことは、Merck も認めています。[280]この本を読んでいる方々の多
くや、その親御さん達の世代は、子供時代に水疱瘡にかかっているでしょうし、その際に
大した苦労もなかったでしょう。数日間カラミン洗浄剤や、濡らしたスポンジで拭いたり
して、熱いお茶でも飲めば、子供達はまたすぐ元気になってしまうものです。
それなのに1995年に突然、水疱瘡ワクチンが学校で接種指定とされたのです。これは一体、
なぜでしょうか?過去 2 世紀の間、アメリカでは子供時代にかかるものとして全く問題な
く受け入れられていたこの病気が、なぜワクチン接種を必要とされたのでしょうか?
水疱瘡の名称、varicalla をウェブで検索してみると、一貫して「子供達を水疱瘡の悪化に
よる死亡から守るためには、水疱瘡ワクチンが必要である」という誤った主張をしている
ウェブサイトがざっと 200 ほど見られます。この様に間違った情報をあえて人々に広める
やり方には、寒気がしてしまいます。逆に、正しい情報を知るためにはリサーチは非常に
困難になりますが、その際には次の 4 項目を調べていくことになるでしょう。
ワクチンは本当に効果があるのか?
ワクチンが何から作られているのか?
ワクチンの副作用は何か?
公衆に接種義務化される前に、どんな臨床検査が行なわれたのか?
それではまず、1 番目の項目から見ていきましょう。「効果があるのか?」
この質問の意味が「このワクチンに、一生の間水疱瘡にかかるのを予防する効果があるの
か」、という意味ならば、答えは NO です。生産元であるMerck 社は、「免疫機能」を 5 年
間と主張しています。さて、はしかと同様に、水疱瘡も子供時代にかかればなんとも無い
病気ですが、大人になってから感染すると症状が悪化したり致命的なことになる確率が非
常に高くなる病気です。これが、人工的に免疫をつけた結果です。
Physicians Desk Reference(PDR) には、以下のような記述があります。
「子供の水疱瘡からなる悪化症状(脳炎、肝炎及び肺炎など)の予防率については、十分
なデータが得られない」 p 1901 [251]
悪化症状に関するデータが不十分?それならなぜワクチンを使ってるのでしょうか?
このワクチンの唯一の価値は、水疱瘡から起きるかもしれないとされている、こうした悪
化症状を予防する効果だったはずです。この悪化症状を抜けば、水疱瘡自体は前のページ
で PDR に記述されている通り、「概して軽症で、すぐ治癒する病気」なのですから。
次に、「ワクチンが何から作られているのか?」です。実は、1995 年に導入されたこの水
疱瘡ワクチンの製造過程はちょっと変わっていて、堕胎した人間の胎児の体で培養されて
いるのです。嘘だと思うなら、製薬産業のバイブルである PDR の 2007 年度版、2100ペー
ジ目をご覧になって下さい。[251]
そんな古い迷信みたいな方法、とお思いかもしれませんが、まあ、私達は生物化学で博士
号など取ってないですし...もしかすると、堕胎された胎児の身体で培養されたウイルス
を、生きている乳児の血液に注入すると、恐ろしい病気から守ってくれるというこの論理
には、ひょっとして、私達にはわからない筋道があるのでしょうか(?)[319]
しかしこの、政府の迷信をそのまま鵜呑みにしてしまうには、幾つかの問題点があるので
す。まず、ワクチンの必要性を証明するためには、水疱瘡で死亡したとされる 3 人の乳児
の研究が示されたのですが、この点をよく調べていくうちに、3人の乳児の死亡の原因はじ
つは水疱瘡なんかではなく、強力な抗生物質や解熱剤、炎症を抑えるステロイド剤といっ
た毒性物質を、未熟な身体につづけさまに投入したせいでの中毒死だったのだと気付いて
がっかりしてしまいます。(MMWR,vol.47,1998)[233]
それでも、とりあえずこの、毎年 100 人の乳児が感染死するとされている水疱瘡を防ぐた
めに、何百万人もの乳児すべてにワクチン接種が必要だという無謀な説を、思い切って受
け入れたとしましょう。では、この安全性が不確かなワクチンによる、副作用はどうでし
ょうか?再度、2007年度の PDRに戻り、2102 ページ目に製造元が記述した副作用の内容
を見てみましょう。
注射した部分の痛み、赤み 咳
呼吸器官の上部における発症 疲労、器官の一時的機能麻痺
刺激、炎症 下痢
食欲不振 嘔吐
関節の痛み 慢性硬膜下血腫
耳炎(!) じんましん 頭痛
アレルギー反応 寒気 腹部の痛み
腺の腫れ 湿疹[251]
最後にもうちょっと踏み込んで、子供達の血液に注入して良い、と法律で決める前に「ワ
クチンの効果について、何かしらの長期的な検査が行なわれたか」を調べてみましょう。
答えは、No です。そんな検査は、一度もされたことがありません。以下は、2000 年度の
PDR からの書き出しです。
「…このワクチンを用いた…疑薬実験は何も行なわれていない」[251] (p 1901)
まったく、ありがたい話です。
砂糖で出来た錠剤のにせ薬よりも、このワクチンの方が効果があるという証明さえされて
いないのです。つまりほかのワクチン同様、この水疱瘡ワクチンも、とりあえず義務化し
てしまってから一般の人々の生身の体で実験してしまおう、という方針なのです。どうせ
あの口うるさい反ワクチン団体のやつらや、変わり者の自然療法士以外は、みんなろくに
注意も払っていないだろうと、製薬関係者達は判っているのですから。ここで、よく考え
て見なければいけないのは、「誰がメディアを操っているのか?」ということです。実際に
は、Merck 社のお偉いさんから政府が Go サインをもらった後、このワクチンがある日突然、
公の報道は一切なしで、接種指定化されたのではなかったでしょうか?そんな大袈裟な、
とお思いかもしれませんが、では、当然あるはずの医学的な長期検査が、どこにも見当た
らないのはどうした訳でしょう?ご自分の担当医や、学校でワクチン接種を行なっている
看護婦、あるいは政府の CDC に聞いても、長期検査がされたとは応えられないはずです。
さらに、この水疱瘡ワクチンは、2002 年度の接種指定予定表において、何の理由もなしに
2 回の接種から 1回に減らされています。そしてまた2007 年には、2 回に戻っていますが、
こうした変更は科学的な理由ではなく、政治方針が原因なだけです。
ロタウイルス
これは乳児の、軽症ですぐ治る程度の下痢を伴う病気で、詳しいことはまだ解明されてい
ません。この病気で一番心配されるのは、子供が脱水症状を起こす可能性ですが、こうし
たケースはごく稀なものです。昔はただ、疝痛と呼ばれていて、大抵の場合短期間で治っ
てしまう病気です。ごく稀にこの病気で死亡することもありますが、死亡者は世界中でも
最も環境の悪い地域、つまり貧困と伝染病が蔓延っているような場所で出るもので、「ワク
チンによる死亡件の90%はアジア、アフリカで起こっています。」[24]アメリカ合衆国にお
ける死亡者は、最も不衛生な生活環境の地域や、成人の発病者を考慮に入れても、およそ
年に 20 人程度でしょう。[25]
A 型肝炎の項目でもすでに挙げたように、国内でワクチンを売り出す際に世界全体の統計を
用いるセールス方法は良く使われていますし、1998 年にロタウイルスが接種指定の予定表
に追加された背景には、科学的根拠ではなく、政治的なやりとりが絡んでいるのです。現
在の Merck 社のマニュアルにおいても、ロタウイルスは深刻な伝染病という扱いはされて
いません。無症候性の乳児は、よくロタウイルスにかかるものですが([280],p2173)、
この病気は大した病気ではないため、唯一すすめられている治療は、乳児にたびたび水分
補給をしてあげることくらいです。
人々を驚かすために世界規模の統計を使ったり、製薬会社が基金を供出してさせた、間に
合わせの実験調査で、効果率は 95%だとか絶対に安全だとか主張して、とうとう 1998 年
には Rotashield というロタウイルスのワクチンが接種指定されてしまいました。しかし、
ワクチン接種の後で腸重積症という、致死することもある腸の機能障害を訴える症例が非
常に多くあり、その他の障害の訴えも絶えなかったため、始めてからたった 11 ヶ月後の
1999 年夏には、CDC が Rotashield ワクチンを市場撤去することになったのです。
(Newsweek, 13 Sep pp)[239]
ここで質問ですがーたった 1 年で取りやめにしてしまう程、ロタウイルスワクチンについ
て政府の FDA 局が良くわかっていなかったのなら、なんで最初から 3 回も(生後 2 ヶ月、
4 ヶ月、6ヶ月)接種するように薦めたりしたのでしょうか?
CDC 機関のアドバイザーであったポール・オフィットは当時ロタウイルスワクチンが法律
で認可するために後押しした専門家ですが、彼は議会において、ワクチンの製造社である
Merck 社から報酬を得ていたことや、なんと専売権まで手に入れたことまで認めているの
です!国民を伝染病から守る、という機関の方針と、彼の行為が矛盾していると思わない
かと尋ねられた彼は、あつかましくもこう応えています。
「私はロタウイルスワクチンの専売権保持者の 1 人であり、このワクチンが定期的に接種
義務化されれば、当然そこから利益を得ることになります。安全面のデータを取り調べる
際に、えこひいきしたか、ですって?いいえ、答えは簡単です。NO!」
「ワクチンを後押ししている人間と、ワクチン製造社の間で、不健全な協力関係が結ばれ
ているか、ですって?いいえ、答えは NO です。」
オフィットは、Merck 社からロタウイルスワクチンの後押しをする代わりに、過去 17 年も
の間報酬をもらい続けてきました。また、専売権も持っている上、ロタウイルスワクチン
の開発奨励金として 350 万ドルものボーナスも受け取っています。[30]
これはもう、ただのビジネスでしかありません。ワクチン業界においては、こうした例は
もはや当たり前のことになってしまっています。この点につき、代表取締役のダン・バー
トンは以下のように述べています。
「アドバイザー委員会とは、新ワクチンの推奨を取り決める、CDC 機関において影響力の
強い委員会であるが、CDC は定期的に、明らかに矛盾した目的を抱いている科学者をこの
委員に選抜している。」と、バートンは UPI に述べています。「そしてこうした科学者は、
本来ならば公平に判断してアドバイスをする筈の、その対象である製品(及び製造社)に
経済的に援助を受けたり、学問上で提携してたり、金で縛られており、その他諸々の利益
をその製品にかけているといった有様である。」[354]
ROTATEQ
1999 年のRotashield ワクチンの大失敗の後、彼らが再チャレンジするなど誰にも予想でき
ないほどでしたが、9/11 事件後の武力外交のさなか 2007 年始めに突然、この新バージョン
のロタウイルスワクチンが現れ、FDA の竜巻ごとく素早い許可を得て、接種指定の予定表
に組み戻されました。今度は新しい、Rotateq という名前です。
ここで気になるのが、この Rotateq のデビューに伴い、9 年前に前のワクチンで発生したの
と同じ副作用反応が次々と報告されているという事実です。つまり、腸重積症です。これ
は時として死に至ることもあり、大抵の場合手術が必要な症状ですが、もともとロタウイ
ルスの病気とは何の関係もなく、ただそのワクチン関連で出てしまうものなのです。
Rotateq ワクチンによるそれ以外の副作用としては、NDV, 中耳炎, 咽頭炎、気管支痙攣
などが挙げられます。
Rotateq の昇進
Rotateq の製造元であるMerck 社が掲載している、臨床検査の主な研究発表が、2005 年 1
月に New England Journal of Medicine 誌に載せられました。[28]が、この研究の資金援
助はMerck 社であり、Merck 社の検査手順に従い、共著者はと言えば、オリジナルのワク
チン及び新バージョンのワクチン両方の専売権所得者という具合です。最後の方に、著者
の殆どが Merck 社から資金援助を受けていると、その著者名と共に記してあります。もち
ろん、それが研究内容を左右することは、無いそうですが...(?)
このワクチンはほとんど前のと変わりは無く、違いといえば新たなウイルスが1系統追加
されたことと、サルの代わりに人間の赤ちゃんで実験している、という点くらいでしょう
か。[251]ちなみにこの研究調査において使用された参考資料の殆どは、1999年に禁止され
たあのオリジナルのワクチンに関する研究資料であったことも、載せておきます。
そんな訳で、当然ながら新ワクチンの方も同じ様な結果でした。
「9605 人を対象に(ワクチン接種が 4806 人、偽薬の砂糖ピルが4799 人)詳しい研究をし
た結果、ワクチン接種したグループと砂糖ピルを飲んだグループでは、ほとんど同じ確率
で服用後42 日以内に発熱、嘔吐、下痢の症状が見られた」ということです。
その上、ワクチンを接種した 34,035 人のうち 803 人(2.4%)の深刻な副作用反応が報告
されていますし、ワクチン摂取した方の 24人が死亡しています。
死亡件数のうち、一番多かったのが乳児の突然死によるもので、ワクチン接種者のうち 7
名にもなりました。
この研究発表では、オリジナルのワクチンによる最も危険な副作用、腸重積について最初
から終わりまで、しつこいほど触れています。この新しい研究報告では、腸重積の発症事
件が特に異常な出来事ではありませんでしたとか、ワクチンが原因で腸重積になったので
はありませんとか、何度も何度も繰り返しています。[28]もともと、10 年前に以前のワク
チンが廃止になった主な原因が腸重積だったため、著者の面々も、皆で口調を合わせて新
ワクチンの売り上げを固めなければ、と思ったのでしょうが、この記事はどう見ても正し
い医学評論ではなく、セールス宣伝のような感じなのです。
それなのに、ワクチンが接種予定表に追加されてからたった 1 ヵ月後に、FDA が自ら乗り
出して、この新しい Rotateq ワクチンが前のと同じ副作用があるから危険だと、国民に向
けて警告発表しているのですから、驚いてしまいます!それによれば、新たに 28 件の発症
があったとのことでした。
「この症状は腸重積と呼ばれ、8 年前に最初のロタウイルスワクチンが廃止されるに至った
原因である症状と同じものである。(AssociatedPress, 13 Feb 07[13])
これを否認する Merck 社と、この会社の差し金である CDC 役員達のセリフは、悲しいこ
とに思ったとおり、お決まりのセールス文句で、「関連性の証拠はない」とか「リスクより
も効能の方が上回る」というものでした。
新しい商品と、古い宣伝法
PDR の 2007 年度版では、いつものお決まりの調子で、この新ワクチンの安全性や効果を
うたっています。あの廃止された Rotashield ワクチンの時と同じ主張、「高い効能性、最小
限の副作用」という決まり文句です。Rotashield ワクチンは、おそらく接種指定されてい
る期間中に PDR に記載されることのなかった唯一のワクチンですが、考えてみると、まる
で彼らは初めからこのワクチンが廃止されることを見通していたようで、気味が悪い感じ
がします。現在では、Rotashield ワクチンが存在していたことを証明する公式な資料を見
つけること自体、殆ど不可能になってしまっているくらいです。
Rotashield ワクチンは、新しい Rotateq ワクチンとは、ほんの少しだけ違っていました。
Rotashield は人間と猿を媒体として使用していたのに対し、Rotateq のほうは人間と牛亜
科の動物が媒体である、という違いです。それ以外は、Rotateq ワクチンの謳い文句もほと
んど同じで、「95%の効果率、絶対に安全、本当に必要」という主張です。
自然な病気か、それとも人が作った病気か?
2007 年度のPDR には、次のような特異な文章が記載されています。
「生きたワクチンウイルスが、ワクチン接種を受けていない対象にわたってしまう…危険
がある。自然なロタウイルスに感染する危険性と、ワクチンのウイルスに感染する可能性
の危険とを比較検討する必要がある」([251] p2076)
では、この文についてちゃんと考えてみましょう。まず、この文には誤記があります。だ
って、子供から子供にウイルスが手渡されるなんて、ありえませんよね?赤ちゃん達に、
ウイルスの試験管でもあげなきゃいけないことになりますから。つまり、正しい記述はお
そらく、「生きたワクチンウイルスが、ワクチン接種を受けていない対象に感染してしまう
危険がある」となるべきでしょう。そしてこの生きたワクチンウイルスは、自然のロタウ
イルスの系統から人工的に作られた系統を、5種類も含んでいるのです。子供が自然にこの
病気にかかった際にはたった1系統なのに比べて、大きな違いです。まあ良いとして、そ
れから彼らが主張しているのは、何世紀もの間、子供時代にかかる軽くてすぐ治る感染症
だった自然のロタウイルスに感染した場合の危険性と、上記で示したようなワクチンの悪
化症状の危険性を比較検討する、ということでしたね?答えは、明らかでしょう。PDR の
編集者が、この文章をごく小さい文字で記載するようにしたのも、わかる気がします。こ
んなに小さな文字で書いておけば、誰もわざわざ読もうとはしないだろう、と確信してい
たのでしょうが。
新種の混合接種ワクチン
この 7 年間のうちに、新しいワクチン商法が出てきましたが、それは新種のワクチンと古
いワクチンを合わせて、全く新しい混合ワクチンにしてしまう、という方法です。現在の
時点では、少なくとも3 種類の混合ワクチンが出ています。
Pediarix
Twinvax
Comvax
Pediarix は、GlaxoSmithKline 社の発明で、DTap 三種混合、B 型肝炎、ポリオを実験的
に混合したもので、2002 年の 1 月に認可されています。この 5種類のワクチンを混ぜ合わ
すことが安全だという臨床上の証明は、一切ありません。
この製薬会社のウェブサイトを見ると、とたんに問題点が見つかります。というのも、当
社自身、このワクチンが脳に障害を与える危険性を否めない、と認めているのです。
「急性の脳脊髄炎や恒久的な神経障害が、Pediarix の制度化と頻繁に関連しているという
報告はないが…しかし今までに得た Pediarix に関する知識では、この可能性を否定するに
は不十分である。」 [42]
そうですか、それは結構なことです…。
最初の試験接種では、このワクチンによって5 人の子供が死亡しました。[42]
この製薬会社はまた、このワクチンが癌を誘発するか、及び「生殖機能不全をもたらす」
かどうかという危険性に関して、十分な試験を行なっていないとも述べています。[42]
Pedriax の副作用から、幾つかを挙げてみましょう。
「…じんましん、口の腫れ、呼吸困難、低血圧症…上腕神経炎、ギラン バレー症候群、
脱髄性疾患,…無力症、発熱、乳児の突然死、チアノーゼ、水腫、腹部の痛み、食欲不振、
腸重積,扁桃腺の腫れ、黄疸、肝臓機能検査の異常結果、ショック、手足の膨張、激しい動
悸、脳炎, 呼吸器官の感染炎、脱毛…」
その上、認可されたばかりで未知の事だらけのこの実験的混合ワクチンは、すでに 5 種類
ものワクチンが混じっているのに、hemophilus B(Hib)と Prevner(PCV)と同時に接
種することが推奨されているのです!
CDC は、よくある質問欄のページで「Pediax と Hib ワクチン、PCVを同時に接種した場
合の安全性はどうか?」という質問に対し、傲慢にもこう応えています。
「これらのワクチンを 1 回の訪問で同時に受けることも可能である。しかし、Pedriax と
Hib、PCV を同時接種した場合の…安全性に関する情報はまだ無い。」[355]
ええ?冗談ですよね?7種のワクチンを同時に接種しても良いとOKサインを出しておきな
がら、その場合その子がどうなるかは全然わからない、ですって?安全性の情報が一切無
いのなら、何でこんな同時接種を実地しているのでしょうか?
本当に、信じられない…ロタウイルスや豚インフルエンザ、サリドマイドなど、こうした
例に思い当たりがありませんか?
この混合ワクチンが子供達に与える影響は、全然わからない、特にその他 2 種類のワクチ
ンを同時接種した場合のことは保証できない、と言っておきながら、子供達がたった生後 6
週間、10 週間、6 ヶ月の時点で 3回もワクチン接種をしてしまおう、「はい、一丁上がり」
という具合です。
自閉症
まず、自閉症について端的にまとめてみましょう。自閉症とはどんな病気なのでしょうか?
自閉症とは、2歳児における最近の脳機能障害である。
自閉症は、1978 年にはアメリカの子供 1 万人に 1 人だったのに対し、今は 67 人に1人と
いう確率で起こっている、まさに時代の大流行疫病と呼べるものである。([35][67])
医学界の主流派は、自閉症の原因を不明だとしている。
医学界の主流派は、その原因を解明しようとしていない。
治療法はない。
現在アメリカでは、1000,000~4000,000 人の自閉症患者がいる。
生まれつきの病気ではなく、子供達は 2歳までは普通にすごしている。
自閉症の子供のうち半数は、全く話さなくなってしまう。
子供が自閉症になってしまった家族は、大きな心労を抱えることになる。
自閉症の子供の75%は、一生、自活できなくなる。
自閉症による損害は、何兆ドルものお金に関連している。
発症件数について
自閉症の正確な件数を知ることは大変困難です。実際に自閉症になった際に、報告できる
役所が、存在しないのですから。さらに、この件に関する政治的圧力から、報告数をかな
り少なめにしていることが考えられます。
それでも2006 年 4 月には、CDC さえ自閉症が50 万人以上いると認めていますが、[35]こ
れは 2004 年に発表された数字からまったく変わっていません。
一方、アメリカの教育省による障害児の統計表から、より信憑性のある予測をすることが
出来ます。[26]その統計表によれば、1993 年から2006年にかけて、自閉症は全 50 州にお
いて非常な勢いで増えているというのです。その表では全体件数の 15%だけを取り調べて
も、州ごとに平均 1700%の割合で自閉症が増加している、と示されています。[18]この統
計表の 2002 年の平均は714%です。
この全体の 15%である統計数から考えて、現在の合衆国における自閉症の子供数は百万人
をかなり上回る数だと推測できます。また、今の調子で増え続けていくとすれば、2013 年
には四百万人にもなる予定です。[26]
1990 年代前半以降においては、自閉症は明らかに大流行の伝染病として区分されるべきも
のですが、主流文献で自閉症について書く時には、絶対にこの「伝染病」という言葉と「自
閉症」という言葉を同一の文章内に用いないように注意しているようです。
自閉症の原因として考えられるもの-MMR と水銀
今まで雑誌や FOX ニュースで何と言われていたとしても、自閉症の大流行の要因として最
も可能性の大きい2要素、MMRと水銀は、どちらもワクチンのものです。MMR ワクチン
は水銀を含みませんが、最近の民営の個人調査によると、自閉症との密接な関連性が示さ
れています。また水銀の方は、チメロサールという形でワクチンに含まれています。両方
の原因物質は、国会の様々な委員会や、民営機関の研究において広く調べられています。
[110,66]それなのに、科学の主流派で取り上げられたことは、1度もないのです。
では最初に、はしかのMMR ワクチンとの関連性から見ていきましょう。
MMR(はしか、おたふくかぜ、風疹)ワクチン
MMR ワクチンはアメリカでは 1978 年に、たった 28 日間の検査をしただけで認可され、
接種指定表に追加されました。[116]こうした急ぎ足のセールス方法は、前にも挙げました
が、現在に至るまで、MMR ワクチンの長期的あるいは中期的な検査は一度も行なわれてい
ません。
集団免疫
MMR ワクチン接種が進んでいくにつれ、今まで 2000年もの間続いていた、集団として自
然に付けてきた免疫というものは、投げ捨てられてしまいました、ワクチンが出る前は、
この3種類の、軽い病気のいずれかにかかった人は一生その病気に対して免疫が付いたも
のでした。しかし、もはやその時代は終わりました-ワクチン接種が 20 年続いた結果、今
では、もともとの病気が変化した新型バージョンで、成人も罹患する病気が出来てしまっ
たのです。これは、人がつくり出した病気です。
集団でつける免疫、というものは、ワクチンよりもずっと長く続いてきました。小児科医
がよく、集団免疫とは大勢が一気にワクチン接種をした結果として免疫が付くことだとい
うような話し方をしていますが、それにごまかされないように注意してください。ワクチ
ン接種を受けていない子供は、ワクチンを集団接種したグループが得る恩恵にあやかれな
い-これは、皆さんが本当の集団免疫とはどんなものかを知れなければ、このごまかしの
方を信じてしまうだろうという計算のもとに、でっちあげられた偽りの理論です。しかし
今や、この偽の宣伝は、非常に広く浸透してしまっています。集団免疫とは本来、ある伝
染病がある集団において自然消滅したことを指し、ペスト、天然痘、チフスといった疫病
が良い例です。これは、その集団の全員が病気に対して免疫を付けたために起こります。
自然陶汰。これは自然に付けた免疫であり、人工的なワクチンとは無関係です。これから
は、だまされないようにご注意下さい。
大人になってからはしかやおたふく風邪、風疹にかかると、深刻な障害を負ったり死亡す
る確率が遥かに大きいということは、広く証明されている事実ですが(Merck)[280]、それに
加えておくと、この成人バージョンの病気は、子供の時の感染を人工的に遅らせたことで
もともとの病気が変形してしまって出来た病気なのです。つまりこれは、子供の時に感染
して一生の免疫をつけていても、その人はこうした、ワクチンの集団接種のせいで生まれ
た新型バージョンの病気には感染してしまう可能性があるということです。
それでは、MMRと自閉症を関連付けるデータを見てみましょう。
アンドリュー・ウェークフィールドは、ロンドン在住の外科兼、胃腸専門医ですが、1996
年、彼のもとに自閉症の子供を持つ親達が次々と、子供が激しい腸の痛みで困っている、
と相談に来ました。そうした親達にまずウェークフィールドは、その子の主治医は何と言
っていたか、と聞いてみましたが、答えはいつも決まって「いつものお医者さんには、自
閉症なんだから子供に腸の痛みが出るのは当たり前だ、と言われた」とのことでした。親
達がこうして追い返されてしまうのを目にして、ウェークフィールド医師は今まで他の医
者がだれもやろうとしなかったことを行なってみました。実際に、その子供を検査してみ
たのです。子供達の主治医のうち誰も、最も初歩的な腹部の検査-お腹を手で触って、明
らかな障害物がないか調べる、ということさえもしなかった事に、彼は驚きを感じていま
す。1 人1人の子供の腸検査を進めていくと、次には子供達の大腸に出血部分がからみ合っ
て大きな固まりになっているという、今までに見たことも無い症状が見つかりました。
この症状は、回腸リンパ結節性過形成と呼ばれる症状で、出血して腫れあがり、感染した
結節状の固まりが大腸に詰まってふさいでしまうため、乳幼児にとっては極めて激しい痛
みを伴います。一方、身体はこの結節を排出物だと思って腸から押し出そうとしますが、
こうした結節は大腸腺とくっついてしまっているため、結果として大腸が異常に圧縮され
た折りたたみ状態になってしまうのです。この症状は腸重積と呼ばれ、時には致命的なも
のです。
ウェークフィールドはこの新しい腸の病気を、自閉症腸炎と呼ぶことにしました。この症
状は、ふつうの乳幼児の腹痛や、大腸の刺激、クローン病とは全く異なるもので、調べた
全ての自閉症児の大腸には、ある特異な性質が見られたのです。
腸の内側の腺が詰まり、炎症をおこしていること
回腸リンパ結節性過形成
ウイルス感染
身体の自動的な免疫反応
2 歳の子の大腸が自らを攻撃するようになってしまったのは、何が原因なのでしょうか?
ウイルスとの関連性
さあ、これは良い質問です。ダブリン在住の原子生物学者のジョン・オレ―リーPhDは、
この謎をとく鍵を1つ与えてくれましたが、ここでの彼の貢献とは、TAQMANと呼ばれる
非常に洗練された数列技術であり、これはあるウイルスと、別のウイルスを完璧な正確さ
で区別することが出来る技術です。これによって、殆ど全ての自閉症児の腸に、はしかウ
イルスがいることが判りました。しかしこのウイルスは、はしかの病気からのウイルスで
はありません。そうではなく、これは確実にMMRワクチン接種に含まれるはしかワクチ
ンのウイルスだということが判明されたのです。(Uhlmann)[125]
キャリアの危機
この発見を発表したことで、ウェークフィールドのキャリアは大きく左右されました。彼
はただ、こうした新しい発見から判断して、自閉症とMMRワクチンの関連性をもっと突
き詰めて研究する必要がある、と提案しただけでしたが、(Wakefield – Lancet)[290]それ
がとんでもないことになったのです。彼は突如として、世界中の医学界からの怒りと非難
の標的になってしまいました。彼は自分のしたこと-ワクチンという、医学界においては
聖なる存在を、それとなしに批判してしまったことが、どれだけマズイことだったかを嫌
というほど思い知りましたが、もう時はすでに遅し、です。それまでごく好調であったキ
ャリアが、その時以来どんどん下り坂になり、二度と復活することはありませんでした。
これがもっと意気地なしの人だったなら、この時点で謝罪でもして引き下がったのでしょ
う-実際、彼の共著者達は皆、そうしたのですから。しかしウェークフィールドは、科学
界がこの筋の通った推測論を無視しようとしているのを目にして、決意を固めました。も
し彼の説が正しかった場合、この発見はとても重要な価値のあるものだということが分か
っていたからです。しかし、自閉症とMMRワクチンとの関連性を証明するには、ウェー
クフィールドは手間がかかり、流行遅れな科学的方法を使わなければなりませんでした。
つまり、同一の条件下においては同一の結果になるという理論に従って、実験や統計分析
を行なったわけです。
パズルの最初の 1 コマ-信憑性
ウェークフィールドがまず最初に考えた点は、「はしかワクチンのようなウイルス媒体が、
自閉症のような神経障害の原因になるという説は、有り得るか?」というものでした。
腸と、脳との間に、何か知られている関連性はないだろうか?
これに関しては、もう色々知られています。アスピリンは胃腸を通して血液に浸透し、頭
痛を治します。ビールを飲むと血液に吸収され、その人の気分が変わりますし、抗うつ剤
のプロザックを飲めば消化器官に吸収され、これもその人の気分を変えます。何か毒物を
食べれば、その人が生きていくのに必要不可欠な脳の部分がダメージを受けることもあり
ます。
このように、腸と脳との関連性は、医学界において非常に良く研究され知られてます。何
年も前のことですが、ある脳の化学物質が消化器官全体にも散らばっていて、それがつね
にお互いに情報を送りあっているというという話をコプラがしていました。(Chopra)[266]
精神神経免学(心理と神経機能、免疫系の関連性の学問分野)は現在、非常に大きく扱われて
いる分野ですが、この分野においてようやく、免疫系の器官と腸、脳がどの様につながり、
相互に情報を交換し合っているかという研究が次第に明らかになりつつあります。シェリ
ー・ロジャーズ医学博士の様な主流誌の研究者でさえも、「免疫機能器官の半分は、腸にあ
るとわかった」などと発表しているくらいです。[39]
パズルの、もう1コマ
ウェークフィールドは、合衆国とUKにおいてMMRワクチンが開始された直後の自閉症
の発症率を表にすると、10 年間の差でそっくりの形で急激に伸びていると示しています。
〔表〕
左のグラフが 1978 年の合衆国で、右のグラフが 1988 年のUKです。これを見ると、確か
に関係があるような気がしませんか?
自閉症の研究において、先端の科学者であるジェフ・ブラッドストリート医学博士は、自
閉症児の内の何人かは、単にはしかワクチンのウイルスを身体から排出するのが、普通よ
り遅い子供たちなのでは、という仮説を立てています。
「…体内からワクチン系のウイルスを排除する能力を欠いていることが…その子供達の発
症の直接原因であり、こうした子供達を遺伝子的に弱い児童というサブセット区分に設定
することを提案する。」[67]
こんなに重要な研究を、NIH はどうして支援しないのでしょうか?
ウイルス性妨害
3 種類を混ぜてワクチン接種することを、医者の間では trivalents と呼んでいます。MMR
ワクチンのように、3種類のワクチンを混ぜて一度に打ってしまう際に、その混合物の安全
性の検査を何もしないで接種してしまうといった非科学的な行為に、ウェークフィールド
疑問を感じています。ウイルス体が衝突するときに相互に与える影響は予想が出来なく、
相手のウイルスを危険な悪性に変えてしまったり、相手のウイルスをブロックアウトして
しまいます。ウイルス体を混ぜ合わせたことに起因する、こうしたランダムな結果はウイ
ルスインターフェレンス(ウイルス性妨害)と呼ばれています。これは、科学研究会の間
では良く知られている現象であり、2000 以上もの記事で取り上げられています。
(Wakefield[116]) 1+1+1 =必ずしも3、という答えではないということです。
はしか、おたふく風邪、三日ばしかの 3 種混合ワクチン、MMRとは、3 種類の感染性ウイ
ルスの人工的な系統を混ぜ合わせて作ったものです。つまり、自然に起きる感染病の系統
ではなく、人工的に作り上げた系統を使っています。初期の研究者達は、この3種類を一
緒に使用した際にどの様な相互作用があるのか、調べることが重要だと指摘していますし、
(Buynak,1969[279],Minayama-1974)それ以降の研究者達も又、3 種混合接種ワクチンに関
しては、そのウイルスインターフェレンスを徹底的に研究する必要がある、と再度主張し
ています。(Halsey,1999)[187]しかし、歴代の研究者達が提言しているにもかかわらず、
現在に至るまで、こうした研究は一切行なわれていません。それなのに、何とも非科学的
なことですが、現在のアメリカの子供達を対象とした接種指定予定表には、全員の子供達
が 1 人最低 7 回もの 3 種混合接種を受けるように推奨されているのです。[15]
はしかワクチンと自己免疫症
ユタ州の専門家 V.シング PhDは、何百件もの自閉症ケースを研究した結果、発症した子供
達が自己免疫症を起こしていたことを発見しました。これはつまり、身体が自分の体内の
神経機関の内壁にある、ミエリンという膜を攻撃してしまう症状です。シング博士は、こ
の症状を「はしかワクチンに対する過度の自己免疫反応」という流行病だと呼んでいます。
ワクチンに使用されている水銀や、はしかワクチンが副作用としてこのような神経ダメー
ジを引き起こすことは、よく知られているものです。シング博士は、ワクチンがどの様に
ミエリンを不完全にしてしまうか、明らかに示しています。ミエリンとは、コンピュータ
ーの絶縁体ワイヤーのようなもので、生まれたばかりの子供のミエリンは未完成な状態で
す。そして、乳児のミエリンが発達していく過程で、その構造に問題が生じれば、その結
果として、子供時代もしくは成長してから、神経性の障害が起こりえるのです。
否定なら、毎月というほどされているのに
この 13 年間というもの、主流メディア誌には毎月のように、いわゆる「専門家」による「新
研究」で自閉症の流行とワクチンとの関連性はない、と証明されたという内容の記事が書
かれています。(NEJM, 7 Nov 02 – Danish study [118])でも、新種の流行病を研究するの
にまず、ひたすら「原因ではない」ことの話ばかりするなんで、変だと思いませんか?実
際に自閉症の原因であるものを解明するための研究は、一体どこにあるのでしょうか?
このような記事は決まって、水銀とMMRワクチンが自閉症の原因であるという証明はど
こにもない、そんなことが載っている科学的な文献など無いのだから、と主張しています
が、これは誤りです。つまりこれは愚かにも、明らかな事実を無視しているのです。もち
ろん、水銀とMMRワクチンが自閉症の原因だと証明する文献など、過去にあるわけはあ
りません-だって、それを追求したのは、ウェークフィールドと同僚達が最初だったので
すから。さて、仮に十分な資金援助があったとしても、新しい仮説を研究するのはとても
困難なものですが、資金もない上に世界中の医学界から口々に首切りの刑だ、と叫ばれて
いたのでは、途方もない至難の技といえます。
では、確実なこととは?
現時点では、ウェークフィールドやシング、及びその他数人の研究者のお陰で、以下の点
は科学的に妥当性があると言えるでしょう。
自閉症児は、初期の発育は正常であったこと
MMRの後、自閉症になっていること
正常な子供達には見られない、新種のGI症状の兆候
周期的に再発する感染症状
脳内中毒症状と一致する神経性の症状
ワクチンに反応して起こる、腸内におけるLN過度作用
免疫機能障害 / 自己免疫症状
誤りを証明せよ
過去 10 年もの間、ウェークフィールドを攻撃し排除し続けてきたジャーナル誌の記事はカ
ット&ペースト的なお決まりの内容ですが、しかしどうしても不思議なのは、医学研究の
ためにNIHから何億ドルもの資金援助があるのに、彼の主張が間違っていると証明できる
研究が、どこにも見当たらないことです。ウェークフィールドの研究方法が間違っている
のなら、その誤りをそっくり書き出して、決定的に彼の評判を落とせば良いではありませ
んか?そんなことなら、25万ドルくらいで出来るはずです。(Weldon)[110] だけれど、も
し、ウェークフィールドの説が正しかったとしたら?67 人に 1 人の乳児が被害にあってい
る流行病なのだから、研究するに値するとは思いませんか?でも実際には、科学的な根拠
など一切ない、個人的な文句や馬鹿げた非難攻撃ばかりがされているのです。まったく、
9/11 事件の「事実調査」よりも、悪質です。
次に、水銀について
さて、水銀とはどんなものでしょう?この金属は小学校でも習うレベルのもので、通常は
液体であり、昔からクイックシルバーとも呼ばれてきました。水銀は、人類が知る中で 3
番目に強い毒性物質で、非放射性物質の中では、最も毒性の強い金属です。(Bernard)[166]
水銀が毒であることは、科学者の間ではもう何十年もの間知られてきた事実ですが、今ま
での研究のほとんどは魚の水銀汚染だとか工場からの漏洩による環境汚染に関する研究で
す。ワクチンには、前に述べたように水銀が成分の 49.5%である、チメロサールという形
態で水銀が含まれています。これはエチル水銀という、人工的に作り出された神経性毒物
(神経を殺す毒)であり、無機質の水銀に比べて遥かに強い毒性を持っています。
(Koos)[306]新生児が生まれたその日のうちにB型肝炎ワクチンを接種されますが、そこに
含まれるチメロサールは生まれたての未完成なままの細胞膜(大腸及び小腸の内膜、肝臓、
脳、神経系)に直接、接触することになります。
1997 年以降、公式な発表では決まって、毎月のように「チメロサールが自閉症やその他の
病気の原因である証拠は無い」と同じセリフが繰り返されてきました。まるでエドワード
L・バーニー戦法を決め込むかのように、です。この唱え文句をほんのちょっと変えれば、
そう、「チメロサールが自閉症やその他あらゆる神経障害の原因となり得るという証拠は山
ほどある」というなら、これは真実なのですが。
製薬業者は、なんと言っているか?
ワクチンについて調べる際に陥りやすいミスとして、ワクチンを合法化することで生計を
立てている面々からの情報ばかりに頼りきってしまうという点が挙げられます。実際には、
製薬社側が何と言っているのかも調べた方が良いでしょう。
Eli Lilly 社と EMD Chemicals 社はチメロサールの生産を行なっている 2 社ですが、彼ら
の自社用の安全データ表に記載されている内容は、こうです。
Eli Lilly 社「接触した際の反応としては…アレルギー性皮膚炎…水銀中毒症状の危険があ
る…成人においては、視界がせばまる、頭の先端や手足の先端がしびれるなどの神経性の
兆候がある。子宮内や子供の体内で接触した場合には、軽度~重度の精神発達障害や、身
体の動作機能に軽度~重度の障害が生じることがある。」[94]
EMD Chemicals 社「危険!毒物!吸引および皮膚からの吸収、飲用は死亡する危険がある
ので注意すること。目や皮膚のかぶれ。障害を起こす可能性のある器官は次の通りである。
肝臓、呼吸器官、皮膚、目、中枢神経系、水晶体、もしくは角膜。大量の排出は、環境汚
染の害を与える危険がある。注意事項:この製品は、カルフォルニア州では出産障害や、
その他生殖機能に障害を与えるとされている化学物質を含んでいる。」[343]
なるほど、それでは明らかに、チメロサールは自閉症を引き起こす危険があるというわけ
ですね?この、ピカピカ目立っている、明らかな事実こそ、細心の注意をもって書き上げ
られた「考案」もどきやニュース記事が避けて通っている事実なのです。チメロサールが
自閉症の原因だという証拠がない、ですって?何たる偽造宣伝でしょう!そんなものに、
騙されてはいけません。
水銀の作用とは?
サリー・バーナードは、2000 年に「自閉症-特異な水銀中毒症」という良質な研究論文を
出していますが、この書には、水銀の起源と、その歴史が順々に書き出されています。彼
女は、水銀中毒症と自閉症という2つのショッキングな症状を比較した上で、この両者が
影響を与える身体器官は、同じ6器官であると指摘していますが、それは以下の通りです。
内臓 筋肉の制御器官
脳 免疫系
目 発話器官
バーナードは、自閉症の症状の1つ1つと、水銀中毒症の症状の1つ1つが、それぞれ全
て一致していることを示しています。これを見れば、この両者が実は同じ病気であること
は、そんなに頭を使わなくても分かるはずです。[166]
1930 年以降、4つもの政府機関がそれぞれ水銀の毒性レベルを設定しています。歯科のア
マルガム(水銀と他の金属との合金)と、ワクチンに含まれるチメロサールは、アメリカ
の子供達が最も水銀と接触することが多い2つの形ですが、驚いたことに、こうした政府
の表のどれも、この 2点を扱ってはいません。[166]
中枢神経系
ワクチンで「異常」が発生した場合、最も頻繁に起きる悪化症状は、中枢神経系に関する
病気のようです。この理由は、特に子供の場合には簡単で、ワクチン接種の方針を決める
側が例え何と言おうとも、子供は単なる大人のミニチュア版ではないからです。子供達の
神経系は、まだまだ未完成の状態であり、神経細胞膜とは宇宙にあるものの中で 1 番と言
ってもいいくらい非常にデリケートで傷つきやすいものです。神経の周りの絶縁体、ミエ
リンは、生まれたばかりの時点ではまだ作られていません。このミエリンが完成するまで
は、神経細胞膜はその環境にほんのわずかな異変があっただけでも非常に敏感で、傷つき
やすい状態です。そこへ、血液中に水銀が人工的に混入すると、正常な神経発達が止まっ
てしまうのです。(University of Calgary video[108])これは、ごく微量の水銀でも同じです
から、安全な許容量はありえません。
有毒な物質が神経の発達環境を汚染してしまう際、そのタイミングがどれ程重要な影響を
もたらすかについては、セオ・コルボーンが明確に説明しています。満2歳児にとっては
全く害のない物質でも、生後 1日目、2ヶ月目、6 ヶ月目などの乳児の中枢神経系にとって
は致命的で、生涯治らない打撃になる危険があるのです。(Colborn,p113)[212]その結果、
自閉症やADD、学習機能障害、多発性硬化症、Foxspeak、ギラン・バレー症候群、筋萎
縮性側索硬化症など、ありとあらゆる神経性の病気が引き起こされることになります。
有機質 VS 無機質
海の魚を食べることで摂取した水銀よりも、チメロサールの方が遥かに危険な毒性の水銀
であることの理由について、バーナードは吸収されたチメロサールを血液から排除するの
が困難であることと関連していると述べています。チメロサールとはエチル水銀で、神経
細胞を好む有機体です。血液と脳の間の防壁、血液脳関門無しでは、乳児の脳や脊髄はチ
メロサールの恰好の餌になってしまいます。そしていったん神経細胞に侵入すると、水銀
は非常に強く結びついてしまい、こうして水銀は何年もの間、まるで時限爆弾のように細
胞に蓄積し、全く予想外な形で脳細胞の発達に障害を起こし続けるのです。[166]
以上が、大きくなってから突然ふしぎに発症する、ありとあらゆる神経性障害の隠れた原
因はそもそもチメロサールにあることの理由です。そして発症した時点ではもう、この原
因を証明することは不可能になってしまっています。例えばマイケル・Jフォックスは 28
歳でパーキンソン病を発症しましたが、これも良い 1 例だと思いませんか?
水銀は、生命体の中で蓄積する生物です。人間の場合、脂肪細胞に蓄積され、年々と増幅
していくことになります。[166]
安全確認テストと、犬
国会議員であるダン・バートンは、子供達に与えられるワクチンに含まれている水銀の安
全性について、この 8 年間政府がどれだけ無造作な態度を取ってきたかを役人から聞いて、
さすがに少々腹を立てたようです。
「ということは、我々が1929 年以来ずっと使ってきたチメロサールの安全性について、あ
なた達が知っている安全性テストとは最初の1929年に実地されたものだけだと言うんです
か?あの実験検査では、全員が髄膜炎にかかり、死亡しているじゃないか!」
-Barton, 19 Jun 02 [124]
この安全性テストは、チメロサールを発明した Eli Lilly社が行なったものですが、その年
に最初のチメロサール入りワクチンの認可を申請中であったため、実験検査の結果は隠滅
されました。[48]
そしていとも不思議なことに、それから今までの 80 年間において、チメロサールの医療テ
ストが行なわれることは再びなかったのです! -V. Williams [124]
さて、FDAは 1992 年、犬用ワクチンにはチメロサールを入れないように取り決めていま
すが、人間の子供達用のワクチンにはそのまま入れてよい、という方針にはとっても疑問
を感じませんか?[124]誰か、これについて説明してくれないでしょうか?
実際に、乳児に与えられる水銀の量はどれくらいか?
1999 年版JournaloftheAmericanMedicalAssociation誌のある記事に、EPA設定とし
て「安全な」水銀摂取の許容量は 0.1mcg/kg/day だと載っていました。[187](Halsey)これ
はつまり、1日の許容量が体重1kgあたり0.1マイクログラムだということです。それでは、
2005 年までにアメリカの子供達の血液に実際どれくらいの量が注入されているのかを、安
全許容量に照らし合わせた表を見てみましょう。これはFDAが記載している表です。
生まれた日: B型肝炎 - 水銀 12 mcg EPA安全許容量の 30 倍
生後 4 ヶ月: DPT三種混合と HiB - 水銀 50mcg
EPA安全許容量の 60 倍
生後 6 ヶ月: B型肝炎とポリオ - 水銀62.5mcg
EPA安全許容量の 78 倍
– FDA Centre for Evaluation and Biologics Research [293]
ここで注意しなければいけないのは、このEPA設定の対象となっているのが海の魚に含
まれる水銀や体温計が壊れたものなどの、無機質な水銀であることです。さらに、これは
大人の安全許容量であることも忘れないで下さい。
これに対して、ワクチン内のチメロサールは有機質の水銀であり、無機質よりも遥かに大
きな危害を人間の細胞膜に与えるものです。特に脳細胞はひどい被害を受けます。[296]
そして、こうしたワクチンを受けるのは、乳児たちです。
では 2005 年以前、一体どれだけ許容範囲を超えた量の水銀を摂取していたのでしょう?
「…合衆国の子供達が、子供時代の予防接種によって摂取した水銀の量は、合衆国EPA
安全ガイドラインの設定する 1 日の最大許容量と比較した結果、それぞれの年齢ごとに許
容量の 11 倍~150 倍である」 – Geier [77]
なぜこんなことになったのかは、2003 年のAAPSJournal誌の記事で分かります。
「…ワクチンに含まれる水銀は、口から入れる代わりに注射によって摂取すると、摂取量
がさらにひどくなる… ネズミ実験において、異物が混入した際のその浸透量は…経口の場
合に比べて注射した場合には、体内器官において桁違いの濃さであった。」[77]
桁違い?それって、何十、何百、何…倍もの差があったということですよね?
水銀と自閉症の関連性を示すデータ
水銀と自閉症の関連性に証拠がないなどと書いている記者達は、ただのデタラメ屋です。
なぜって、2003 年春版のJournalofAmericanPhysiciansandSurgeons誌には、水銀と
自閉症を関連付ける表がちゃんと載っているのですから。[77]
この表を読むのに、特別難しいことなんてありませんね?明らかに、水銀の量に比例して
自閉症も増えています。
2004 年 2 月 9 日に、IoM 医学機関連に向けたブラッドストリートらによる研究発表がされ
ましたが、そこには以下のように示されていました。
「子供時代のチメロサール入りワクチン接種による水銀摂取量の増加は、子供達の神経発
達障害と直接に関連している」[67]
証拠データが余りにも在りすぎるくらいなので、この研究は以下のようにまとめられてい
ます。
「すべての生物的な製品から、ただちに水銀を排除すべきである。」
これはそっくりそのまま、FDAが1999年に製薬業界にチメロサールを入れないように「頼
んだ」際に言ったセリフでもあります。CDC とAPA もこの「推奨」に共鳴していますが、
[88]あくまでも、「頼んだ」だけです。
けれど結局チメロサールが禁止されることはなく、これからも禁止される見込みはないで
しょう。
血液脳関門
体内を流れる血液は、脳にも流れていきます。しかし、脳は独特な環境条件が必要である
ため、脳細胞が血液中の全ての成分に自由に接触することは出来ないようになっています。
私達は思春期にかけて、こうした体のサバイバル機能を発達させて、決められた成分のみ
が脳と直接接触できるようなメカニズムを身に付けていきます。この選抜的な吸収プロセ
スは、血液脳関門と呼ばれています。(Guyton p788)[189]
脳に近づくことの出来ない有害な分子を、医者の間では神経毒と呼んでいます。これは、
こうした成分が脳細胞を殺してしまうという意味です。神経毒の 1 部として、次のような
ものが挙げられます。
アルミ二ウム
水銀
アスパルテーム(人口の甘味料)
MSG(調味料などに含まれる)
ホルムアルデヒド
– Excitotoxins , The Crazy Makers [262]
乳幼児にとってワクチンが有害である最大の理由は、ワクチンの添加物にこうした神経毒
が含まれていて、それが発育途中の脳細胞膜に与える悪影響が大きいことです。不運なこ
とに、生まれたての赤ちゃんには血液脳関門がありません。(Blaylock,p.71)[262]血液脳関
門は、大人になることようやく出来上がるのです。しかしワクチン接種では、水銀やアル
ミニアム、ホルムアルデヒドのような添加物は、脳に直接アクセス出来てしまいます。こ
のような神経毒の副作用としては、次の二つが考えられます。
-既存の脳細胞を殺してしまうこと
-ミエリンと脳内情報網の発達を妨害してしまうこと
脳内情報網、これはつまり脳の学習能力が関わってきます。物事の関連付けをする能力、
いわば新しいハードドライブをプログラムする能力が危険にさらされる訳です。
Dr.ブレイロックは神経毒の影響が、すぐにではなく時を経てから現れる理由について、
こう説明しています。
「…脳のそれぞれの専門機能が起動し始めるタイミングによるものだ。」
(p.71[262])
例えば赤ちゃんが歩けるようになるために必要な脳の領域、発話や学習に関わる領域など、
これらの部分がダメージを受けた場合には、何年も問題が明らかにならないことがありま
す。後になって、こうした能力に障害があることがわかった時点では、医者の方は最近に
何かあったのかどうかだけしか調べません。これでは、もう遅すぎるのです。害はすでに
なされ、事は終わってしまっているのですから。
外国事情
ロシア、デンマーク、オーストリア、イギリス、日本、スカンジナビアでは、ワクチンに
シメローサルを入れることは20 年前に禁止されています。どうやら外国ではアメリカほど、
子供の健康に無関心ではないようです。
自閉症に対する、議会の見解
行政改革下院委員会は 2000年以来、ずっと自閉症に着目してきました。ダン・バートンの
指揮の下ですから、いつもの通りただのごまかし、というわけではありません。なぜって、
彼の孫が自閉症にかかってしまったからです。
ダン・バートンによる聴聞会の始めの言葉は、次の通りです。
「FDA が議会の義務にのっとって、製薬品に含まれるチメロサールを調査している内に、
CDCの奨励基準に従って子供達にワクチン接種を実施した場合、合衆国内で 1 日に 8000
人もの子供が国のガイドラインの安全基準を超える量の水銀を摂取することになると判明
しました。水銀という毒のこうした摂取状況と、自閉症の流行は関係しているでしょうか?
」[114]
この聴講の内容を更に詳しく知りたい方は、ライブセミナーでお見せしています。(セミナ
ーは、この本を教材とした内容です。)
遺伝子で、煙に巻く
まだ薬や対処法が出ていない病気について話す際に、主流のメディア及び科学界がいかに
「遺伝子」という言葉を使ってくるかを見てみましょう。病気の治療法だと言って金儲け
が出来ないので、それではそうした病気は「遺伝子の」病気、つまり病気の原因は患者と
無関係の、予想不可能で手に負えない何かであるということにしている訳です。
自閉症も、この区分に入れられています。自閉症を治す薬がまだないから、きっと遺伝子
の病気に違いない、というのです。
しかしユタ州立大学の V.シング博士は、自閉症の流行が遺伝子の病気ではありえない理由
を、次のように説明しています。自閉症にかかった子供達は、2歳になるまでは正常であっ
た。それがその後、脳に自閉症という霧が立ちこめ、一生治らなくなってしまう。人々の
間に遺伝子関連の出来事が起こる際には、こんな形では起こらない。[111]
次は、1993 年から 2006年の間に、自閉症が急激な勢いで増え続けたことに関して、です。
[26]これは、遺伝子の変化にしては早過ぎます。集団人口において、遺伝子障害が人々の間
見られるようになるには、9 年間よりもずっと長い時間がかかるのです。遺伝子性の変化は、
早いものでも1%増えるのに 100 年以上かかりますから、9 年で714%増えることはありえ
ません。( Geier[59])最後に、遺伝子の病気の大流行というものは、この世に存在しません。
(Yazbak[84])
自閉症は、過去 20 年において突然どこからか現れた病気です。遺伝子性だなどと言って、
そう簡単に片付けてしまえるものではありません。こんな見え透いたごまかしに、引っか
からないように気を付けてください。
完治不可能な障害
仮に明日、自閉症の原因が証明され、問題の物質を根こそぎ禁止したとしても、この国に
おける自閉症の傷跡は、その後何十年間も続くことでしょう。バートンも言っていますが、
自閉症は、そんなに簡単に解決するものではないのです。
この先何年もの間、自閉症児の親達は苦しみ続け、私達の社会は何兆ドルもの負担を負う
羽目になるのです。金銭上の問題だけではなく、金儲けをしている側は自閉症の本当の原
因を研究させないように手を尽くすでしょうから、毎年毎年、何千人もの被害者が増え続
けることになります。
こうした病気と、その治療薬を調査してコントロールする役目は、FDA、NIH 及び CDC
という政府機関が担っていますが、これらの機関の役員達は、自分達のうわべの業績ばか
り気にして実際にはきちんとした仕事をしない人ばっかりです。もっと具体的に言うと、
彼らの専門分野はアメリカ国民の健康を守ることにあるはずなのに、大抵は健康よりも政
策や金銭で物事が決められてしまうのです。自閉症の本当の原因を調べる研究が行なわれ
ることに対して、これらの機関は皆そろって反対し、阻止しようと力を尽くしています。
HHS 機関も、同じことです。2002 年 12 月 10 日の議会で、ダン・バートンは以下のよう
に HHS を批判しています。[108]
「ワクチンと自閉症に何らかの関連性がある可能性について、HHS の役人達は激しく否定
をしました。彼らは、いまだ科学的に解明されていないこの課題に対し、勝手に1つの考
えを答えとして押し付けるキャンペーンを行いましたが、このせいで国民の信用…ワクチ
ンの安全性と予防接種の普及を担当している、福祉機関の役人達への信用はがた落ちにな
ってしまいました。」
チメロサールに関する HHS の保管文書によれば、「 …摂取した場合の症状としては、子供
達の精神発達障害、話し方や書き方への不具合、歩行障害、意識の混濁、興奮性、悪化す
れば錯乱状態に陥る癇癪、などがある」と書いてあります。[146]
これって、自閉症の症状だと思いませんか?
更にひどいことに、こうした政府機関は、自閉症の流行の真実を突き止めようと誰の援助
も受けずに頑張っているわずかな研究者達を、ひっきりなしに攻撃しています。昔から、
製薬業界なんていうものは、めったに病気の本当の原因を突き止めようとはしてきません
でした。彼らの関心事は、病気の治療法があるといって薬を宣伝することであり、それが
効くか効かないかは関係ないのです。なぜなら、これはお金儲けの問題なのですから。
少し、考えてみて下さい。もし本当に、自閉症の主な原因がワクチンにあるとしたら?
そんなこと、誰が私達に教えてくれるでしょう?なんと言っても、ワクチンは医学界の聖
なる存在なのですから。ワクチンのお陰で、人々は一生薬に頼らなければ生きていけなく
なるのですから、そんなワクチンを批判したり、悪口をいったりするのはもってのほかで
す。科学的な医学の誇りであるワクチンが、病気の原因になるなんてありえません!とい
うことです。こんな疑問は持ってもいけないし、聞いてもいけない質問なのです。アメリ
カの科学はもはや、完全に経済の支配化に置かれています。どの製薬会社も、「投資してく
れた株主に、利益を返すこと」が第一義的に重要だと述べています。こんな状況において
は、真の科学的発見は、大きな障害を受けることになります。
CDCと、その親分の命令
2004 年 4 月 4 日刊行のLATimes誌のフロントページに、インフルエンザワクチンに含ま
れる水銀成分について、すごい記事が掲載されていました。[56]この、度肝を抜かれるくら
い間違いだらけでごちゃごちゃな記事を読んでいくうちに、水銀成分を含まない新種のイ
ンフルエンザワクチンが開発されたことがわかりました。でも、CDC はこのワクチンの推
奨を渋っています。どうしてだと思いますか?あきれたことに、現在出回っている、水銀
入りのインフルエンザワクチンの売り上げが惜しいのです!なにせ、何百回数分もの在庫
が残っているのですから。国民を伝染病から守るための政府機関が、一体何を優先してい
るのでしょうか…。
Dr.ハーレイによる、チメロサール論
UK の化学省の会長であるボイド・ハーレイ博士は、チメロサールの有毒性の研究において
間違いなく世界で最先端を行く専門家ですが、彼が長年この分野で研究を重ねた結果出し
た結論を、いくつか挙げてみましょう。
「チメロサールに対する生理学的反応は非常に劇的であり、圧倒されてしまうものです。
チメロサールが自閉症の原因として最も可能性が高いということを否定する人は、とても
愚かであるか、あるいは自分の研究結果を理解するくらいの能力はあっても非常に不正直
であるか、どちらかでしょう。」
「チメロサールが安全だと証明する研究など、初めから不可能です。それくらい、チメロ
サールというのは有毒なのですから。動物にチメロサールを注射すると、脳が病気になり
ます。生きた細胞膜に接種すると、細胞は死んでしまいます。ペトリ皿に入れると、中の
活性菌は死んでしまいます。そんな物を乳児に注射して障害が起きなかったら、その方が
驚きです。」[95]
「体重 6 ポンドの新生児にワクチン接種を 1回することは、体重 180 ポンドの成人に30 回
分ものワクチンを同じ日にまとめて接種するのに等しい。」
それでもチメロサールが存在する理由
2004 年 4 月 2 日、HR4169という法案が議会で決まりました[34]。2006年までにワク
チンから全ての水銀成分の注入を禁止するという法案です。これは単なる宣伝行為で、今
となっては、ただの補足的な行為に過ぎないでしょう。
そして 2005 年には、何社かの製薬会社からも、いささか張り詰めた口調でワクチンからチ
メロサールを無くすようにという主張がされるようになりました。水銀が有毒物質であり、
保存剤として使用するのは不可能だということが、科学的にみてももはや明らかであるし、
世間の注目度や批判の声も増してきて、いくらアメリカ一般人がぼけっとしているからと
いってもこの問題に気付くくらいになったからです。(Baskin [115])
チメロサールがひどく危険であり、自閉症を引き起こす可能性があるということは、この
80 年もの間、科学的な証拠によって証明されてきました。そこで今、製薬会社たちは「ワ
クチンに入れるチメロサールを最低限の量に減らすか、もしくは全く入れない」振りをす
ることにしたのです。[16]つまり、チメロサールが危険だ、という見解に対して、「はい、
我々はチメロサールを止めますから、大丈夫ですよ」と新しく嘘を信じ込ませるという、
お決まりの解決法を使ったわけです。
そんなわけでこの数年間というもの、メディアは皆口を揃えて「チメロサールの危険から
人々がやっと解放された」だとか「チメロサールの危険性については熟知されており、対
処も進んでいる」などと宣伝しています。
この嘘はあまりにも徹底して広められたので、挙句の果てには、主流のメディアや小児科
医の多くが、この数年間世の親たちに向って「もはやワクチンにはチメロサールが含まれ
ていません」と間違った情報を伝えてしまうくらいになりました。現在、世の中の大部分
の人が、もはやチメロサールを問題視する必要はなくなったと考えるようになったのは、
こういう訳です。
では現在、どれ位の量の水銀がワクチンに含まれているのか?
大衆的な報道や各種政府の報告書には、いまだに次々と、ワクチンに含まれるチメロサー
ルの量が減ったという記事が書かれていますが、では実際に現在のワクチンに許可されて
いるチメロサールの量はというと…チメロサールに関するFDAのウェブページの一番下
の表に隠れるようにしてこう示されています。
DTaP 0.3mcg
DT 25mcg
Td 8.3mcg
TT 25mcg
B 型肝炎 1mcg
A 型肝炎 1mcg
インフルエンザ 25mcg
[8]
これは、2008 年 3 月 14 日の時点です。
一体どうして、彼らがチメロサールを廃止などするでしょうか?チメロサールが違法とさ
れたことは 1 度もなく、これからもそんなことにはならないのですから。アメリカ歯科医
師会歯の詰め物にアマルガムを使用することを禁止しないのと、まったく同じです。歯科
にとっても医学界にとっても、こうした毒性物質は大黒柱ともいえる大事な存在なのです
から。FDAはこれまで 1 度も水銀の問題を追及したことはありませんし、法律で禁止を
したこともありません。1930 年以来、FDAは「国民を神経毒から守る」、という自らの任
務を 1 度も果たしていないのです。本来ならばFDAが監視するはずの弁護士や製薬会社
寄りの人間が、FDAの内側にうようよ居るせいで、この政府機関がチメロサールを廃止
することは不可能なのです。
けれども、仮に今日チメロサールが禁止されたとしても、私達の生きている間にはあまり
大きな変化は見られないでしょう。なんといっても、何十年分もの在庫が残っているので
すから。今までに、売れ残ったワクチンの在庫が処分されたことなど、あった試しがあり
ません。まして、FDAが実際にチメロサールを禁止できるはずはないのですから、現在
行なわれているように、これから先もずっと、受け入れてくれるクリニックがある限り、
チメロサール入りのワクチンは売られ使われていくでしょう。1960 年代に作られた古い天
然痘ワクチンの廃棄寸前に、2002 年の天然痘騒ぎが仕掛けられたように、こうしたワクチ
ンは永遠に使われ続けていくのです。
それに、古くなったワクチンは、今までどおり、アメリカ国民の良心の証しとして貧困国
にプレゼントすればいいですし…。[48]
ケネディー報告
さて、FDAが、この 80 年間、チメロサール対策を怠ってきたことは先ほど述べました。
この政府機関が国民を守ったことなど 1 度もありませんし、いまだに同じ状態です。この
国で、1 日に8000 人以上の子供達が、政府が定めた安全許容量をはるかに超える量の水銀
を接種していることなど、FDAは 90年代初期からずっと知っていたのです。[114]自発的
に何種類かのワクチンにはチメロサールを使わないようにしている製薬会社が出てきた今
でも、チメロサールは法律上では許可されたままです。その毒性に関して、莫大な量の科
学的証拠があるのに、病院側が希望すればこの水銀入りのワクチンは幾らでも手に入り、
好きなだけ乳児に接種することが出来るのです。
こうした中、2005 年 6 月にロバート.F. ケネディー. Jr.によるレポート、DeadlyImmunity
が出され、これを読んだ多くの人が危機感を感じ始めました。[48]
このレポートは、全編、オンラインで簡単に見ることができます。ケネディーは、過去 15
年間に製薬業界の行なった数々の悪行の中でも、特に悪辣な事例の幾つかに焦点を当てて
います。その例は、以下の通りです。
- 2000 年に、科学者、政治関係者、監査委員及びワクチン製造関連のお偉方が、ジョー
ジア州のシンムソンウッドで秘密会合を開き、水銀と自閉症の関連性を証明する、圧倒的
な新研究に関して協議したこと。
- 1991 年に突然、B型肝炎とB型血友病、DPT三種混合という水銀を含んだワクチン
を 3 種類も乳児に接種すると、愚かで間違った決断を下したこと。
- 直後に、自閉症の発症件数が15 倍に激増したこと。
- 世界最先端の毒物学者たちが行なったリサーチの結果、90 年代中ごろに出回ったチメ
ロサールが自閉症の大流行の原因だという決定的な証拠が見つかったこと。
- 秘密会談の参加グループはこのリサーチが発表された後、会議の残り時間を「国民に
こうした新しい危機についていかに警告するか」、ではなく「この証拠をどうやって隠滅す
るか」についての話し合いに費やしたこと。
- このジョージア会議におけるWHOの代表者からのコメント:「おそらく、このリサー
チは、実施されるべきではなかったのだろう。」
この会議における具体的な結論:CDC がこのリサーチ結果の対策として IOM に新しい研
究をコミッションし、その研究は2004年に完成した。
この新研究によって発見された驚くべき結果の数々は、意図的に内密にされ、さらには情
報公開の回避のために、個人企業である AHIP 社に委譲されてしまいました。[48]
チメロサールについて、IOMが研究
国立科学アカデミーに所属する IOM は、CDC の依頼を受け、チメロサールへの批判に対
して決定的にけりをつけようと、2004 年 2 月 9 日に会合を開きました。彼らは世界で先端
を行く神経毒学専門の科学者を13 名ワシントンに招いて、自閉症とチメロサールの関連性
についてのデータを各自報告するように言いました。ただし、彼らの「スケジュールが詰
まっていますので」、IOMは各自の持ち時間を20 分に制限しました。
この会合の議事録音は IOMのウェブサイトで聴くことが出来ますが、これを聴いた人には
政府側の本当の見解が見えてくるでしょう。招かれた科学者は次々に、各自が何年も続け
てきた研究の成果を、見事に20 分間という制限時間内にまとめて発表していて、これを聴
けばワクチンが含む水銀成分と脳障害の原因が関連していることは、どんなに疑いを持っ
ている人でも納得せずにはいられない、議論の余地もないことだということが分かります。
このように疑う余地もない科学的根拠が山ほどあるのに、一体どうして「証拠がない」な
んていう決まり文句を使い続けることが出来るのでしょう?ここには、チメロサールが自
閉症に限らず、全ての神経性障害と関連しているという臨床上の証拠が次々と並べられて
いるのですから。
やりすぎな IMO
「関連性の証拠をかき消す」ための集まりにおいて、その当日報告された証拠の数々が逆
に関連性を裏付けるものだったことに驚き焦った IMOは、ごまかし法として「自閉症とチ
メロサールの関連性を裏付ける証拠はまだ存在しない」と正式発表を行なっています。い
くらCDCから依頼を請けていたからといっても[48]、こんな乱暴な嘘には驚いてしまいま
すよね。
けれど、もっとやりすぎなのは、その後さらに「科学界にとって驚異的な位置にある...IMO
が、この 1 件の調査を打ち切りとし...この件において一切の研究を続けないように推奨
発表を行なった」ことです(!)[48]
当日の会議における証言のまとめとして、もっとも良心的だったのは遺伝子学会の重鎮で
あるマーク・ゲイヤーMD PhD によるものでしょう。
「この件は、これ以上無いと言っていいほど証拠も明らかな一件である。しかし、ワクチ
ンプログラムを守るために証拠のごまかし行為が行われている。仮に、自閉症の原因がチ
メロサールであると納得できないのであれば、10 億、20 億ドル使って自閉症の原因を探し
出すべきであろう。しかし、誰もそんなことはしていない。」[59]
アーミッシュの自閉症児童
これは、臨床試験の基準となる方法ですが、ある調査熱心なジャーナリストが、条件をコ
ントロールした対象集団において、自閉症とワクチンの関連性を審査してみようと思いつ
きました。UPI のダン・オルムステッドは、ペンシルバニア州のアーミッシュの人々が、
ワクチン接種を受けていないということを知ったのです。合衆国の平均からすると、アー
ミッシュの人々は、その人口のうち130 人が自閉症罹患のはずです。ところが、実際には、
罹患者はたったの 4 人で、その内 3 人がワクチン接種を受けていました(!)4 人目は、生
活環境上、水銀と接触がありました。ワクチン接種を受けていないこの集団に、自閉症罹
患者がいない - これは、正当な臨床データです。(Olmsted, [49])
自閉症を、儲けの糸口に
大金を稼ぐ方法は昔から、病気の原因の究明ではなく、病気の治療法の売り出しにありま
した。そして今、自閉症を儲けの市場として売り出す行為が、すさまじい勢いで起こって
います。あらゆるMLM、健康サプリメント、マジックブレット、及びこの世で知られてい
る先端開発剤の全てが、この市場で競い合い、どの製品を見ても「自閉症に効く」と謳っ
ています。
自閉症の未来が、健康への関心ではなく市場売り上げへの関心に左右されていることを受
けて、自閉症問題を取り扱うグループの多くが今までと打って変わった態度を取っている
のを見ると、空恐ろしい気がします。治療法を売り出した方が儲かるので、自閉症の大流
行の原因が何だったか追及するのは、もう止めというわけです。大丈夫、お医者さんにま
かせておけば...ちゃんと治療代をがっぽり持っていって下さいますよ!
以下、治療法として出回っているものの幾つかを挙げてみます。
DMSA EDTA
タウリン カルノシン
ハーブによるキレーション アルファリポイック酸
高圧酸素療法 トランスファーファクター(転多因子)
新しく流行っている病気なんて、心配ありません、ちゃんと治せますから!という訳です
ね。確かに、これらの治療法の幾つかは、特に、oral chelation(オーラル キレーション)
という商品などは、ある程度症状を改善させることがわかっています。[10]これらの中には、
乳児のデリケートな生理機能から、水銀成分を排出する効果があるものも存在するようで
す。[171]しかし、これでは焦点がずれてしまっていませんか?本当に問題すべきは、この
67 人に 1 人の子供が苦しんでいる大流行の病の原因が何であるのか、ではないでしょう
か?けれども悲しいことに、自閉症も AIDS や糖尿病と同様で、治療法として主張できる
医薬品か薬学的な治療法が出てくるまでは決して、大流行している疫病だと認知されるこ
とはないでしょう。
自閉症に関する現在の諸研究の要約で信頼できるものは、ageofautism.com に掲載されて
います。[361]
下り坂の未来
どんなに想像力を駆使して書き上げてみても、アメリカにおける自閉症の未来を輝しく見
せることは不可能です。ウェークフィールドやシング、ヤズバックやゲイヤーのような真
の科学者たちは、もはやこの沈み行く船から立ち去ろうとしているようです。各州におい
て、急激に増え続けている自閉症の発症件数[97]を抑えるための、私達の唯一の頼りである
これらの科学者達がいなくなってしまえば、未来はお先真っ暗だと言えるでしょう。
MLMers がなんと言おうと、自閉症は殆どの場合、一旦かかると生涯治りません。効果の
ある自閉症の解毒法プログラムはいくつか存在しますが[10]、ワクチンによって障害を受け
た子供が百パーセント回復することは、ごく稀なことです。
MMRワクチン及びその他チメロサール入りのワクチンに対し、その危険性と効果を調べ
る研究調査が行なわれたことは、一度もありません。この事実だけを見ても、国のワクチ
ン接種義務表の圧力に盲目的に従うことが、科学的に納得できるものではなく、我が子を
危険にさらす行為であることが、親達にも分かることでしょう。親である人々がもっとワ
クチンについて勉強し始めないかぎり、私達はこれから何十年にもわたって、受けた障害
を一生背負っていかなばならない人々を、毎年毎年、何千人も生み出し続けていくのです。
子供の死
心理学者によれば、人生の中で最もストレスを伴う出来事とは離婚、会計監査、そして子
供の死であるそうです。自閉症に関する細かい点を色々頭で考えすぎてしまう前に、ちょ
っと一歩下がって、自閉症児を持った親達が、実際どのような体験をしているのか考慮し
てみましょう。
私達は皆人生のどこかで、乳児がヨチヨチ歩きの幼児に成長し、それから小さな人間にな
っていくのを目の当たりにしたことがあるでしょう。子供達が様々な段階を経て成長し、
色々なことが出来るようになるのを見守ることは、両親にとって最大の喜びの 1 つと言え
ます。恐らく、そんな話を何度も繰り返し語って、友人に呆れられたこともあるでしょう。
毎日子供と一緒に遊んで、その子の内なる光が日ごとに強く輝きだし、様々な発見に心驚
かせる姿を見守ることは、最大の喜びの1つですし、人生の最大の目的の1つでもあるの
ではないでしょうか?
まず、このことを踏まえてから、次の事態を考えてみて下さい。2年もの間、毎日朝から晩
まで一心不乱に我が子を育て、その喜びも苦労も引き受けてきたのに、ある日突然、光が
ふっと消え、我が子が一切反応を示さず、笑うこともなくなり、何も学ばず、しばらくす
ると親であるあなたのこともわからなくなってしまったら?しかも、その子はただの病気
ではなく、もう一生、永遠に治らないとしたら?一度ゆでた卵を元に戻すことが出来ない
ように、この子も元に戻すことは出来ないのです。周りの世界に対して、心が死んでしま
ったのです。
もはや、今までのような触れ合いもなくなり、ただ、こちらから一方的に語りかけるだけ
です。あなたは、これからもその子の世話をしていかねばなりませんが、子供からあなた
には、もう一切、何の反応も、触れ合いも、愛情も、将来の希望も返ってくることはあり
ません。そうした状態が長いこと続いた後、ようやくあなたは、その状態が実験室内で起
きている何かの実験ではなく、実の我が子のありさまなのだと自分に言い聞かせながら、
なんとか生きていこうとしなければならないのです。
あなた自身の子供がこうなったらどうだか、少し考えてみて下さい。
こうした親達が、ワクチンと自閉症の関連性についてようやく知りえた際に言う言葉は、
大抵「あの時、知っていたら...」です。そう、みんな決まって「知っていればよかった」
と言うのです。
この本は、そのためのものです。あらかじめ、知っておくための本なのです。けれど、誰
だって必要に迫られるまでは、学ぼうとはしないものですね?でも、ここで挙げたような
最悪の悲劇だって、起こるかも知れないのです-その時、か弱く罪のない我が子を守るの
は、誰の仕事でしょうか?
プレブナー
2002 年に接種表に付加されて以来ずっと、プレブナ-ワクチン(PCV)は論争の渦中にあ
ります。プレブナーワクチンとは、strep pheumoniae とジフテリアのバクテリアを含むワ
クチンで、中耳炎と細菌性髄膜炎を予防する効果があるとして売られています。
このプレブナーワクチンの最大の問題点は、予防の対象が、通常はただの耳の痛みで終わ
ってしまう中耳炎だということです。実際、乳児は皆、一時的な耳の痛みを経験するもの
ですし、そうした痛みは軽度で、大してひどくならずに 1 日、2 日で治ってしまいます。2007
年度の PDRでさえ、90%の乳児が耳の痛みを経験すると述べています。[251]
中耳炎の定義を見てみると「鼓膜の外観に異常に液体が溜まっていること」([251], p3468)
とされていて、驚いてしまうかもしれません。けれど、これは、赤ん坊の耳の中を覗いて
みると、鼓膜が赤くなっているのが見えるという意味です。このような症状なら、ただ泣
いた後でも起こります。このいわゆる中耳炎と呼ばれている症状を診断するのには、耳の
中を覗いてみるだけで十分で、何の試験管テストや血液検査も必要ではありません。そし
て、子供にこの症状がある場合でも、別に何の治療もいらないのです。
それなのに何故、このような軽度の症状を予防するために、子供の血液を侵害したりする
必要があるのでしょう?
前述の如く必要性の低いワクチンですが、副作用はどのようなものでしょうか? 製薬会
社による、実例の一部を挙げてみます。
発熱 アナフィラキシーショック
発作 じんましん
不心全 胃腸炎
湿疹 膣炎
ぜんそく 息づまり
肺炎(!) 結膜炎
中耳炎(!) – 2007 PDRp3468 [251]
ちょっと待ってください。このワクチンが誘引する副作用が、中耳炎ですって?
それを予防するためのワクチンじゃなかったんですか?それから、肺炎? 健康な子供の
体に strep pheumoniae など注射して、肺炎を引き起こすかもしれないことくらい、判らな
かったのでしょうか? その他の副作用反応だって、ずいぶん深刻な症状があります。
製薬会社側の、当初の臨床検査の詳細を見てみると、接種を受けた者はその他の通常規定
のワクチン全部を同日に接種したということです。では、その他のワクチンの中で中耳炎
を副作用に挙げているものは幾つあるでしょうか? 答えは、5 種類です。
つまり、こうしたその他のワクチンの副作用反応に対応するために、新しくこのワクチン
も接種する必要がある、という訳なのでしょうか?どうも、その様です。対象群の子供達
が、全員ワクチン未接種であったならば、この臨床実験にも正当性があったのですが。
ところで、この最初の臨床検査の結果、対象者の12 人が死亡しています。
次に、プレブナーワクチンのセールスの凄いところは、合衆国ではごく非常に稀な病気で
ある細菌性髄膜炎の予防を主張している点です。2007 年度の PDR には、この病気の発症
率は「10 万人に 7 人」([251] p3463) であると書いてあり、参考資料としてNew England
Journal of Medicine 誌 1997 年 10 月 2日付けの研究を引用しています。[143]しかし、そ
の NEJM誌の研究の実数値を見てみると、細菌性髄膜炎は 1 万人に 1 人以下の発症率とさ
れているではありませんか!(Schuchat [143], page 970) PDRのセールス部門担当者はお
そらく、自分達の記載した参考資料を実際に調べてみる人間などいないだろうと思ったの
でしょうし、まぁ、一般的にはその傾向はありますが...。
これで、次の2つのことがわかりました。
1. PDR の資料は、必ずしも鵜呑みにして信じてはいけないこと
2. 細菌性髄膜炎は、彼らの主張より 7 倍も稀な発症率であること。
効能の証明
次に、プレブナーの効用について見てみましょう。このワクチンは効果があるのでしょう
か?英国の教育者であるマイケル・ホーウィンは、この問題点に真正面から取り組んだ、
「Prevner: a critical review of a new childhood vaccine」という非常に良く調査された論
文を書いています。44]プレブナーワクチンの最初のいくつかの実験調査の結果では、この
ワクチンによる耳の痛みの発症予防効果はたった7%にしかなりませんでした。そして、
彼らの主張するプレブナーの最大の有効性は、このたった7%なのです。子供時代の軽い
耳の痛みのために、上記のような危険な副作用を伴うワクチンを、しかも有効性がたった
7%しかないワクチンを接種するというわけです。
持ちつ持たれつ、の関係
ホーウィンは更に、プレブナー及び WywthAyerst ワクチンを認可した FDA の顧問委員と
製薬会社との経済的な絡み合いについても、詳細に分析しています。ホーウィンは、世界
的な講義ツアーを実施したり、莫大な研究資金を受け取ったり、医学雑誌に何ページもの
記事で取り上げられたりしている専門医達、つまり最も目につきやすいプレブナー支持者
である人たちが、実際どのように資金報酬を得ているかを、明確に示しています。この 2
者間の親密関係について数分間読んだだけでも、この問題の全体像がかなりはっきりして
くるでしょう。[144]
癌と不妊症
発がん性を否定する文章は大抵こんな感じですが、プレブナーの製薬会社側の、2007 年度
資料にはこう書いてあります。「発がん性及び繁殖機能への危害は判明していない。」([215]
p3467) つまりこれは、この必要性の低いワクチンが癌を誘発したり、将来不妊症になっ
たり生殖機能に障害を持ったりするかどうかさえ、製薬会社側は知りませんよ、という意
味です。全く凄い態度ですよね?
最後に、驚いてしまうかもしれませんが、プレブナーの臨床検査の数々は髄膜炎ではなく、
中耳炎に関する検査であったことに気付かれましたか? 髄膜炎に関しては、PDR は効力
がある、とさえ主張していません。それにもかかわらず、CDC の宣伝資料には、何の科学
的根拠もなく、このワクチンが髄膜炎に効くと薦めているのです。上記にあげた統計表は、
ただのまやかしに過ぎないというわけです。ですから、国中の小児科セールス部門が揃っ
て、プレブナーは中耳炎と髄膜炎を予防するといっているのに反し、製薬会社側は、髄膜
炎の予防性に関する研究結果を一切掲載したことがないのです。これはただのセールス芸
であり、この主張にはなんの裏づけもありません。
そして、プレブナーが接種義務表に追加された当時、びっくりしてしまうことに、推奨接
種回数は最初から生後2、4、6、12 ヶ月の 4 回とされていたのです。さらに、生後 2 ヶ
月の接種日には、なんと他の 5 種類のワクチン接種も行なわれるのです!前述のごとく、
現在も、この接種指定表は同様な状態で続いています。
「理論上の病気」の誕生
プレブナーワクチンの登場は、従来の接種指定ワクチンの考え方に、新風を吹き込みまし
た-つまり、理論上の病気対策のワクチンです。今までは、MMR や DPT、肝炎や天然痘
など、特有の病原菌が原因とされる伝染病に対してワクチンが必要だとされていましたが、
9/11 事件後の現在では、もはや本物の病気でなくても、ワクチンが必要だということが出
来るようになってしまいました。今ではただ、ワクチンに名前を付けて、その後何かの危
険性を宣伝すれば良いだけです。危険性は、どんなものでもOKです。
例えば、耳の鼓膜がちょっとの間赤くなった、というだけでも。
HPV : 最初の癌ワクチン
これは、来るべくしてきたワクチンと言えるでしょう。9/11 以降、さらに多様なワクチン
を売り出すために、予防の対象となりそうなバグ(病原菌やウイルスの略称)や伝染病を宣伝部
はやっきになって探していましたから、合衆国の死亡率でトップ2を誇るこの病気に、有
力候補として目をつけたのは当然なことです。
子宮頸癌は、過去 30 年間において徐々に増え続けていて、現在ではアメリカ人女性の
13,000 人が発症し、その内 4,000 人が死亡しています。1970 年代には、herps simplex(ヘ
ルペス) ウイルスが原因の可能性があるとされていましたが、この仮説は疫学の研究によ
って決定的な結論がないと証明され、破棄されました。1980 年代には、次の原因候補とし
てヒトパピローマウイルスが示唆されました。[359]
話を続ける前に、疫学とはどういうものか少し見てみましょう。
疫学的な考察
別名、人口考察とも呼ばれますが、これは実際の臨床研究とは全く縁が遠い種類のもので
す。これは、科学的に設定された状況下で実施される、コントロールされた研究ではなく、
単に特定の人口集団における伝染病の発生数を数え上げることで、ある仮説を証明しよう
とする試みと言えます。ここで問題なのは、この疫学的な考察というものが、誰が件数を
数える役になるか、誰が調査対象の設定をするか、又その結果を発表するか‥等に大きく
左右され、その考察結果の解釈が恣意的になってしまうという点です。そのため、同一の
疫学上の考察を使って、相反する2つの仮説を、両方共立証してしまうことも出来てしま
うのです。[360]
疫学上の考察は手早く出来て費用も少ない上に、どのような主張に対してもお望み通り証
拠に使える研究結果を出してくれるのですから、今日の爆発的な勢いのワクチン製薬業界
においては、国民にもっとワクチンが必要だという主張の証拠として、この疫学考察を使
うのがお決まりになってきています。
ヘルペスが原因候補から外されるや否や, 彼らはまた新しく人口考察を利用して、ヒトパ
ピローマウイルス(HPV)が子宮頸癌の要因であると示唆したわけです。しかし、HPV の
系列は 100 種類以上もあり、理論上で子宮頸癌と関連しているとされている系列でさえ、
その内のたった30 種類にしかなりません。[358]その上、普通の人口の少なくとも半数の人
は HPV を持っていて、[359]殆どの場合、一生の間何の病気や障害を発生することはない
のです。実際、HPV が何かの病気の病原菌であると証明されたことなど、一度もありませ
ん。
HPV と癌
さて、癌はどのような種類のものでも、突然変異を起こした遺伝子が、誰にも気付かれず
に、同じコピーを作り出すことを指します。
「HPVが癌の原因だ」という神話を作り上げた側は、HPVというウイルスがやってきて正
常な細胞に襲いかかり、そうした細胞を突然変異させて、収集不可能なほどに自らのコピ
ーを増やし始めさせた-つまり、癌を引き起こしたのだと主張し、そんな事態が大規模に
発生していることを、私達はたった今発見しましたとうそぶいています。さらに始末が悪
いことに、正常な子宮頸部の細胞へのこうした攻撃を、ワクチンが中和してくれると言う
のです。
彼らの主張は、科学的に見ると馬鹿馬鹿しいとしか言いようがありません。
バークレー大学の Peter Duesberg PhD.は、このウイルス→癌という仮説を、見事に解説
している人物です。彼は自身の論文で、HPV /子宮頸癌説を歴史的に遡り、どのような種類
の癌であれ HPVが原因であるというのは非常に考えにくい話だということを、筋道立てて
説明しています。
「人間の子宮頸癌に、一貫して特定のウイルス性の遺伝子が存在したり、発見されたりす
ることは全くない。[359]…HPV はがん細胞の中で複製しない。」
さて、突然変異した子宮頸癌のがん細胞が、異常なウイルス性の遺伝子が正常な細胞に混
じって誘発したことが原因で突然変異を起こしたのではないのなら、この癌の原因が HPV
であるわけがありません。Duesberg はこう述べています。
「ウイルス性発癌説を主張している者達の手口は、いわばひき逃げ同様の無責任なもので
ある。腫瘍内に完全な形のウイルスが発見されなくても、あるいはウイルスの一部分さえ
発見されなくても良いというのだから。これは明らかに、不当性を証明することも不可能
であるし、かる正当性も立証不可能な仮説である。」[359]
これまでに証拠として示されたものといえば、時折 HPV が子宮頸癌の細胞膜にあったとい
うことだけですし、これももうご存知のように、健康な人の50%にも HPVが存在するの
ですから意味がありません。
子宮頸癌に罹患した女性が、罹患していない女性よりも HPV を持っている度合いが高いと
いう証拠など、まったく存在しません。[359」それにもかかわらず、このワクチンの焦点
は、このどこにでもいるウイルスを体から追い払う振りをすることにあるのです。
新種の HPV ワクチン
HPV と子宮頸癌を関連付けるために Merck 社が最初につかったセリフは、「高い関連性が
ある」というものでした。([280] p1964)
このセリフが、過去 2 年の間に「~の原因は~である」に変わった背景には、科学という
よりは政治的な理由があるといえます。
Merck 社は、長年 HPV ワクチンの市場出荷案を暖めてきていて、2006 年にようやく FDA
の許可を受けました。[21]Merck社の HPVワクチンは Gardasil と呼ばれています。
では、これに何が入っているでしょうか?Merck 社のデータによると、このワクチンは
「HPV の 4 系列:タイプ5、11、16、18 から抽出した『ウイルスに似た微粒子』から作ら
れている」のだそうです。([251]p1984)この内タイプ 16 と 18 は、現在 Merck 社によっ
て何の証拠もないまま、Physicians Desk Reference(医療者卓上参考文献)に「70%以上
の」子宮頸癌の原因であると掲載されています。
理論的には、体がこのウイルスに似た微粒子に触発されて抗体を作り出し、その抗体は自
然な系列の強力なHPVが侵入するのを防いでくれるはずだ、というものです。とりあえず、
5年間は有効である、とMerck 社は主張しています。
Gardasil の売り出し文句として、Merck 社は非常にきっぱりと次のように宣言しています。
「HPVは扁平細胞性の子宮頸癌を誘発する。」
これが間違いであることは、すでに学びましたね?
Merck 社がターゲットに決めたのは12歳の女の子達です。HPV は性行為で感染も可能な
ので、早いうちに処理してしまいましょう、という考えです。
この素晴らしい新案に拍手喝さいする前に、まず実際に私達に売られているものはどんな
ものなのか、客観的に考えてみましょう。
信用性の欠落
MMR(麻疹、おたふく風邪、三日ばしか)やB型肝炎、ポリオといったウイルス性の伝染
病用ワクチンについては、対象となる伝染病の原因とされている、自然に発生する野生の
ウイルスがこれらのワクチンに含まれていないという点が、科学的に矛盾している問題点
です。こうしたワクチンは、自然なウイルスの代わりに人工的に変異したウイルスを含ん
でいますが、それにもかかわらず、体に作用して自然発生的な伝染病を防ぐ抗体を作り出
し、免疫を付けさせてくれるのだと主張されています。これだけでも、十分ひどいもので
すが、今度のHPVときたら、まるで夢のおとぎ話を信じろといわれているようなものです。
どの生理学や免疫学の教科書を見ても、免疫グロブリンを発生させるためには極度に限定
された過程が不可欠であり、その結果、究極の抗体が形成されると書かれています。[189,
360] あるウイルスに対する特定の抗体を、そのウイルスの従姉妹やウイルスから取った微
粒子が誘発することが出来るなんて、こうした文献にはどこにも書いてありません。そん
な主張は、全く新しいものです。例え本当にウイルスが伝染病の原因だったとしても、一
体どうしてこんなワクチンから本物の免疫が得られるというのでしょう?
次に、子宮頸癌の平均疾患年齢が50歳だというのに(MerckManual p1964 [280])、
Gardasil の接種予定表では、12歳が対象になっているという点は、非常に信憑性を傷つ
ける問題点です。さらに、製薬会社の主張している有効期限は5年間です。つまり、この
主張に沿えば、大抵の女性が免疫を必要とし始める頃にはとっくに免疫が消え去ってしま
っているわけですから、このワクチンは長期的には意味のないものだということになりま
す。
子宮頸癌は、それまでに何人と性関係を持ったかで発症リスクが高くなることがはっきり
判明しています。つまり、性行為の相手が多いほど、発症する可能性も大きくなるという
ことです。([280] p1964) では、12歳の子と50歳では、どちらが相手の人数が多いで
しょうか?例えこのワクチンが本当に効いたとしても、接種対象は40歳後半の女性にす
るべきでしょうに。どうしてそうしないかは、次の理由をご覧下さい。
このワクチンの「安全性と効能については、26歳以上の調査は行なっていない」。
(2007 [251]p 1987)
あ、そうですか。じゃあ、若い女の子にあげたほうが良さそうですね...。
それにしても、なぜ男の子にも定期的に接種がされているんでしょうか?
HPV ワクチンの副作用
まずは、製薬会社が記述しているものから挙げてみます。
発熱 吐き気
咽頭炎 めまい
NVD 上気呼吸器官の感染
胃腸炎 盲腸炎
PID 気管支けいれん
– 2007 PhysiciansDeskReference[251] p1987
後日判明したその他の副作用としては、意識喪失、視力喪失、痙攣発作などがあります。[20]
それから、身体の麻痺もあります。
英国のメディアでは、30の死亡件数など、さらなる Gardasil の副作用が報道されていま
すが、アメリカのメディアでは一切報道されていません。[27]
さらに、HPV の接種によって起きる症状としてはギラン・バレー症があります。これは自
己免疫反応を起こして、その結果身体麻痺になってしまう症状です。UKとアメリカの両
方においてこの様な発症件数が何件があり、最悪な事例は、2008 年 10 月に英国の 12 歳の
女の子が、HPV 接種 2 日後に倒れた後、腰から下の下半身不随になってしまった事件があ
ります。[27]この少女の最初の症状は、接種後30 分以内に起こりました。
発がん性
では、ワクチン自体が癌を引き起こすことの可能性はあるのでしょうか?もともと、癌の
原因だとされている病原ウイルスを模倣して、癌を予防してくれるワクチンだと主張して
いるんですから、これは、正当な質問だといえるでしょう。このワクチンが癌を引き起こ
してしまわないか、安全性を確かめたくなるのも、当たり前ですよね?では、これに対し
て、製薬会社の意見はと言うと...
Gardasil..「...発がん性及び生殖機能の傷害については調査されていない。」
(2007 [251]p1986)
凄いですね。アメリカ中の12 歳児に癌予防としてワクチンを接種しようというのに、その
ワクチンが癌を引き起こすかどうか、もしくは接種した人が不妊症になるかどうか、その
危険性についてさえ確かでないというのですから!これでも、うちの子にぜひとも受けさ
せなきゃ、と思いますか? 男の子も、女の子も、です。
興味深いことに、このHPV ワクチンは胎児に影響があるという理由で妊娠中には接種が勧
められていませんが[251]、それでも初潮には問題ない、ということなのでしょうか...?
テキサスの状況
HPV にまつわる論争は、2007 年 2 月にテキサス州の知事であるリック・ペリーが、テキ
サス州の 12 歳児全員に HPV ワクチンを「要請する」と決めたことで、新たな局面を迎え
ました。[19]州議会やテキサス州医師会から何の情報も取り入れずに、科学関連の学位も一
切持たないペリー知事は、この前代未聞で一方的な決断によって図々しくも親達の特権領
域に滑り込み、その後でぎこちなく弁解をしています。このペリー知事の行為は、HPV ワ
クチンが科学性を欠落していることも無視し、全州において適応されるはずの接種免除法
もそっちのけで、州知事の権限を飛び越えて、まるで王様気取りです。
お金が一番
ペリー知事はおそらく内部に通じていたのでしょう。彼の一件の直後に、このワクチンは
接種指定表にこっそり追加されたのですから。
そうだとしても、公務で、政府の正規計画をこんなに図々しく、堂々と無視して行動した
時には、なにかお金関係が怪しいと言えるでしょう。
Gardasil は、三回の接種が一組で 360ドルです。[19]
そして、ペリー知事とMerck 社の内通関係は、公にも知られています。[19]
東海岸側に住んでいる人達は、まあこれはテキサスの話だから...と思われるかもしれま
せんが、実はこのワクチンが接種義務表に追加される前にさえ、テキサスの真似をして同
じ様な法令を出そうとした州は、他に 17 州もあったのです。[20]
HPV ワクチンが将来もたらす売り上げの予想は?
「このワクチンの売り上げは来年には 1 億ドルに達すると予想されている...は 5 年以内
に...Gardasil の売り上げを 4 億ドル以上に引き上げる可能性があるとウォールストリー
トは予測している。」[21]
最後の質問
再度お話しますが、HPV ワクチンにまつわる話の全体像は、ここで述べたよりもはるかに
複雑な状況です。読者の皆さんは、上記の情報源をご自分で追求してみると良いでしょう。
[65]関連データがこんなにも明らかに操作され、関連問題がこんなにも意図的にうやむやに
され、こんなにも人々が営利主義に追随している件、こんなに計算高く、組織的に、事実
が捻じ曲げられて伝えられている事例は、珍しいものです。
上記の章で挙げたような、HPV ワクチンの安全及び効力に対する不確実性、そして確実な
副作用の数々、科学的なメリットとは無関係の、ただ世界中にばら撒くことで儲けた巨額
の富、長期的な影響に関する考察の欠落、そして舞台裏に潜んでいる科学的な問題から人々
の目をそむけるために、メディアが仕組んだ「宗教的/道徳的」な論争としての茶番劇の演
出など、これらを検討したうえで、それでもあなたの幼いお嬢さんにこのワクチンを受け
させたいと思いますか?
FDA は信用できるか?
議会のアドバイザリーボード(諮問機関)は、ワクチンのいずれを許可するかの判断を任
された FDA顧問から成り立っています。ワクチンに関する議会調査において、ダン・バー
トン下院議員はこのアドバイザリーボードの顧問達の会計報告が「不完全」[176]であるこ
とを突き止めました。アドバイザリーボードが政府内で唯一、不完全な会計報告を認可し
てしまう機関だということに触れて、バートンはこの機関の顧問達と製薬会社との内通関
係を「公衆の信頼を踏みにじる行為」と呼んでいます。この行為とは、アドバイザリーボ
ードの 70%の役員が、ワクチンの株や特許権を所有していることや、就任期間の前と後両
方の時期に製薬会社から社員として役得や報酬を受け取ったことを認めているという事実
[176 , 354]などを含んでいます。
狐の鶏舎番
FDA には 8000 人ものスタッフがいて、この国で販売されている全ての食料品と薬品の統
括権をもっています。これはつまり、US で使った 4 ドルにつき、1 ドルずつが彼らのもの
になるということです。(Kessler [154])当然、権力と影響力も出てくるでしょうし、貢物や
お願い事なんかも関係してくると思いませんか?
元 FDA 理事のDr.ハーバート・レイの言葉を思い出します。
「人々は、FDA が自分達を守ってくれていると思っている。しかし、そうではない。FDA
が実際にしていることと、人々が想定していることでは昼と夜ほどの違いがあると言え
る。」[328]
「第一にこのことで、行政機関で働く重要人物たちがその機関の管轄下にある団体をえこ
ひいきにすることで、権力と富を得られる体制が出来てしまっていることです...FDA の
職員を買収して、FDA そのものから守ってくれるように仕向けることが出来るのです。」
「まず第二に、...食料品及び薬品業界の会社は企業連合していて、政府の警察権力を利用
して自由市場における企業ライバルに妨害を加えたり、営業不可能にしてしまうことが出
来る。」
2000 年 2 月、USA Today 誌は、FDA を厳しく調査し直した連載記事を載せました。そこ
で書かれた調査結果の幾つかを挙げてみます。[167]
– FDA の独立した18個のアドバイザリー委員会には、専門のアドバイザーが 300 人以上
存在し、薬品とワクチンの認可における決断を下している。
-こうしたアドバイザーの内、少なくとも 54%は製薬会社から報酬をもらっている。
– 1988 年以来、このような専門家が「公益と私利の対立」に対する免除を受けた件数は 800
件以上になる。
– 「公益と私利の対立」の例:株券の所有、顧問費用、研究奨励金、配偶者への就職優遇、
講演料及び旅費の支払い
ここでクイズです
FDAが1年に検査テストする薬品はいくつでしょうか?どうでしょう、1万個でしょうか、
それとも500 個?よく考えてください。では、答えです、いいですか?
答えは、ゼロです。FDA は、自ら薬品やワクチンの検査をすることは一切ありません。FDA
は法的に認可する機関であっても、検査テストを行なう機関ではありません。
それでは、新種の薬品やワクチンの検査に関する情報を、一体どこから FDAは取り入れて
いるのでしょうか? 製薬会社からです!これは、本当の話です。FDA は、薬品が認可さ
れたら 1 番に得をする側から提供される研究データにのみ、頼りきっているのです。
辺地におけるワクチン死亡件
医学の先駆者であるアーチー・カロケリノス MD は、Every Second Child という素晴らし
い著書において、彼が行なったオーストラリアン アボリジニーの研究と、彼の同業者か
ら大きな反発を受けたことについて書いています。アボリジニーにおける乳児死亡件は
1000 人に 500 人にもなり、Dr.カロケリノスはその異常に高い死亡率に懸念を感じて数年、
Dr.カロケリノスは困難な研究を成し遂げて、そうした乳児の死亡のからくりの直接の原因
は、ワクチンであることを発見しました-「予防接種」を受けた後の、ビタミン C 欠乏で
す。アボリジニーの子供達はただでさえ、食生活習慣が原因でビタミン不足な状態なので
すが、体がワクチンを新陳代謝しようとして、体内のビタミン C を使い切ってしまうので
す。
ビタミン C が欠乏すると、簡単に感染や死亡を引き起こします。アボリジニーの子供達の
状況を全く考慮しないで、病気であったり、栄養不足であったり、感染を起こしている乳
児も無差別にワクチン接種した結果、数十年間も乳児の大量死が続いてきたのです。この
研究は、オーストラリアにおける過去 1 世紀の間に及ぶ知られざる何千人もの乳児の死亡
件が、医学界の高慢な態度や学界の情性によってどのように引き起こされたかを示してい
ます。ワクチン接種の結果、ビタミン C 及び亜鉛の欠乏が起きるという明確な指摘は、世
界各国で起きている致命的な副作用反応について、又1つ説明を加えてくれました。[236]
AIDS 1980 年代の黒病-2000年代の金の卵
AIDS のワクチンが、現在テストされています。世界中で4 千万人もの人々が感染している
とされ[20]、まだ感染していない人が何億もいるということから、このワクチンの市場価値
を考えてみれば、まあ目的は明らかです。
Dr.レオナルド・ホロウィッツは著書の Emerging Viruses で、一般の報道では見つからな
い、AIDSの歴史を順に追って示しています。[256]
ホロウィッツは1990 年初期に、Dr. David Acer というフロリダ州の歯科医にまつわる異様
な一件の調査をするために、ある大きな医薬品製造業社から派遣されてきました。Dr. Acer
は連続殺人者のように、おそらく意図的に、患者の 6 人に AIDS を感染させたということ
でした。ホロウィッツは、こうした点の信憑性を調べるために派遣されたのです。
Acer は、怒りに満ちていました。彼は、以下のように信じていたのです。
-米国国防総省が敵の免疫機能を破壊できるようなバイオ兵器を欲しがったため、政府機
関の医学研究者たちがAIDS を作り出した。
-AIDS ウイルスが作り出された後、感染した人間と猿が、アフリカ諸国、ニューヨーク、
サンフランシスコに意図的に分散された。
-この件には、政府の研究助成金や動物実験、ウイルス技術、ワクチン開発、ワクチン製
造、及びこうしたあらゆる実験の結果生じた病気の数々の治療薬など、莫大な経済利益が
関連していた。
ホロウィッツは始めのうち、これらが空想の陰謀論の一種に過ぎないということを証明し
ようとしました。しかし研究を進めるにつれて、Acer の主張している内容と一致する情報
が、次々と出てきたのです。
ホロウィッツは、The Strecker Memorandum という名で知られる、1988 年に発見され
た Robert Strecker, MD, PhD.による 3 時間長のビデオテープを見つけました。
[257]Strecker の話は、Acer の主張と一致していました。つまり、AIDS ウイルスは製薬業
界や多額の利害を窺う政府機関から要請され、発注され、開発され、その上で一般人にば
らまかれたということです。Strecker のこの報告は、真実の解明のために彼を雇った張本
人達から無視されただけでなく、完全に押し隠され、全てのメディアもこれに従いました。
Strecker は、1970 年の資料において、国防総省が自然な免疫を付けることが不可能な「つ
くりもののバイオ エージェント」を開発する目的で、米国政府の科学者達に、1000 万ド
ルもの資金を提供した事実を突きとめ、この真相は後にホロウィッツによって立証されて
います。(Horowitz, p.99)
Strecker:「 WHO は 1972年に、T-cell の破壊物質を作ろうと言い出した…そして同年、そ
れを試験してみようと言い、次には接種を始めようと言い出したのだ。そして接種実験の
場所はアフリカ大陸…まさに、AIDS が暴発した場所と一致している。」(Horowitz, p.99)
[AIDS…は構成されたものだ]
-Strecker Memorandum [257]
The Strecker Memorandum は以下の項目についての証拠を示しています。
-AIDS がホモセクシャルの病気ではないこと
-AIDS が性病ではないこと
-AIDS はアフリカ猿に起因しないこと
-AIDS はアフリカのジャングルからではなく、研究室から生まれたこと
Ayn Rand がかつて指摘したとおり、自らの敵を消し去るための、最先端技術で最も強力な
兵器を手に入れるためには、人は幾らでもお金を費やすものです。体内の免疫細胞DNA を
妨害出来て、免疫系に気付かれずに体内を駆け巡ることの出来るウイルスを見つけること
は、60 年代の終わりから70 年代始めにおけるバイオ兵器研究における聖なる勲章ともいえ
るお手柄だったのです。
ホロウィッツは続いて、AIDS をこの世に生み出すことに一役買って出た者達のリストを圧
倒的に詳しく示しています。これには研究委員会のメンバー、WHOのメンバー、製薬業界、
代表取締役、CDC のメンバー、CIAのメンバー、軍隊のメンバー、そしてメディアの面々
などが挙げられています。
まぁ、始めはこの話が、何かのサスペンス番組の予告みたいに思えるでしょうし、読んで
いる方も「いいかげんにしてくれ」だとか、「ばかげてる」とか「こんな話は読みたくない」
だとかつぶやいてしまうことでしょう。しかしまもなく、このホロウィッツの著書が、政
府の正式文書と科学的な参考文献を堅実に一覧表化したものだということが分かるでしょ
う。この本のデータは非常に正確に引用されているので、読者もホロウィッツのこうした
基本的な発見の数々を間違いだとは論破出来なくなるのです。彼の発見とは以下の通りで
す。
-猿ウイルスは、本来は人体には無害なものであるが、人間のワクチンを汚染した後、猿
と人間両方に注射されたことで害になったこと。( p450,461,及び Strecker Memorandum)
まるでエドワード・ジェナーの再来です。
-本来なら、この猿ウイルスは異種間の生物で感染することはなかったが、Gallo 達がウイ
ルスを変化させ、その後ワクチンという形で人間に注射したことで感染がおきてしまった
こと。( p.118,130) [256]
-HIV 発見のはるか以前である 1960年代後半に、アメリカ国立がん研究所の古参研究者で
あるRobart Galloとその同僚達が、AIDSに似たウイルスを何種類か作り出していたこと。
(p 75, 402 [256])
-AIDS は、誰かがアフリカのグリーン猿と性行為をおこなったり、引っかかれたりして生
まれたのではないこと、又、最初に感染した 1 人の患者が世界に広めたものでもないこと
(p.95)。ケニアのどこかの洞窟の床にあったバットグアノ(石化したヒメコウモリの糞)が
由来でもないこと。(Preston)[256]
-CIAが、天然痘を含む大量のバイオ兵器を、メリーランドの Fort Detrick にある倉庫に
貯蔵していて、これらは破棄命令が下るまで何十年もの間そこにあったこと。(p.495)
-Merck 社と US 軍部、Litton Bionetics 社及びアメリカ国立がん研究所が、癌を誘発する
ウイルスを開発していて、これらのウイルスは、1970 年代にアメリカ合衆国とアフリカの
間で行ったり来たりという具合に輸送されていた。(p.248) [256]
1970 年代における、遺伝子を変えた血液サンプルや改変されたウイルス、実験用ウイルス
や感染させてから合衆国とアフリカの間を往復させられた動物たちの莫大な数を見ると、
この伝染病が大流行するまでにこんなに長くかかったのが不思議になってくるほどです。
このような情報を全て調べてみるのは、大変な仕事です。大抵の人はしないでしょうし、
殆どの人はこの著書さえも読まないでしょう。それよりも、「こんな話、Times 誌でも
WashingtonPost紙でも読んだことないし、ばかばかしい」と言ってしまう方が簡単です。
そうです、大抵の人々がワクチンに対する考えを改めようとしないのも、このせいです。
彼らの情報源とは、薄っぺらで型にはめられた新聞や雑誌、そしてテレビの「ニュース」
なのですから。
科学実験が収拾が付かなくなってしまった結果AIDSが大流行しているのだとしても、又、
AIDS が意図的に一般人口の間に流出させられたものだとしても、製薬会社のすることは明
らかに、今現在の状況を利用してワクチンを提供し、何億ドルも稼ぐといったものでしょ
う。そして実際に、彼らはそうしているのです。
AIDS に関して、全く新しい全体像をお望みですか?Townsend Letter の 2000 年 1 月と7
月号に掲載された、非常に重要な研究関連の記事をお読みになった人は少ないでしょうが、
ここでDr. Gary Null は、分からない事だらけで困惑しがちな HIV 及びAIDS にまつわる
諸事情を、幾つも明快にしてくれています。[165]Null は、この 15 年間に計画的に作り出
されてきた社会通念に対して、容赦なく確証を要求しています。この社会通念とは、以下
の通りです。
-HIVは、アフリカから来たAIDSという独特で新種の病気を引き起こすウイルスである。
-AIDS とは、性行為によって感染する世界規模の流行病で、治療法はなく、今まで人類に
存在しなかった新しい病状であり、私達の生存を脅かすものである、等。
HIV/AID という通念は、1984 年 4 月 23 日に、HHS の秘書である Heckler が彼女の TV
アナウンスで、Robart Gallo が「おそらく、AIDS の原因である」ウイルスを発見したとい
ったことから始まりました。[130]しかしメディアはすぐさまこの「おそらく」という箇所
を省いてしまい、それから先もこれについて見直そうとはしませんでした。その後すぐに、
HIV を発見したのが実は Luc Montagnier という人物であることが証明され、さらに HIV
の明確な化学成分配列も確立されておらず、これが HIV であるいう1つの決定的な写真画
像もないというのに、この話が定着してしまったのです。現在でさえ、アメリカで 5 歳以
上の人の99%は、AIDS が HIV という名のある特定のウイルスが原因でなる病気だと信じ
てしまっています。
Null は、1984 年以降に出版された、30 万件の HIV/AIDS 関連考察の多くに対し、異議を
唱えている世界有数の研究者たちと協力しています。これらの研究者達は、HIV が個別に
存在していたことはかつてなく、AIDS の原因になることは有り得ない、と主張しています。
Null はまた、AIDS が診断されている地域によって、疾患が異なることも疑問視していま
す。この事実から、AIDS がそもそも 1種の疾患であるのかという、大いなる疑問が湧き上
がって。だからといって、多くの国々で同じ様な症状を抱えた人々が死に至っているとい
うことには変わりません。しかしそれだけでは、AIDS が単体の実証可能な疾患の実体であ
るというには不十分なのです。そもそも病気というものは、独立した1つの病原体が原因
で発生するものですから、アトランタでもジンバブエでも、ロンドンでも、まったく同じ
状況で AIDSを引き起こすはずではありませんか?
Null は、今まで名を付けられた全てのウイルス性の病気が、原因となるウイルスが独立し
ていて、その実態を識別され、化学成分が配分化され、他のウイルスとの区別が可能で、
画像もあると説明しています。HIV は、これらのいずれにも該当しません。
HIV に関して言えば、異なる 2 人の患者から全く同じ複製のウイルスがみられたことは一
度も無く、同一の患者からでさえも無いのです!人間から HIV というウイルスが発見され
たことは、未だかつてありません。
それでは、人々は何が原因で死んでいるのか?
多くの医者は、国によって AIDS の症状が異なることを、単に「極端な酸化作用によるス
トレス」の結果であると考えています。これはつまり、細胞が大量の無制限で徹底したダ
メージを受け、免疫系が危険なほど抑圧されるという意味です。きっかけは何であれ、人
は免疫機能が慢性的に低下すると、死亡することがあることを覚えているでょうか?これ
には別に特定のばい菌虫や病気は必要ありません。
Null は、HIV が AIDS を誘発するように、AIDS が HIV を引き起こすこともあると考えら
れる、と説明しています。彼は、研究者達がHIV と呼ぶものが、実はAIDS 患者の血液の
中になんらかの形で存在する、不特定多数の細胞の断片を一まとめにした総称である、と
示している信憑性の高い資料に言及しています。始めの発見者である Montagnier と
Robert Gallo が発見したのも、こうした細胞のかけらだけです。明白にこれがそうだ、と
確定できる HIVウイルスというものは、存在しないのです!(Mullis [130])これらの研究者
によるもともとの研究報告には、HIV が AIDS の原因だと証明している研究は一切ありま
せん。
伝統的な病理学では、AIDS 以外の病気は全て、独立した微生物(病原菌)がある程度の数
で存在する、ということが条件になっています。原因となる微生物も確定されておらず、
その一定基準量も決められていない病気なんて、AIDS だけです。(Duesberg,[314])
さらに、AIDS の検査は、国によって大きく異なります。AIDS患者だと診断された人のう
ち少なくとも25%の件数においては、何の血液検査もなしに、症状だけで診断されてい
るため、患者数は実際よりもかなり多く数えられてしまっています。症状だけで判断する
と、AIDS は、少なくとも 7種類の他の病気と一致する症状を持っているのです。TB やマ
ラリヤ、CMVや旅行時の下痢症状など、です!(Hodgkinson)[256]
1987 年に、メディアが金切り声で予想していたような、AIDS が大流行が発生いないのも、
これで説明が付きます。[147] AIDS は依然として、今までの病気にかかりやすい区分の
人々-つまり、不特定多数と性行為をおこなうゲイや、注射系の薬物使用者、人口過密地
域に住む栄養失調の人々といった、免疫が激しく低下している人々に限られた病気なので
す。
また、AIDS 検査についても、基本的におかしい点があります。この検査では、Abbott 社
製のたんぱく質成分に対して、抗体が見られたら AIDS で危ない、ということになってい
ます。(Maggiore [130]) しかし他の病気の場合、抗体が見られるということは既に病気は
治っていて、その人に免疫が付いたということです。それが AIDS の場合、HIV 抗体があ
るかないかで、病気にかかっているかを診断してしまっています。これは、何十年も続い
てきた科学的な免疫学に、全く相反するものです。HIV は、抗体によって中和された後に、
それでも病気を引き起こすとされる、唯一のウイルスだというわけです。
Kary Mullis PhDは、AIDS の診断検査の原則となるものを発明し、1993 年にノーベル賞
を受賞しました。ポリメラーゼ連鎖反応法といわれる検査です。Dr.Mullis は、AIDS が伝
染病だということ自体に疑問を示しています。彼は、以前のペラグラ症の際にも、私達が
同じ間違いをしたと指摘しています。これはニコチン酸欠乏の病気ですが、もともとはあ
る病原菌が原因だと考えられていました。ただ、AIDS の違うところは、私達がもはや原因
を探そうとしていない点です。原因は、宗教的な布告に従って決定されているのですから。
Mullis は、AIDS の科学界への登場が、それまでのほかの病気の登場の仕方とかなり違っ
ていることに驚きのコメントをしており、「悪魔に取り付かれなければ、そんなことになら
なかったろうに」と表現しました。この風変わりな表現は、AIDS が関連すると考えられて
いる、いわゆる「目印となる病気」の症状から来ているものです。その「目印となる病気」
とは、肺炎、結核、Epstein Barr 症、mono(キス病)等です。HIV 陽性の人にこれらの症状
が現れると、とたんにそれは自動的に、「AIDSが原因だ」とされてしまうのです。 [130]
なぜ、こんなにまでして複雑な病気を作り出そうとしたのでしょうか?ひょっとして、
AIDS という莫大な市場価値が理由でしょうか?
「AIDS の関連分野にいる人間は全員、AIDS のために働いている。これは、1つの大規模
な企業として考えるべきものだ。」(Mullis –Maggiore [147])
そう、とても大きな企業です。1985 年以来、この国の政府は、AIDS 研究に90 億ドルも費
やしています。([147]) WHO によれば、世界中で 4 千 2 百万人が HIV を持っているとい
うことですが、この数字は 6 年間変わらないままです。変える必要など、ないのです。こ
ういう空想上の数字は市場宣伝の道具ではあっても、科学的なものではないのですから。
Null は鋭敏にも、AIDS ワクチンの登場で、まもなくお目にかかるであろうおとり商品法
がそのうち使われることを予測していました。抗体があること(HIV 陽性)は、また突然
に、病気が治ったしるしとして扱われ始めるでしょう。他の病気においては、昔からそう
だったのですから。一体、どっちなのでしょうか? 抗体は、病気であることを示すもの
なのか、それとも病気が治ったしるしなのか...その時の売り出し商品が何か、それによ
って答えは変わります。[165]
Null は、メディアの迷信の正体を、もう 1 つ暴露しています-米国の疾患管理予防センタ
ーは、感染説を証明したことはありません。誰かから AIDS をうつされた人が、また第 3
者に AIDS をうつしたという例は、一度も見つかっていないのです。[165]それでもこの感
染説が、みんな知っていて当たり前なはずの一般常識であり、この 15年間にメディアが報
じた何百もの HIV/AIDS 説の関連記事を裏付けている説であり、過去 20 年もの間アメリカ
人の性行動を悩ませてきた説なのです。
HIV が AIDS の原因でないとなると、原因は何なのでしょう?
一般常識では、HIV が AIDS を引き起こし、AIDS が死を引き起こす、とされています。
そしてこの説は、絶え間ないメディア報道と、この説を支持する研究内容しか出版しない
ように厳しくコントロールされた出版環境によって、一般の人々に信じ続けられています。
しかし、問題は、科学的に見るとこの説を支持することは不可能だ、という点なのです。
まず第一に、私達が AIDS と呼んでいるもの自体、ある特定の 1 つの病気ではない可能性
が挙げられます。これは、リスク区分に該当する人々が、似たような荒れた生活環境の結
果として自分の免疫系を破壊してしまい、似たような死に方をしている、というだけなの
かもしれません。
Laurie Garrett も指摘していますが、サンフランシスコやニューヨークに住むゲイの人々
の多くは、80 年代に AIDS が「発見」されてからも、以前とあまり変わらないライフスタイ
ルで生活しています。[223]避妊道具も使わず、多数のセックスパートナーを持ち、食生活
も荒れていて、亜硝酸アミルや他のパーティードラッグを集団で摂取し、抗生物質剤や他
の処方薬をつづけざまに使用し、水分不足、栄養不足など-これら1つだけでも、深刻な
免疫抑制の原因になるものですが、これらを全て行なえば、免疫系を全滅させてしまうこ
ともありえます。そしてこれが、AIDS の実態なのです。体があまりにも困惑し、栄養不足
で毒に溢れているせいで、外部からの侵入物と、自らの毒された細胞との見分けが付かな
くなってしまうのです。そのため、体は自らを攻撃しはじめます。
その他のハイリスク領域に該当する人々も、同じです。貧困、IV ドラッグ依存者、体を毒
するライフスタイル-これらが免疫系を病的に低下させてしまい、それで全てはおしまい、
というわけです。
80 年代においては、AIDS は、ライフスタイルが原因の病気でした。しかし 90 年代におい
ても、AIDS は同じ程度の頻度で、AZT などのドラッグが原因になっている、と Null は示
しています。
AIDS 関連の薬が引き起こすようなダメージを、HIV だけで引き起こすことは絶対無理で
す。しかし、AIDS はだんだんと悪化し、死に至る病気とされていますから、どれが病気の
症状で、どれが AIDS の薬による副作用かを区別しようとする人はいないでしょう。[165]
これこそ、理想の市場商品ではありませんか!
AIDS で死亡する人よりは、AZT ドラッグが原因で死亡する人のほうが多いと言えます。
現在、AIDS 患者の死亡原因のうち、最大の要因は AZT などの AIDS 薬を使用した結果、
肝臓がやられてしまうというものです。(World AIDS Conference,[130])
製薬会社や、FDA と NIH 機関にいる製薬会社側の代理人達からの絶え間ない圧力を受け、
AZT はいまや、反論の余地もない確かな栄光の座に鎮座しています。(Mullis –video)[130]
それに対し、AIDS/HIV/AZT という厳粛な「教義」に対抗する研究者は、ただちに資金援
助を途たれ、自らの研究発見を出版する道さえ奪われてしまうのです。(Duesberg)[314]
AZT は元来、60 年代に、癌の化学療法で使われていた薬でしたが、あまりにも毒性が強か
ったため廃止されました。これは細胞毒(いわゆる細胞キラー)といって、DNA の結合を
阻止してしまいます。その AZTが、AIDS の到来と共に、「 AIDS の救世主」という新しい
PR 商品として、また倉庫から引っ張り出されてきたのです。再検査など、一切行なわれて
はいません!Null の指摘によれば、AZT は長期的に使用すると「非常に毒性の強い」薬と
いうことですから、AIDS信仰のなかでこんなに御高い位置におかれているのも、なかなか
筋が通っているのかもしれませんね。[165]
地獄行き
UC バークレー大学の Peter Duesberg PhDは、レトロウイルスの遺伝子を最初に隔離した
科学者ですが、彼はまた、この新しい AIDS/HIV 信仰の教義に逆らおうものなら、容赦な
く押しつぶしてしまう、怪物のような「情報圧力機」に、最初に対抗した人物でもありま
す。[314]
本当に悪質なのは、こうした免疫が抑制されている患者たちが、HIV陽性でAZT を取らな
ければ、死んでしまうという考えを鵜呑みにしてしまって、実際に症状をなおしてくれる
かもしれない治療法に目を向けることが出来なくなっているということだと、Duesberg は
憤慨して述べています。AZT やその類の薬で治った AIDS 患者など、今まで 1 人もいない
のに、そのことには誰も気付いていないようです。[165]しかし今、この事実は一般にも認
知され始めてきて、NIHの取締役である Dr.Anthony Fauci でさえ認めています。[347]
AIDS ワクチン
AIDS ワクチンは何年も前から、開発計画が練られていましたし、ウガンダやトリニランド、
タイ、そして合衆国において検査テストが行なわれてきました。1999 年には VaxGen とい
うシリコンバレーのバイオ技術会社が、ハイリスク区分の 5000 人の志願者に、AIDS ワク
チンを試し始めました。(www.jasmyn.org/vaxgen/, Washington Post[198,197] ) 2003 年
1 月までに、タイの FDAがサプリメント食品として認定し、受け入れたAIDS ワクチンは
1200万回分以上にもなり、6 万人もの患者が接種を行なっています。(journalVaccine[105])
鳥というプレゼント
2002 年 3 月のJAMA 誌に掲載された記事は、ワクチン研究というものが、本当はどれだけ
科学的なものなのか、決定付けるものだったと言えるでしょう。この記事はなんと、安全
なワクチンの培養体として「カナリヤ痘」の使用が確立されたと報道したのです!(Vastag
[139])感染したカナリヤの細胞膜が、AIDS ワクチンを培養するのにより好ましい、と言う
のです。
今まで何年もの間、一般の報道から AIDS についての知識を得てきた普通の読者の方は、
上記の一節を読んで「気が狂っている」と感じることでしょう。もう一度言いますが、こ
こに書いてあることはすぐさま信じないで、それを掲載している参考資料を調べてみてく
ださい。
AIDS ワクチン会議
2001 年 1 月 20 日、ワシントン DC で報道会議が開かれ、Barbara Lou Fisher や attorneys
の Walter Kyle,Jim Turner など、数人の研究者のプレゼンテーションが行なわれました。
この会議の目的は、1つの AIDS ワクチン開発のためには、何百万ドルという費用がかか
ることに、人々の注目を向けることです。[315] すでに当時、他のワクチン開発にかかる
費用の 4 倍もの額が、AIDS ワクチン開発のために使われていました。
このワクチンの推進資金源のほとんどは、このワクチンの世界的な可能性を把握している、
Bill Gates が出資しています。その後、Bush 大統領が 2002 年、AIDS ワクチン研究資金
を25%増しの 3 億 6 千 7 百万ドルに引き上げると提案しました。(Gerrett)[160]
ここで検討されていた案とは、時期は秘密ですが将来において、世界中の 12歳児すべてに
AIDS ワクチンを与えられるようにする、というものです。[315]
この 2001 年会議で提案された点をいくつか挙げてみます。
-新しいワクチンは、今までに一度も AIDS の原因だと証明されたことの無い、HIV 用の
ワクチンにすること。
-このワクチンを受けた人は、HIV陽性になるということ [281]
-科学的にはまったく受け入れがたい説だが、PR 推進部はこのワクチンが AIDS に対して
免疫をつけてくれる、と宣伝すること。
-このワクチンのターゲットは、全ての 12歳児であること。
-US の軍事兵たちに、本人達には気付かれることなしに、AIDS ワクチンの接種テストを
実施する可能性。
HIV を「発見」した 2 人の科学者、Luc Montagnier とRobert Gallo は両者とも、HIV は
AIDS の原因ではないと主張し続けています。
更なる昇進
2003 年 7 月、世界AIDS プログラムは飛躍的な展開を迎えました。
「Bush 大統領が 製薬会社の元重役を、アフリカとカリブ海地域における AIDS 対策とし
て新しく設けらた 15 億ドルのプログラムの取締役に任命した」のです。
大統領が使節に任命したRandal Tobiasとは、Eli Lilly & Co社の前CEOだった人物です。
[81]Eli Lilly 社と言えば、ワクチン製造会社ではありませんか!
それに 15 億ドル?この額は、いままでにワクチンの市場売り出しに使われてきた費用の、
100 倍にもなります。が、これもやはり、単なる経済的な理由からなるものです。AIDS ワ
クチンは世界規模で売れる市場商品なのですから。
AIDS ワクチンをウェブ検索してみると、一度も特定されたこともなく、科学的配列も分か
っていない、HIV ウイルスという観点から書かれた、確かなことは何も教えてくれない、
空虚でまやかしの記事ばかりが何百件も該当して出てきます。
急がなくても大丈夫
時がたつにつれ、AIDSワクチン開発に関するあの熱狂的な称賛が徐々に納まってきたのに
お気づきでしょうか?Bill Gates は 2007 年に、このワクチンが売り出されるのはあと 10
年後だろうと予測しています。[53] 90 億ドルものR&D業が景気よく進んでいるのですか
ら、売り出しを急ぐ必要はない、ということです。ワクチン業界の他のほとんどの商品と
同様、AIDS ワクチンプログラムも、私達を怖い病気から救ってくれることが目的では決し
てなく、私達を怖い病気から救ってあげますよと宣伝し売り出すことが目的だということ
を、忘れてはいけません。こうしたプログラムには、毎年の多額の世界経費、実際に研究
成果を求められることは決してない研究への巨額の補助金、そして何千万人という研究員
の科学者達のキャリアが関わっているのです。
舞台効果も薄れてきたころ
最近の失敗続きの人体実験のせいか、AIDS の偽りの栄光は、徐々に維持が難しくなってき
ています。2008 年には少なくとも9つの AIDSワクチン試験が中止になりましたが、これ
は約束した免疫効果が無いからだけではなく、もっと悪いことに、実験体となった人々の
AIDS への抵抗力が、ワクチンのせいでより弱くなってしまったことが理由です。[11] 25
年間の月日と、毎年何億ドルもの資金を費やして研究を行なった結果、先端をいく科学者
達が次々と、AIDS ワクチンの製造方法は未だに分からないと公然に認めてきています。
HIV ウイルスの正体さえ明らかになっていないのですから、別にこれには驚きませんが。
2008 年のあるアフリカ調査研究では、試験ワクチン を受けた人々の方が、ワクチンの影
響でよけいに AIDS にかかりやすくなるという結果が出ています。ちょうど、天然痘やポ
リオ、百日咳の場合と同じです。
以上から、HIVがAIDSの原因だと証明されたことは1度もないが、AIDSワクチンがAIDS
の原因になることは証明された、ということになります。
科学的には SARS や鳥インフルエンザ、たんそ病と同じく、沈みかけの泥舟に乗った状態
の AIDS ワクチンプログラムですが、世界の政治事情に必要とされているため、そしてこ
れにはお金が絡んでいるために、今までずっと素晴らしいものだと見せかける工作がなさ
れてきました。実際に何の製品も作り上げずに、こんなに長い間生き残れた産業は、AIDS
ワクチンのビジネスだけです。これは、100%理論上にのみ存在するものであり、しかもそ
の理論自体が最初から間違っていたのです。そして今では、科学界における世界有数の支
持者達でさえ、間違った科学的根拠にいくら資金をつぎ込んでも、自然の摂理を変えるこ
とは出来ないのだと理解し始めています。こうした科学者の多くは、何年もの間こうした
疑念を抱えてきたのですが、昔と今との違いは、いつまでもずっと嘘の振りをしていくの
は不可能だと彼らにも分かってきたということなのでしょう。
このプログラムは、当分終了される予定ではありませんが、最上部の間では AIDS ワクチ
ンの終わりの鐘の音が、かすかに聞こえてきているとのことです。
このワクチンは、ちょうど天然痘ワクチンと同じ様に、長くひっそりとした死期を迎える
ことでしょう。10 年後あたりには、おそらくまるで最初から存在しなかったかのようにな
るでしょう。ですから、今、皆さんがここで読んだことは忘れない様にして下さい。
SARS、たんそ病、鳥インフルエンザ: 流行病の高級専門店の出現
2003 年 2 月、中国に突然、新種の感染病が発生しました。原因は不明です。世界的なパニ
ックになり、検疫が行なわれ、ベトナムや香港、カナダなどで旅行企業が経済困難に陥り
ました。
SARS は多くの国に発生し、航空は混乱状態でした。
前に病原菌説について学んだことを考えれば、この病原菌が最初に攻撃を仕掛けて病気が
発生したわけではないことが分かります。病原菌が病気を引き起こすのではないが、SARS
の場合だけ例外...なのでしょうか?
目的を果たした後、SARS はさっさと消えていなくなりましたが、では一体 SARS とは何
者だったのでしょうか?少し前に戻って見てみましょう。
SARS の症状
CDC のウェブサイト[99]によると、この「新種の病気」の症状とは次の通りだそうです。
・100.4 度を超える発熱
・頭痛
・体の痛み
・咳
これだけです!なんか、普通じゃありませんか? これと同じ症状の病気なんか、30 も 40
もありますよね?
原因のばい菌
最初に疑われたのは、コロナウイルスです。英語の綴りがちょっと長い名前なのは、CDC
の好みなのでしょうか?2003 年 4 月 16 日には、WHO が「原因はコロナウイルスだ」と主
張していました。(Altman [93])
さて、コロナウイルスはそれ自体に、問題があります。なんとこれは、ウイルスの1系統
だというではありませんか。通常の人々も持っている、ありふれた系統です。Dorland の
Medical Dictionaryによれば:[200]
コロナウイルス:「形態学上で同様なウイルス群は、何でも該当する...鳥の気管支炎やネ
ズミの肝臓炎、人体においては呼吸器系の感染などを引き起こす」とされています。
3 種類の生き物に共通なわけですね。凄いじゃないですか。しかし、政治が科学に奇襲をか
けると大抵こうなりますが、今回もやはり他の科学者達が、コロナウイルスが一部の SARS
患者にしか存在しないことに気付き始めました。2003 年 4 月 23 日付の London Times に
よれば、[92] カナダ全国における SARS 問題の監視を任命された、カナダの専門家
Dr.Frank Plummer という人物が、3000 人以上の SARS 患者のうち、コロナウイルスを持
っている人は 40%にもならないという発見をした、とあります。さらに、みつかったウイ
ルスがごく少量にしかならなかったため、Plummer はコロナウイルスが原因である可能性
自体疑わしいとしています。(Altman)[93]
おかしなことに大抵のニュースでは、その後も相変わらずこのコロナウイルスが SARS の
原因だという偽りの説が通されていました。そして、何百万ドルも使れたワクチンの「探
求」は、この説を元に行なわれたのです。(BBCNews[61])
照査基準なしの研究
もう1つ変なのは、最初にSARSをコロナウイルスと関連付けたオランダの研究の数々が、
人間ではなく、サルを対象とした研究だったことです。そしてさらにひどいことに、こう
した研究には照査基準(control group)が使われていなかったのです! 照査基準とは、
ちゃんとした科学的な研究であれば当たり前のもので、全く手を加えない対象グループの
ことを指します。このグループと、実験の対象になったグループとを比較するのです。[93]
照査基準のないものなんで、研究とは呼べません。
しかし例のごとく、CDC やWHOの権力者達は、こうした科学の基本を無視してしまいま
した。そして、彼らご用達の「専門家」達は、タイターという測定量の法則まで省いてし
まったのです。タイターとは:
科学において、ある何かが病気の原因だと考えられるためには、次の2つの条件を満たし
ていることが必要です。
1.病気の媒体が、一定数みられること
2.その媒体が、特定の生物学的なダメージを引き起こしていることが示されること
-Duesberg [314]
この一定の数、あるいはウイルス負荷という、病気の状態を見定める基準がタイターです。
しかし SARS の場合、このタイターが 1 度も設けられていません。まぁ、病原体が何かさ
え意見が一致していないのですから、タイターの設定も出来るはずはありませんが。コロ
ナウイルスが1つくらいあっただけでは、その人がSARSにかかったとは言えないことは、
明らかです。しかし、多くの医療者達がそういう診断をし始めてしまいました。コロナウ
イルスがいくつでも、SARS だと診断してしまったのです。他には、症状だけで診断してし
まう医者達もいました。
原因がはっきり証明されなければ、確かな診断をすることは出来ません。では診断が不確
かであったのなら、彼らが統計で数えていたのは一体なんだったのでしょうか?科学的な
数字ではなく、市場売り上げ関係の数だったのでは?それともただのつくり話だったので
しょうか?
当時のWHOのウェブサイトは、まるでスポーツの得点表のように、「今日は何人感染した」
「さあ、今までで死亡者は何人になったかな?」という具合です。
原因が未だに解明されていないのに、その病気に「感染した」とか「やられた」人数を数
えることなど、一体どうやって出来ると言うのでしょう?
計算が合っていないと感じるときは大抵、お財布を調べてみると良いと言いますが、では
ここで実際に彼らが私達にさせようとしたこととは、何だったのでしょうか?この偽の流
行病で一儲けした人達をみて、ちょっと考えてみましょう。
-ヒステリックな興奮を売り出した、メディア
-研究資金関連
-製薬/医薬品/防衛/法律の執行
-新種のワクチン関連 [96]
「SARS による死亡」が、実はただのインフルエンザによる死亡でなかったという保証は、
どこにもありません。
オーダーメイドの病気
では、あの後 SARS はどうなったのでしょうか?一体どこに行ったのでしょう?これもた
んそ病や天然痘、鳥インフルエンザや狂牛病と同様、もう消え去ってしまって、2 度と帰っ
てくることはないのです。こうした病気は、「人々を恐怖に落としいれ、起こっている戦争
の動きから注意を逸らさせる」という本来の目的をちゃんと果たし、証明もされていなけ
れば、全く不必要な新研究や新種の医薬品のために、何億ドルももたらしてくれたのです
から。恐怖とは、ちょうど草の朝露が、朝日と共に消えていくように、消え去ってしまえ
ばそれっきりのものなのです。
あれほどのヒステリー状態の後、この事実だけははっきり残っています-SARS のようなユ
ニークな病気が実存したという証拠はどこにもない、と。
SARS を忘れずに覚えていることには、何度も繰り返されているあるパターンを見極める、
という大切な意義があります。世界のメディアは、またも偽の脅しを仕掛ける機会を今か
今かと待ち構えていますが、読者の皆さんはもう少し一般の報道陣に対して注意深くなり、
裏に潜むメディアの経済的な思惑や、オーダーメイドで作られたちょっと特別な病気から
守ってくれる「有難いお薬やワクチン」の意味、最新の恐怖の到来といったものを見極め
る力を持つべきでしょう。こうした襲撃作戦は、まもなく、必ずやってきます。
Edward L Bernays もSARS の件では、墓場の陰でにんまりしていることでしょう。[334]
湾岸戦争症候群
皆さんの子供達に、医者が、どのワクチンを接種すべきか決めるのは、FDA という機関で
すが、医者の診断の価値は、薬やワクチンを司るこの機関の倫理観と同じくらいだと言え
るでしょう。FDA がワクチンを認可する際に、どれくらいの責任感と倫理観をもって行な
っているかは、次の U.S.上院議会報告書に明確に示されています。(Rockefeller)[268]
湾岸戦争-別名「砂漠の嵐」は、1991 年の 1 月、2 月にかけて起こった。これに巻き込ま
れたアメリカ兵は 696,000人になる。その全員が、渡航前に数種のワクチン接種を受けた。
その後 3 年間において、この内の 80,000 人のアメリカ兵が、今までには自分の病歴にはな
かった、変性疾患や神経性疾患でVA 病院にかかっています。こうした不可解な新種の病症
の一連は、まとめて湾岸戦争症候群と呼ばれるようになりました。
始めのうち、政府は責任を否認しました。しかし患者数が増えるに従い、政府はこうした
苦情に対し保障を出すことを決定しました。ただし、兵達は政府を免責するという棄権証
書にサインすることが条件、という弁護士なみのずる賢いやり方です。
責任を問う声が非常に多かったため、上院で調査が行なわれることになりました。この調
査委員会を仕切るのは、上院議員の西バージニア州の JD Rockfeller IV です。この委員
会による所見は、1994 年の第 103 回目の議会における、23 ページの報告書にまとめられ
ています。[268] 報告書の内容には、目を見張るものがあります。
以下に挙げる情報は、上院の資料から直接引用したものです。
大部分の病気の原因であるワクチンは、3 種類となる。
臭化ピリドスチグミン -化学神経ガスから護ってくれるとされるが、証明はされていな
い化学薬品
ボツリヌス中毒症ワクチン -敵がボツリヌス毒を兵器として使ってきた場合に備えた、
未認可で、検査もされていない毒性物質
たんそ病ワクチン -動物の病気を予防するための、未認可ワクチン
上院の取調べは、徹底していました。彼らはなんと 50 年前までさかのぼって研究し、防衛
局(DDC)が第 2 次世界大戦以前からずっと、軍隊兵に有害な薬品を使って危険な実験を
行なっていたことを発見しています。(4ページ目)DDC はマスタードガスや神経ガス、幻
覚剤、放射能、そしてワクチンを、それらが与える長期的な影響も知らず、何も知らない
軍隊兵たちに強制していたのです。
通常、こうした実験兵たちの診療履歴は、「紛失」されます。後になって、兵達が、自分が
取らされた薬が何だったか調べようとしても、分からないようにするためです。他には、
診療ファイルに、こうした注射をしたことを「未記入」にするという方法もよく取られてい
ました。(18 ページ目) つまり、「砂漠の嵐」で起こった一連の出来事とは、今起こってい
る政治方針のたんなる延長に過ぎなかったというわけです。
たんそ病
たんそ病ワクチンを接種した兵の数は、150,000 人になります。(p.13) このたんそ病ワク
チンというのは、それまでには羊や家畜にしか与えないものでしたが、「人間へのテストデ
ータは一切無い」にもかかわらず、私達の国の兵達に接種されたのです!(p.13) それに、
仮に敵が本当にたんそ病を兵器として使ったとしても、煙霧状のものであったでしょう。
注射したワクチンが、煙霧状のたんそ病に対してまで免疫をつけてくれるなどという証拠
は、どこにもありません。(Senete Report[268])p150,及びJournaloftheAmericanMedical
Association, 6 Aug 97,p.402)この検査もされていない化学薬品、 1 回分$4.70 のたんそ病
ワクチンが、軍隊の 2 千 4 百人全員にそれぞれ 6 回分接種されたことと、統合参謀の1人
がたんそ病ワクチンの製薬会社の取締役であったこととは、何の関連もないでしょうか?
1999 年 3 月、ABC News は、政府と密接な関係にあり、6000万ドル相当のたんそ病ワク
チンを製造している製薬会社、Bioport 社が、前統合参謀である William Crowe 司令官と
言う人物によって創立され、彼は株の13%を所有していることを調べ上げ、報道しまし
た。(Rosenberg)[269]
2001 年にたんそ病の脅し警告が出回った際に(皆さんにお知らせのちらしが郵送されて来
たのを覚えているでしょうか?)、過去 1 世紀の間、合衆国内で起きたたんそ病の発症件 18
件には、抗生物質が治療法として使われていたと示されていたことは、興味深い点です。
ワクチンを使用したのは、軍隊だけです![159]
兵器化したたんそ病とは、非常に精密な製品で、非常に慎重で精密な製造技術が必要です。
ではなぜ、イラクがこのたんそ病兵器を使う危険を恐れなければならなかったのでしょ
う? 我が国が、売りつけたからです!
(Gulflink.org, 28 June 88) なんと、1988年まで、売りつけていたのです。お金さえあれば
誰でも、バージニア州のマナサスにある American Type Culture Collection 社から、この
兵器を買い取ることが出来たのです。信じられないですか? ご自分でこの社に電話して
お聞きになると良いでしょう。電話番号は 703-365-2700 です。
テストもされていなければ認可もされていないのに、このたんそ病ワクチンは、1988 年か
ら 2004 年 10 月までの間、1100 万人の米軍兵に命令で接種されていたのです。[40] 何百
人もの兵がワクチン接種を拒否して投獄されたり、免職されたりしました。[272] 2004 年
10 月に、たんそ病ワクチンは再び法で禁止されました。それなのに 2005 年 4 月には、兵
隊達は接種を「志願」すれば受けられることになったのです![40]
そして、2007 年初めには、イラク駐留の米軍兵に、たんそ病ワクチンの強制的な接種が、
再び開始されました。(Nass[37])
たんそ病ワクチンに関する、より徹底した歴史の詳細や経済的な圧力について知りたい方
は、thedoctorwithin.comのVaccines,Anthrax,andWarという章をご覧になってください。
[317]
湾岸戦争症候群に関する、Rockfeller の 1994 年上院報告書は、主に次の点に注目していま
す。
情報を与えないで承諾させたという点
兵士達には、全く情報が与えられなかったのです。兵士達にワクチンを接種させる際に、
本当に問題なのは、常にこの点です。兵士の大部分には、それが何のワクチンであるかも
知らされずに、起こりえる副作用も伝えられず、ワクチンを接種するかしないかを決める
権限も一切与えられなかったという証拠資料が山ほどあります。[271]
こうした実験的な注射に対して、情報を与えずに受諾させたという行為は、大きな犯罪で
す。これは何十年も続いてきたジュネーブ議定書など、国際的な医学倫理に明らかに反す
る蛮行です。また、1946 年に、ナチスの戦争犯罪を調査する際に作られたニュルンベルク
コードという規定は、いかなる実験的、「検査用」のワクチンや薬品であっても、接種対象
者が、その物質が何であるかを知り、その副作用も承知していて、自由意志で接種を承諾
するという条件を満たさなければならない、と定めています。[332] Rockfeller の報告書に
は、注射を拒んだ者への恐喝、脅迫といった行為が多数記載されています。
Rockfeller の調査報告書には、この「説明を受けた上で同意する」という点で、防衛省と
FDA の間で、かなりの主導権争いがあったと記されています。防衛省はFDA に、「説明を
受けた上での同意」という権利の免除を要求しました。つまり防衛省は、そう許可するこ
とで FDA に、国際的な倫理規定から外れて、兵達に選択の権利があることを知らせずにワ
クチンを接種させてくれと頼んだのです。
防衛省はまた、FDA によるワクチンの認可まで、免除を求めました。これらのワクチンは
まだ FDA の認可をもらっていなかったのです。(p.7) 彼らの言い分はまったくいい加減な
もので、時間が無いだとか、「戦争舞台」において兵士に情報シートを配るのは好ましくな
いとか、他に満足できる代わりの治療法が無い、とかいうものでした。
FDA は、これに同意しました。検査テストをしていないワクチンの接種を許可し、接種対
象者は書面に「同意する」と書く必要はなく、口で言えばよいということにしたのです。
FDA は又、妊娠中の女性は接種対象外にするように勧めました。
防衛省は、兵達にワクチンが何であるかを伝え、拒否する機会も与えることに同意しまし
た。
ところが、Rockfeller の報告書には、後に質問を受けた兵達の 74%もが、ワクチンの接種
を受け入れるほかに選択の余地はなかった、と答えているのです。(p.9) そして、接種を受
けたのは全員の兵です。副作用反応がでたからといって対応してもらったり、接種対象か
ら外された人は、1 人もいません。その逆に、激しい副作用反応が出ても「さらにワクチン
を追加接種させられた」(!)と多くの兵達が証言しています。
少なくとも、「我が国の軍兵の43%が、湾岸戦争中にワクチンによる副作用反応を経験し
た」とのことです。
上院報告書は、重要な任務を遂行する我が国の軍隊に、証明もされていないワクチンを与
えるという行為は、自国の安全を脅かす行為に等しい、と告発しています。
簡単にまとめると、次の通りですが、本当は、ここで示しているよりも遥かに酷い状況で
す。しかし、実際に軍隊にいたことのある人なら、この上院報告書のデータから、実際の
状況を想像することが出来るでしょう。
この章は、FDA がいかに政治的な圧力に影響されているか、その圧力の下では国際的な法
で定められている基本的人権を無視し、未検査のワクチンまで許可してしまうかを皆さん
に示すために付け加えました。この章は、「こんな話は、医者の専門だから私が読む必要は
ない」と言う親達のためのものです。皆さんのお医者さん達が、実際にどのワクチンを接
種するべきかを決める政府機関が、どんな仕組みになっているのか、これが生きた証拠と
言えるものですから。
その後のアフガニスタンとイラク間の誤解問題の際には、多くのアメリカ兵は、湾岸戦争
症候群の一件から学んでいたため、ワクチンを信用する気になれず、接種を拒否しました。
しかし、そこでも同じことが起こりました。兵達は投獄され、階級を落とされ、脅され、
罰金を取られ、免職されたのです。
ワクチンを拒否する兵達が余りにも増えたため、米軍は新しく軍規則#600を設定しま
した。その規則の 5.4 章の B2a と B2b には、こう記載されています。
「兵達は、予防注射を受けるか否かの選択権を持たないこととする...この任務に当たり、
軍医は予防接種を受けさせるために必要なだけの権限を使うべきとする。指令に従って働
いている軍医が、兵士の予防接種に対する拒否意思を克服するためには、必要な効力は如
何なる手段のものでも提供されるものとする...兵士達には、彼らの同意の有無に関わら
ず、予防注射を受けさせるということを忠告しておくべきである。 [355]
現在のイラク : 第 2の湾岸戦争症候群
2001 年にたんそ病ワクチンが再任されてからは、米軍兵は 6 回分の接種を強いられること
になりました。検疫で隔離されていたワクチンの在庫が、突然「認可」され、新しく検査
テストなどは一切行なわれませんでした。そして思ったとおり、2002 年 10 月には、製薬
会社が、このたんそ病ワクチンを、非軍人-つまり、一般人全員にも接種するように推奨
してきたのです。
2004 年 3 月、合衆国政府は2つの製薬会社に、2 千 5 百万人分になる 7500 万回分のたん
そ病ワクチンを注文しました。この時の費用は全額 1 億ドルちかくにもなります。その理
由とは:「バイオテロの攻撃」があったら、即時に大都市でワクチン接種を実施できるよう
にすることです。また、この魔法の一言が使われました。
2003 年のイラク「戦争」の準備として、2 百万人以上の米軍兵が天然痘、たんそ病、その
た沢山のワクチン接種を受けました。彼らはワクチン市場の犠牲になったのです。その結
果、第二の湾岸戦争症候群が生まれ、最初に発生したケースとしては、2005 年 6 月にたん
そ病ワクチンによる負傷が1200 件も報告されています。[47]この事件も、いつものように
もみ消されましたが、これだけは言っておきます:第二の湾岸戦争症候群は、最初のケー
スがちっぽけに見えるくらいに、非常に大規模で症状も深刻なものだったのです。
ワクチン接種を受けない医者達
Jane Orient MDは、American Association of Physicians and Surgeons(全米医師連合)
の医学顧問ですが、この連合会の公式な意見発表によれば:
「ワクチン...学童を研究実験の対象に使用...にゅれんべるく規定に違反して、情報を
与えた上での同意もなしに実施。」
「ワクチン製造会社とAMA、全米小児科医師連合会などの、ワクチン承認担当の医療グル
ープの間には、金銭的な繋がりがあると思われる...」[177]
国の政府は各州に対し、「全種類のワクチンを受けた」児童1人につき$100のボーナス
報酬を与えている...」 – U.S.Newswire [341,340]
奨励補助金
皆さんの子供達がワクチンを受けたかどうか、学校の保健士さんがあんなに気に掛けるの
はなぜでしょうか? どうして接種免除法について、嘘をついたりするのでしょう? 不思
議に思ったことはありませんか? 答えは、お金です。ワクチン接種を受ける子供が多いほ
ど、その州が政府から受け取る金額が増えるからなのです。
「国の予防接種目標達成率を実現するため、州ごとの実施努力の改善にあたり、米国上院
歳出委員会は...1993 年に...州のインフラ奨励金のうち毎年 3200 万ドルをこの奨励補
助金として...取り置いている。」
「これらの資金は、受賞対象の州に、その州の予防接種達成率に応じて配当される。」[342]
この奨励補助金は、国から州に与えられる全ての奨励金の総額のうち、少なくとも 24%の
割合を占めています。[342]
これでもまだ、疑問に思うことがありますか?
全米医師連合
2000 年 10 月、全米医師連合(AAPS)は St.Louis において定期総会を行ないました。こ
の会議から幾つかの点を抽出してみます:
「...アメリカの子供世代全般に関する重要な決断の数々は、権力を狙う機関、あるいは
莫大な利益を獲得しようともくろむ製薬会社との間において、排他的な絆を持つ役員から
成る、少数の委員会によって下される...ワクチン接種の実施においては、医師と患者間
の関係は一転する...州の従業員としての役割を果たす医師は...患者を独自の裁量で診
断することもせずに、ただ州に従うだけである...」
「はしか、おたふく風邪、三日はしかや B 型肝炎、そして子供時代にかかる病気を全部て
んこ盛りにしても、その危険は、熱烈な世界的ワクチン接種の遂行のせいで..ある世代の
(10%という)多くの人数が学習機能障害を持つようになってしまうことの深刻さにはと
うてい及ばない。」
「ワクチンに関する公序は、根本的に荒廃している...公衆の利益に反する、私益が充満
していて...小規模すぎたり、あまりに短期的であったり、制限が極端であったりという...
質の悪い科学研究に基づいている。」
「わが国の子供達は、不必要で、ごく限られた効能しかないワクチンの接種指定によって、
死亡や長期的な副作用反応の影響を被る可能性と向き合うはめになった。」
「自分の子供に明らかに不必要で、おそらく危険でもある医療処方を拒否したという理由
で、親から子供を没収するという脅しは、汚らわしいものである...AAPS は、子供達がど
の様な診療を受けるかは、その子の両親が係り付けの医者と相談の上で決めるべきであっ
て、政府の官僚が決めるものではないと考える。」
Dr.Orient は、もう少し踏み込んで連合の見解を示しています。
「AAPS は、ワクチン接種指定の至急停止を要求し、かつ、ワクチンの使用に際して、十分
に説明を受けた上での同意が必要であると、医療関係者たちが主張することを求めるもの
である」[305]
州の手先
この言葉自体、多くを物語っています。自らの接種免除権を実行する人が増えるにつれ、
そうした人々が係り付けの小児科から見放された、という話も良く聞くようになりました。
小児科医の多くは、親が自分の子供にワクチン接種を受けさせないと決意することを「医
者の尊い権威を傷つける行為」と考え、もうその家族の専門医にはならない、と言い渡す
のです。医者達のこのショッキングな新しい態度は、彼らの「常に患者の利害を優先して
行動する」という嘘だらけの約束事が、いかに薄っぺらなものであったかを明らかにして
くれました。この点から見ると、小児科医というものは、治療を施す人というより、州の
ワクチン接種方針の執行人であり、接種指定された薬品の仕入れ人、強制的なワクチン接
種法を推進する存在であるといえるでしょう。信頼できる治療人という役割を見事に裏切
り、不気味に立場を一転して、大抵の小児科医は、自らを州に司える者とみなし、「まず州
が第一で、次に医者が従う」と捉えているのです。
ワクチンがなくなってしまえば、「赤ちゃんの健康プログラム」に来る子供もいなくなって
しまいます。医者の目には、お金が飛び去っていくのが見えるようです-そしたらもう、
親達にイヤーチューブや抗生物質、リタリン等を売りつけることも出来なくなってしまい
ますから。
親たちに接種免除の権利があることを教えてくれて、さらにその権利を執行するのが正し
い決断だと勧めてくれる小児科医を、皆さんはご存知ですか?
ワクチン接種を受けない医者達:続編
Mendelson, Phillips, Scheibner, Hay, Orient といった医者達、そして彼らと同じ意見の医
者達の結論とは、ワクチンは避けるべきものである、というものです。
「子供時代の病気で一番怖いこととは、集団予防接種によってこうした病気を防ごうとす
る、危険で効力のない行為です。皆さんが免疫について思い込まされていたことの大部分
は、偽りの内容です。私が自分のより深い確信に従って行動するとなれば、皆さんにはご
自身のお子さんに対するすべての予防接種を拒否するように忠告するでしょう。」
「集団予防接種が、子供の伝染病の撲滅に役立ったと証明できる科学的な確かな証拠はど
こにもない。仮に合衆国における児童間の伝染病消滅が、予防接種のお陰だというなら、
当時、集団予防接種が行なわれていなかったヨーロッパ諸国においても、同時にこうした
病気が消え去っていったことを、どうやって説明するのだろうか?」[246]
– How to Raise a Healthy Child, Robert Mendelson, MD
オーストラリアの研究者、Viera Scheibner,PhD は、ワクチン接種に関する医療文献を 6
万ページ分もリサーチした末にこう述べています。
「乳児を対象としたものも含め、予防接種という行為は、1つの伝染病も予防してくれなか
ったばかりか、医療行為の歴史上で他に類を見ないほど、多くの苦しみと死亡をもたらし
た。児童のワクチン接種が原因で起きた被害の後始末には、あと何十年もかかるであろう。
全てのワクチン接種は直ちに中止されるべきであるし、副作用反応の被害にあった全ての
人々に、適切な補償をしなければならない。」[243]
100 年前に、Dr.Raspal の一言:
「これは、人類を少しずつ毒殺していく行為ではないだろうか?折につけ、人間に危害を
与えてきたこれらの感染物を、いまだ人々に与えているとは、何と極悪非道な行為であろ
う! このささいな施術を行なうことで、その報いとして、病原菌との絶え間ない戦いが始
まるというのに、人々の血液を病原菌のカクテルにしてしまうなんて、余りの愚かさに驚
くばかりだ。」[335]
150 年前、当時まだ無名になる前のフランスの科学者、Antoine Bechamp の言葉:
「バクテリアやウイルスは病気の原因ではなく、ゆえに血清やワクチンでは病気を予防す
ることも、治すことも出来ない。」[128]
そして、自分の親や子供にはワクチン接種をしない方針の医者も沢山いて、UK の総合的な
ワクチン関連ウェブサイトには、そのリストが掲載されています。[336]現在、合衆国にお
いて、自分の子供にワクチン接種を受けさせない親も、何万人といます。
免除について: 接種指定と義務接種の違い
学校でのワクチン接種に関して、親達には体制的に偽の情報を与えるという、驚くべき仕
組みがあるのです。親達に伝えられることといえば、もし我が子にワクチン接種を受けさ
せないなら、その子は学校に入れてもらえない、というものだけです。これは、全くの嘘
です。
(接種)指定というのは、それに関して何らかの法律が存在するという意味です。それに
対し、義務化というのは、何かをしなければいけないと決められているという意味です。
この2つは、全く違う意味の言葉です。ワクチンは接種指定ではあっても、接種義務では
ありません。役所の人間は、接種義務であるかのように言いたがりますが。
新聞や雑誌にどう書いてあろうと、学校の保健士がなんと言おうとも、大抵の州において
は、皆さんの子供はワクチン接種を受けていなくても入学できます。どの州にも、接種免
除の制度があるのですから。この制度がないと、ワクチンで被害を受けた件は全て、責任
が明白になってしまいますから、法律的に免除制度が必要なのです。これは責任問題のた
めのもので、免除制度は州の逃げ道としてあるのです。
免除には、3つの形態があります。
1.全ての州には、医療上の免除というものがあります。協力的なお医者さんを見つけて、
皆さんのお子さんがワクチンを受けるのは危険だと書いてその書類にサインしてもらえば、
一生の間それで接種免除を受けるのに十分です。
2.宗教上の免除。ワクチンを宗教上の理由で免除する制度は、いくつかの州にあります。
正式な宗教に属している証明が必要なところもあれば、別に特定しなくても良いところも
あります。
3.思想上の免除。このタイプの免除を実施しているのは、約 15 州ほどです。皆さんは、
自分の思想上、ワクチン接種に対し何らかの不特定な異論があると記した免除申請書にサ
インするだけで、お子さんは見逃されることになります。
カルフォルニアなど、幾つかの州では予防接種の記録表の裏面に免除申請書がプリントさ
れていて、しばしば故意に表面しかコピーしないことになっています。ですから、免除申
請書があることを知らなければ、頼んで受け取ることも出来なくなっているのです。
人々はいつも、「でも、予防接種を受けないと子供を入学させない、と言われたんです」と
言ってきます。おかしなものです-免除制度は全ての州にあり、学校の受け入れ側が親に
免除制度のことを知らせなければいけないと法律で決まっているのに、実際に知らせてい
るという話はほとんど聞きません。皆さんは出かける前に、ご自分の州の免除制度につい
て承知しておかなければならないのです。そうすれば、あとは提出するだけです。大抵の
場合、一旦皆さんが情報をもっていることが分かると、彼らは手を引きます。
なぜこんな、情報を脱落させて偽るという行為が行われているのでしょう?それは、上記
の奨励補助金の章を読めば分かることです。[342]
全 50 州の免除法
各州それぞれのワクチン接種免除制度についての情報は、その州の首都にある政府の保健
機関にて、及び下記のすごいウェブサイトにて入手することが出来ます。
http://home.san.rr.com/via/STATES/allstates.htm
免除の宣誓供述書
小学校から高校といった場合以外にも、ワクチン接種を任意に要求されることは多くあり
ます:
・大学
・政府機関の仕事
・デイケアセンター
・福祉医療機関に勤める人々
・個人企業
その他にも、色々あります。通常、ワクチン接種が必要ですというお知らせが来るだけで、
問答無用です。先ほど示したとおり、免除制度についての情報が提供されることはごく稀
な話です。ただ接種を拒否するだけでは上手くいかなかった場合には、もう1つ、大抵の
場合は成功する抜け道があります。これには、次の手順を踏んでください。
1.紙を 1枚用意する
2.一番上に「接種免除の宣誓供述書(Affidavit of Exemption)」とタイプする
3.つづいて「私の健康を害する恐れがある、及び免疫系に損傷を与える危険があるとい
う理由から、私はこの場においてワクチン接種の免除を要求します。」とタイプする
4.公証人のところにいき、宣誓供述書に日付と署名を記入する。何枚かコピーもとる。
5.原本の方を、接種を要求した機関に送る。
6.コピーを 1 枚、証明つき郵便で、接種を要求した機関の法的部門に送る。
7.自分用にもコピーを持っておく。
こうなると、皆さんの宣誓供述書に反対するには、何らかの対応、つまり何らかの行動を
取らなければなりません。すると、大抵の場合は見逃すことに決めますので、これで一件
落着です。皆さんの供述書に反対する人は、すでに皆さんが「有害の恐れがある」と伝え
た医療手続きを本人に強いるという行為の意味-そうすると何らかの副作用反応が出た場
合には、接種を強いた自分達側の責任になるという意味をちゃんと理解していないのかも
知れません。書面に書くことで皆さんは「私が受ける負傷は全て、あなた方の責任になる」
という決定的な証拠を見せ付けることになるのです。いばりんぼの役員には、こうしたほ
のめかしが理解できないかもしれませんが、法的機関の方は見逃さないでしょう。ぜひ、
試してみてください-これは、効果があります。
最近のワクチン熱狂ぶりと、次々と接種予定表に登場してくる新種の未検査ワクチンの
数々を考えれば、免除申請書は前にもまして大事なものです。現在においては、例えワク
チンを信じている親でも、免除申請書には署名しておくようにお薦めします。そうすれば、
週ごとに変わる接種方針に惑わされずに、受けたいワクチンだけ自分で選ぶことが出来ま
す。免除申請書は、本来の持ち主である親に、選択権を与え戻してくれるのです。
新種のワクチンの支払いは、誰がするのか?
NIHによる国の補助金制度において、新種のワクチンの「研究」、及びその市場売り出し費
用として与えられる 100 万~300 万ドルの大部分は、公の財布、つまり税金から成り立っ
ているのです! そうです、私達みんなが、この国の子供達に人体実験的に使われる、終わ
りのない新種ワクチンの開発のためにせっせとお金を払っているのです。
動物虐待をなくすために
皆さんはご自分の飼い犬や猫、馬などがかわいいですよね? その動物達に、無差別に、
何でも新しく開発されたワクチンを受けさせてはいないでしょうか? この本を読んだ後
には、動物のワクチン接種の製造及び販売の陰に、全く別の研究、販売、市場宣伝、政治
といったものが深く絡んでいることも、大体予想が付くかと思います。そして、この業界
の倫理観とは、人間用のワクチン業界よりもさらに高慢なものであることも、予想できる
でしょう。彼らの倫理観なんて、南フロリダの物件を売りつけたり、ペンタゴンに突っ込
んだボーイング機の破片でもお土産にいかがですか? というようなものです。
驚くこともありませんが、この業界でもやはり、上から下までまったく同じゲームが行な
われています。詳細を述べるには、この本はすでに長くなりすぎているので、次に挙げる
2冊の本(どれだけ怖いお話か想像できるでしょう)をお薦めするだけにしておきます。
How To Protect Your Dog From a Vaccine [344]、及び Dr.Mason 著の They Shoot Horses
[345]です。
旅行時のワクチン接種
これも、凄い売り上げ商法です。こちらのおとり文句は「今から国を離れて未知の場所に
いくのだから」というものです。つまり、皆さんが免疫を持っていない、未知のばい菌が
いる、という意味ですね?でも、これは間違いです。勿論、アメーバ性の赤痢やジャング
ルでの腐敗病、Montezuma’s revenge といった旅行者下痢症などを軽視することは出来ま
せん。ただここで言いたいのは、この「未知への恐れ」は、皆さんが常識をそっちのけで
最新の魔法薬に飛びつくようにワクチン業者が仕組むための、絶好の機会だということで
す。ここでも、前 100 ページもで繰り広げられた、私達人間を犬や馬扱いしている彼らの
態度は変わらず、トラベル時のワクチンを扱っているのは、まったく同じ業者達なのです。
皆さんは旅行中に、今までとはまったく違う環境に身を置くことになります-ストレス源
も違えば、食べ物も違い、腸内の菌も違えば、空気の質も変わります。そのため、それら
が皆さんの体の均衡を保とうとする上で、それまで蓄えていた免疫が試されることになる
のです。それなのに、免疫系が最も必要とされるこの旅行時に、人工の病原菌や添加物が
山ほど入った実験ワクチンなんかを受けて肝心な免疫系にハンディキャップを負わせるな
んて、どうかしています。旅行時に必要なのはワクチンではなく、常識的な判断力です。
食べ物や飲み水に気をつけ、地域特有の植物、空気、環境に注意し、免疫系に良いことを
する-国内だろうが海外だろうが、人を守ってくれるのはこれだけです。最後にもう一度
だけ言いますが、病原菌は病気の兆候ではあっても、原因ではありません。体の略奪者で
はなく、ゴミ漁りをするだけです。
少数派の考え方
この章に挙げているのは、一般的ではなく、ごく1%の考え方です。この課題について皆
さんが目にする情報の99%は、この本で皆さんが学んだ内容に真正面から対立し、激し
く反論するものであるでしょう。いわゆる「予防接種」についての本やウェブサイトの殆
どは、信憑性も確信度も高そうに見えることでしょう。でも、そうしたウェブサイトの巧
妙さと信憑性とは、逆比例するものであることに気をつけて下さい。雑誌も同じことです。
見栄えがよく、グラフィックも凄ければ凄いほど、企業精神一筋の科学のゴミのようなも
のが書かれているのです。参考資料が怪しかったり、あるいは全く掲載されてなかったり、
統計はでっちあげだったり、肩書き崇拝、情報のもみ消し、誇張など...。ワクチン業は、
史上で最も大きな宝船なのです。ウェブサイトでも雑誌でも、本でも人でも、医療報道で
あっても、物を言うのはお金です。
皮肉なことですが、この本の本当の価値も、どれだけひどく中傷されるかで分かることで
しょう。
ちょっとした研究プロジェクト
我が子に 1 度もワクチン接種を受けさせたことが無い、という人を誰か見つけてみてくだ
さい。やり方はどうであれ、とにかく見つけるのです。そしてその人に、子供が風邪を引
くか、アレルギー持ちであるか、病気に感染するか、ぜんそく持ちか...など、聞いてみ
てごらんなさい。そうした人々に、自分の子供達と他人の子供達の健康状態を比べてどう
思うか、聞いてみるのです。10 人、20 人、30 人に質問してみましょう。ちょっとした逸
話になるでしょう。[320]
最悪の状況設定
ワクチンによる副作用反応の発症報告件数を推定する際、FDA や CDCは大抵の場合10%
と見積もります。(NVIC [253])FDA の理事である David Kessler は、なんとJAMA誌に実
際の数は1%に近い、などと記述しています![346] しかし、1991 年以前には、報告件数
はゼロ件でしたし、この1~10%という数字を裏付ける研究は皆無ですから、本当の数は
誰にも分かりません。ですから、べつに悲観的にも警告主義者にもなるわけではなく、た
だ実際の状況はどうなのか現実的に見つめるために、最悪の事態を予想しておくことは必
要だと考えられます。
では、仮に本当にこの10%という数字が、実は5%、もしくは1%であったとしましょう。
証拠となる資料はないのですから、誰もこれが不可能だとは言えません。実は、NVIC が
1998 年に、ニューヨーク市の小児科医院を対象に実施したアンケート調査によると、「ワク
チン接種後に起きた死亡や負傷件数を報告する医者は、40 人に 1 人」だということです。
(DPTVaccine Reports)[222] つまり、この地域ではワクチンによる死亡件数の 97.5%は報
告されていない、ということになります。これは、もしかしたら全国共通の割合かもしれ
ません。
では、もしワクチンによる重度の副作用反応の 97%が報告されていない、としたらどうで
しょう?前にも学びましたが、ワクチンは体のどこかに何年も潜んでいることが出来るス
ローウイルスというものを含んでいます。ですから、こうした副作用反応の多くは、まだ
発症していないだけかも知れません。その可能性は、十分あります。
2009 年に原因不明の病気になった人は、本当は 1980 年代に受けたワクチン接種の副作用
反応が出ているのかもしれません。そしてこうした事態が、大規模なスケールで起きてい
る可能性は十分に考えられます。
この国における退行性の病気や感染病の大流行を見ると、私達国民の生活基準や医療予算
と全然釣り合いがとれていません。これは、どうしてでしょうか? 薬が足りないのか? ワ
クチンが不足しているのでしょうか? そんなことはありません。今私達の健康状態が渦巻
きの下り坂状態なのは、ワクチンの副作用が大きな原因であるのに、私達はそれに気付い
ていないのです。だって、誰がそんなことを教えてくれるでしょうか? 新聞や雑誌? そ
れともお医者さん?
私達を取り巻く環境汚染物の多さ、そして多くの人が細胞を害するような食生活をしてい
ることを考えれば、自分達のひどい健康状態が全部ワクチンの副作用のせいであるとは言
いにくいです。でも、ここでのポイントは、「その可能性もある」ということです。少なく
とも、以下に挙げた症状が近年増えつつある原因として、もっとも疑わしいのはワクチン
の副作用だといえます:
心臓病 アレルギー 消化系の病気
関節炎 無呼吸 結核
AIDS ぜんそく 自己免疫症
癌 糖尿病 神経障害
甲状腺の病気 慢性疲労 視力低下
不妊症 自閉症 学習能力の障害
これらの病気が物凄い勢いで増えだしたのは、私達がワクチン道をまっしぐらに駆け出し
始めた後のことです。
確かになんだか暗い話ではありますが、私はただ、自分達がどうしてこんなに病気がちな
のか、その理由を明らかにしたいだけなのです。皆さんの周りを見渡してみてください-
20 年前と比べて、今の子供達はより健康でしょうか? それともより病気がちでしょうか?
より機敏でしょうか?それともより鈍くなっているでしょうか? 学校で喘息用の呼吸器
は増えていますか? 減っていますか? Mark Leppe’は自然の選択、弱肉強食の法を語り、
ワクチンがいかに人類の進化を人工的に助け、私達ヒト科の DNA の改良に役立ってくれた
かを説いていますが、それが本当なら、実際に長期生存線で勝ち残るのは
ワクチンを受けていない人
ワクチンに対して免疫力のある人 [316]
となるでしょう。
私達家畜向けの新しいワクチン
パスツールやジェナーの時代以来、ワクチンの売り上げは医薬品企業連合の中で実に主要
な儲けどころとなってきました。乳児は 1度に10,000 回のワクチン接種に耐えることがで
きると主張した、あの Offit の馬鹿げた記事[119]もあって、現在何種類もの新ワクチンが開
発中ですし、1 つの会社で、新種のワクチンを 20 種類も試しているくらいです。[61]それ
らが皆、ただ 1つのゴール、「認可」を目指してまっしぐらに進んでいるのです。前記で論
じた AIDS ワクチンの他にも、これからのゲームに備えてベンチに陣取っているワクチン
は沢山あります。以下は、その例です。
サイトメガロウイルス クラミジア
C 型肝炎 肥満症
単純ヘルペスⅡ 淋病
呼吸器多核体ウイルス ぜんそく
SARS タバコ中毒
癌 生長 [45] [307]
これ以外にも、マラリア、TB、髄膜炎、アルツハイマー症、アレルギー、いぼ、花粉症、
糖尿病、扁桃炎のワクチンなども開発中です。これらのワクチンは、ただの机上の空論で
はありません。こうしたワクチンの「開発」のために、すでに巨額の費用が使われていて、
商品として登場するのも、もはや目前状態です。
これら新種のワクチンの幾つかは、「バイオテロ」という輝かしい素敵な宣伝文句に恵まれ
ています。まさに広告業の夢が実現して、天然痘やたんそ病といった古株ワクチンから、
SARS や HPV、鳥インフルエンザといった新種のワクチンまで、これらが乳児のみでなく
老若男女を問わぬ全ての人に向けて接種指定されることになるのです。
形式が大事
FDA の認可を決めるのが、科学的根拠ではなく政治的な理由であるなら、製薬業者の側も
それなりに足元を固めておきたいというものです。彼らは、ワクチンが効かないことも承
知の上ですし、実のところ、その病気自体、実在しなくてもかまわないのです。必要なの
は、いかにその病気の危険性を演出し、その治療法を披露するか、という形式です。そし
てこうした演出は、医療研究や医療関係の出版、大手の報道部や FDA の代表取締役会、そ
して議会をコントロールすれば出来ることです。[331]いいえ、これは別に陰謀なんかじゃ
ありません-ただ、世界はこの様に動いているというだけのことです。
上に挙げたワクチン候補は、すべて実在のものです。そして今から 2 年も経てば、製薬会
社は新たに 50種類ほどのばい菌に対して「ワクチンを開発」していることでしょう。これ
がパスツールの教え-病原菌説の残した遺産です。今までに、何千のもバクテリア、ウイ
ルス、最近が発見されてきました。そして現代医学においては、これらの全てが理論上ワ
クチン開発の対象候補に当たるのです。まったく馬鹿げた話です。
「この世に存在する全ての微生物に対して、なんでもかんでもワクチンを開発する必要は
ない。」 -Stephanie Cave, MD [172]
通常のパターンとしては、こんな感じです:
・あるばい菌を見つける
・病気を命名する
・そのばい菌が病気の原因だと宣伝する
・その病気が原因で死亡件が数件あると証明する
・そのばい菌の活動を緩和するワクチンを作る
・子供達の血液にこのワクチンを打てるよう合法化する
これが、アメリカ式のやりかたです。ここで重要なことは、人々の健康なんかではありま
せん。今までも、これからも。
安全なワクチン
この 2 年の間に、新しくその場限りの空想話のような観念が、どこからともなく作り出さ
れました-皆さんも目にしたことがあるかも知れませんが-グリーン(環境によい)ワク
チンというものです。彼らの切り返し方は、こうです。「そう、確かに幾らか危険性のある
ワクチンもいくつかあります。でも、ワクチンのそうした問題点を解決し、今までずっと
宣伝してきたように、本当に命を救ってくれる魔法の接種薬にするために、専門家達が昼
も夜も尽力していますので。つまり、私達にはさらにワクチンが必要なのです、ただし、
より良いワクチンという意味ですが。そう、私達がよく耳にする、悩みの種の副作用反応
や死亡、半永久的な脳障害などを引き起こさず、効果もより大きいワクチンが必要です。
その上、こうした新しい改良版ワクチンのグループには、もう名前だって考えてあるので
す。私達は、これらをグリーンワクチンと呼ぶことにしました。まあ、本当は実在しませ
んし、おそらくこれからもそんなものは有り得ないでしょうが、でも物は試しといいます
からね?」
グリーン運動(環境運動)にあやかって一儲けしようという下心的な利益以外に、子供達
の未発達な免疫系に重金属や DNA を変えてしまうような生物を注入するという行為がも
たらす環境的な利益など、何があるというのでしょう? では、彼らがこのグリーンワクチ
ンという表現で言わんとしていることを見てみましょう。自然との調和、環境破壊の中止
を目指す本当のグリーン運動と、これほど相反したものは考えにくいですが、彼らが並べ
立てた薄っぺらな主張の裏を見れば、この呆れた商品名の元になっている道徳、倫理観が
いかほどのものかは明らかです。
グリーンワクチンとは、E.L.Bernays のメディア商法の実現版でしかありません。対抗物
のコントロールという技法です。これは、ありとあらゆる分野における主流派の方針に対
する、至極まっとうな批判論を弱体化させるように仕向ける技で、話を脱線させてごまか
す、というものです。今回の件に関して言えば、ニュースを速読するタイプの大多数に向
けて、こう交渉譲歩したわけです。「はい、確かにワクチンには些細な問題点がありますが、
やがて無害なものが新しく出てきますよ」、と。
このことを知ってしまったからには、この赤札には十分注意してください。こんな矛盾し
た説を認めてしまったら、主張している彼らの思う壺です。何が、グリーンなワクチンな
ものですか!お次は何でしょう、グリーンな劣化ウラニウムでしょうか?
社会ダーウィン主義
この本のシリーズが刊行されてから、もう 10 年が経ちます。ワクチンの問題について、人々
は関心を示し始めているでしょうか?
ワクチンの宣伝、推薦のために何千万ドルも使われていることを考えれば、全ての親達は
もうすでに完全に丸め込まれてしまっているかと思えるでしょう。が、そうではありませ
ん。「絶え間ないメディアの支持、学校側からの要求、ごく少数派の見解であること」とい
った、ワクチン支持側に断然有利な状況にもかかわらず、合衆国でワクチン接種を受けて
いない子供達の比率は、毎年少しずつ増えています。
ワクチンを拒否するには、自己教育-「こんなにワクチンが騒がれているのには本当に訳
があるのかもしれないな。我が子を守るためなら、親としては何でもやってみなきゃ」と
決心して多大な個人努力をすること、が必要ですが、にもかかわらずこうした人がこんな
に増えてきていることには驚いてしまうほどです。一般的路線を外れて歩むのはとても大
変ですから、これはいわゆる消耗戦です。一歩一歩、努力を積み重ねていかなくてはなり
ません。ワクチンに対する真の認識が、主流になることは決してないでしょう。自分自身
を頼りに、自己教育を行い、子供の免疫系を何にも傷つけられないままに発達させてあげ
ようとする姿勢には、絶え間なく攻撃が仕掛けられてくるものですから。
本書で示した見解が、大衆のメディアで取り上げられることは無いでしょう。例えどんな
に大勢の子供が被害にあっても、ワクチンに対する従来の見方に打ち勝つことはまず無い
でしょう。ワクチンは、これからも消えてなくなりはしません。合衆国の子供達の大多数
は、これからもずっとワクチンを受け続けるでしょうし、ワクチンによる被害の件数は、
増え続けることでしょう。
こうした暗い未来予想図に、何か希望の光はあるでしょうか?そうですね...皆さんは、
人類もまた、地球上の他の全ての生き物と同様に、自然の選択法の支配化にあるというこ
とを覚えていますね? 免疫系が弱いものから、脱落していくのです。ワクチンによって子
供達に莫大なウイルス負荷を絶え間なく強いて、免疫機能を抑制するということを長期的
に続ければ、結果としてそうした子達の家系は最も生き残る可能性が少なくなります。彼
らの子孫代々まで、その DNA を永久的に弱めてしまうからです。過去 50 年間でワクチン
負荷が 2500%にまで増えたこの合衆国において、子供達の健康状態と知能にそれがどんな
影響が与えられたかは明らかでしょう。このパターンをあと 50 年、100 年、200 年と続け
て御覧なさい。自然の法は決して曲がることはありません。
ワクチン関連の課題が、社会そして人々の認識においてどのような力を持っているかを十
分に研究していくと、そのうちにこの問題を真正面から攻撃しても結局はおおかた無駄な
努力に終わるのだ、といつの日か思い知らされる羽目になります。この課題に関して知識
を持たない人々や、軍隊によって知識を持たないように仕向けられた人々は、この先もず
っと自分の子供にワクチンを受けさせ続けることでしょう-そしてその結果、時が経つう
ちに自然の法の選択により、絶滅の道を辿るのかもしれません。これは、別に良いことで
も悪いことでもなく、ただ遺伝子学上そうなるというだけの話です。
私達が作り上げてきたこの暗く濁ったワクチン世界の現状においては、せいぜいこの遺伝
子上の歩みを一筋の希望の光として持ち続けるしかないのかもしれません。
過去からのメッセージ
科学的、かつ技術的な問題が一般人には専門的すぎるという理由で、自分の子供にワクチ
ンを受けさせるかどうかの判断を医者に任せてしまう人たちに、Dr.Hadwen から過去のメ
ッセージをお送りしましょう。
「...ある医療施術を法制化して取り入れ、知識人の意思や善意の訴えを罰金や刑罰で押
さえ込み、無理やり執行しようという時、それはもはや純粋に治療のための問題ではなく、
社会政策、政治方針にのっとられた問題となってしまう。」
一世紀も経った現在でも、このメッセージは現実として響いています。ワクチン問題はも
はや、いわゆる「専門家」に任せておけばいい単なる科学上の課題ではないのです。この
問題が政治と大規模な金儲けにのっとられてしまった今、この国のワクチンに関する医療
報道や臨床研究や法律の裏舞台に、誰が資金提供者として潜んでいるかをちゃんと調べて
みれば、おのずと全体図が見えてくるはずです。免疫系について科学的に詳しく知らなく
ても、ワクチンが危険かどうかの判断くらいは出来るはずです。
ワクチンが危険なのは、科学者達が人間の免疫系について十分に把握していないからだけ
ではありません。科学者たちが人間の免疫系について十分に把握していないにも拘らず、
ワクチンが法制化され接種要求されているから、危険なのです。
マキアベリ氏もにんまりの現状
おそらく、今までの経過の結果の中でも最悪なのは、私達のうち多くの人々が体に生まれ
つき備わっている知恵、すなわち自然の内なる治癒力を信じられなくなってしまったとい
う点でしょう。年々歳々、一日に百回もメディアに言いくるめらた末、私達は乳児の 99.9%
はそのままで十分健全な状態なのでは、という点について考えることさえも出来なくなっ
てしまったのです。赤ん坊の純粋な血液こそ、この宇宙上で最もかけがえのないものであ
り、その純粋な血液の中でこそ人間のゲノムが危険から守られ、世代を超えて受け継がれ
ていくことが出来るのだという点さえ考慮することもできず、免疫系は手を加えずに独自
に成長させなければ、(人間の科学ではいまだ計り知れない)本来の能力を十分に発揮できな
いというのだという点も、考えてみることさえ出来なくなってしまったのです。こうした
ごく自然で、かつ肝心な指摘は、私達には聞きなれなく、狂信的、カルト染みたものに感
じられてしまいます。ありとあらゆる重要な課題において、上から下まで隙間なく「都合
のいい常識」で固められている私達の世界では、都合の良い常識独立した、明確で理論の
通った思考は、もはやごく稀で、しかも非常に恐れられ歓迎されざる行為となってしまっ
たのです。この偽造されたごまかしの世界は、人々がこう考えつかないようにと、あらゆ
る努力を惜しまず見張っています。「私達は皆、自分の直感を信じ、真実を見つけ、それに
従って行動を起こす能力をまだ失ってはいない」と。
現在のワクチン接種方針とは逆行する内容の文献は膨大な数であり、ここに記載した参考
資料のリストは、それを大雑把に抜粋しただけに過ぎません。もしワクチン接種が本当に
安全で大切なものなら、なぜ私達の政府は、我が国よりも健康状態が優れている世界中の
他の自由主義の国々では要求されていないワクチンの数々を国民に強制するような法律を
認めなくてはいけないのでしょうか? 兵隊達を力ずくで押さえつけて、無理やりワクチン
を打ってしまうようにと指示する[356]ような法律や、接種を拒否した人々に刑罰を与えた
り、財産を没収したりするような法律があるのは、なぜでしょうか? 2007 年にMaryland
の人々が、銃口を突きつけられてワクチン接種を強いられたのは、どうしてでしょう?
20 世紀始めの有名な弁護士である Clarence Darrow は、ワクチン接種の強制に対して反対
の声明を挙げました。この声明はよく引用されていますし、その内容は今日でも有効なも
のです。彼の問いとは、こうです。「もしワクチン接種が本当に効くものなら、ワクチン接
種を受けた人達は免疫が出来て病気にかからなくなるわけですよね? それなら、ワクチン
接種を受けないことを選んだ人達がいたって、別に問題ないじゃありませんか-ワクチン
接種を受けた人達が心配することなど、ありませんよね? 安全に防衛されているはずなん
だから?」
勿論、答えは決まってます。「バカだね、金だよ、金!」(Null)[220]
大切な質問
この章の始めに、出来ればあまり考えたくないある1つの質問についてちょっと触れまし
たが、いろいろ知ってしまった今となってはもう、皆さんはこの疑問を問いかけずにはい
られないでしょう。
この国の権力者が、私達の子供の健康か 50 億ドルかどちらを選べと言われたら、どちらを
選ぶだろうか? つまり言い方を変えれば、FDA や CDC、NIHがあるとき突然、証拠が十
分で疑いの余地もないほどに、ワクチン接種は効かないだけではなく、多くの病気と死亡
の原因であり、矛盾だらけの現状を引き起こした張本人だと気付いたとして、こうした発
見を私達に伝えようとするだろうか? そんな内容の記事が、New York Times 紙に掲載さ
れたりするだろうか? ワクチン接種が、突然中止されたりするだろうか?
皆さんが子供だった頃、守ってくれたのは誰でしたか?
学校なら公のものもあるが、子供までそうはいかない
—B J Palmer
OK OK OK ほら大丈夫、
Just a little pinprick ちょっと針でちくっとするだけ
There’ll be no more aaaaah! もう痛くないだ
ろ?
But you may feel a little sick でもちょっと気分が悪くなるかもね
Can you stand up? 立ちあがれるかい?
I do believe it’s working, good… よし、効いたようだね…
– P. Floyd
“I finished your book this morning. Simply the best and most
accessible deconstruction on vaccines I’ve read… proud of
your courage.”
– Anthony Maniotis, PhD
Dept. of Pathology, University of Illinois
“Every new mother and father should have the opportunity to
read it before subjecting their children to mandatory vaccinations.”
– Kilmer McCully, MD,TheHeartRevolution
“a book I recommend to parents so they can make an informed
decision on vaccines… 300 references add credibility…”
– Pamela Middleton, MD, pediatrician, Newport Beach, California
“The most comprehensive book I have read over the past 25
years on this subject.”
– Roy Kupsinel, MD, AutismandtheVaccineConnection
“Dr. O’Shea records the shameful history of what has been done
by the drug companies and the institutions that are supposed to
make sure they are honest… the role played by vaccinations over
the past 100 years has been grossly exaggerated and the harm
done has been carefully hidden from public view.”
– Abram Hoffer, MD, JournalofOrthomolecularMedicine
“…the most well-documented analysis of the vaccination cult
of modern medicine. Be informed of the dangers, lack of
scientific proof of immunity, and other concerns of vaccines.
…the best source for public and professionals, I highly
recommend it.”
– William Deagle, MD, GCNsyndicatedradio
“This book is the best source I have in my library about the
history and the horrors of the vaccine industry. …the three
generations of wholesale poisoning… Thanks for doing the
research for the rest of us.”
– Gary Kohls, MD, PreventivePsychiatry
“…one of the most shocking yet thoroughly researched
exposes on the vaccine industry…an issue that is vital to
our children’s health and future.”
– Hyla Cass, MD, Pacific Palisades, California
“You are right about pure blood…. that is the key.”
– Ted H Spence, DDS, ND
“Keep going after the truth — just make sure your bulletproof
vest fits.”
– Hal Huggins, DDS, Colorado Springs
“…a careful collection of irrefutable facts…spent several
days reading and re-reading it, and it is fantastic!”
– Hans Raible, Esq., Stuttgart Germany
“…dispels the myths and blatant lies that the public is told by
their pediatricians and community leaders… an absolute must
for any parent.”
– Dr. Mark Cymerint, Mission Viejo, California
“Wow! Yours is the most current, best referenced
presentation on vaccines I have ever seen. You have taken
a very complex subject and organized it so that it can be
comprehended by the average person.”
– Dr. TF, Tustin, California